ミルキーロードの果てには・・

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カンヌでパルムドールの2度受賞をはじめ、ベルリン、ヴェネツィアの三大映画祭すべてを制覇した監督、エミール・クリストリッツァの作品。

私にはめずらしく、予告編や、公式サイトの絶賛コメントなどを見てから観に行ったのだけど、イメージしていたのとはだいぶ違ってて・・・

戦争地帯にありながら力強く生きる村人と動物たち。彼らの過酷な日常に、美女(モニカ・ベルッチ)が現れて、戦火とはまた別の波乱が起きる・・・そんな物語がちょっぴりユーモラスに、そしてのどかに描かれているんじゃないかと思っていたんだけど、全然そうではなくて、

何度も奇跡が起こる、ジェットコースター・ムービーでした。

でも、幾つもの奇跡を経たエンディングは、「ミルク運びの男と美しい花嫁の壮大な愛の逃避行」の果てにあるものだとは思ってもみないもので、

数日前WoWWoWで、阪本順治監督の『団地』を観て、肉体がある状態が普通ではなくて、心臓が動き続けている方が奇跡だというような、斎藤工のセリフに本当にそうだなぁと思っていたところだったんだけど、



この映画でも、つくづく生きている方が「奇跡」なんだ、と思わされてしまいました。
監督の息子であるストリボール・クストリッツァが音楽を担当しているんだけど、劇中で歌われた、♪ビッグブラザーのせいで、戦争が終わらなーい♫ みたいな曲、原語でもビッグブラザーだったのかな?

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by yomodalite | 2017-09-21 00:00 | 映画・マンガ・TV | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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