下山事件ー最後の証言/柴田哲孝

下山事件完全版―最後の証言 (祥伝社文庫 し 8-3)

柴田 哲孝/祥伝社

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森達也『下山事件(シモヤマ・ケース)』にもの足らなさを感じ、決定版という評判に本書を読みました。

事件の真相と自らの家族の物語が絡み合い読みごたえがあります。

実行犯など、事件の直接的な真相はこれで間違いないのでしょう。これまで数えきれない取材者を生んだ事件ですが、この決定版が生まれる背景の、斎藤茂男、森達也、諸永裕司、そして身内である柴田哲孝の間の取材者同士の様々な物語も、下山事件をめぐる人間物語として興味深い。

☆☆☆☆
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【BOOKデータベースより】「あの事件をやったのはね、もしかしたら、兄さんかもしれない…」祖父の二三回忌の席で、大叔母が呟いた一言がすべての発端だった。昭和二四年(一九四九)七月五日、初代国鉄総裁の下山定則が三越本店で失踪。翌六日未明、足立区五反野の常磐線上で轢死体となって発見された。戦後史最大のミステリー「下山事件」である。陸軍の特務機関員だった祖父は、戦中戦後、「亜細亜産業」に在籍していた。かねてからGHQのキャノン機関との関係が噂されていた謎の組織である。祖父は何者だったのか。そして亜細亜産業とは。親族、さらに組織の総帥へのインタビューを通し、初めて明らかになる事件の真相。 祥伝社 (2005/07)、祥伝社文庫(2007/07)

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by yomodalite | 2007-03-28 20:24 | 報道・ノンフィクション | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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