『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』

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前日まで、観たい映画がなかったのですが、毎週1本映画を見るノルマを果たさなくては・・・という気持ちから、上映作をサーチしていったところ、こちらのイタリア映画がひっかかってきました。

現代のイタリア映画ってほとんど観られないし、2015年にイタリアでヒットした、ヒーロー物がどんな感じなのかなんて想像もできないし、永井豪原作の日本のアニメが関わっていたり、タイトルもなんか変だし・・

主人公が不死身で、一風変わったヒーローものというと、最近のラインナップである『無限の住人』、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー・リミックス』という、日米伊の比較にもなって面白いかも。そんな感じで観に行ったのですが、

ちなみに、ヨーロッパで、永井氏がとても尊敬されていることは聞いていましたが、私自身は『デビルマン』をコミックで読んだだけで、『鋼鉄ジーグ』のこともまるで知らなかったのですが、映画を楽しむ上では問題なく、

一応の予備知識としては、

主人公が、司馬 宙(しば ひろし)という名で、優秀な科学者でもある父によって、サイボーグにされていることや、「鋼鉄ジーグ」の熱狂的なファンである、アレッシアがいうヒミカとは、永い眠りから覚めた後、3人の幹部を従え、地上征服に乗り出し、鋼鉄ジーグと激しい戦いを繰り広げる、邪魔大王国の女王なんですが、彼女は自分の父親を、その幹部のひとりだと思っていることぐらいでしょうか。

冒頭からしばらくの間、リアルな裏社会の描写や、テロ事件への抗議行動など、『ガーディアンズ』とは違う生々しい現実感があって、しかも、主人公はキムタクとは正反対のリアル親父系だし・・・またもや残酷描写に弱い私には、観られない場面が続いたあと、主人公が自分の驚異的な力に気づいてやったことといったら、

脳みそまですべて筋肉っ!というような馬鹿力を使ったドロボーなうえに、奪ったお金で買ったものも「バカ」がガチ過ぎてドン引きするレベル。しかも、トラウマから精神に異常をきたしている若い女の子アレッシアが、王女のドレスを試着しているときにやったことといったら、もう本当に哀しくなって・・とにかく、ヒーローの資質など、微塵も感じられない男なんですが、

物語は徐々に、『ダークナイト』を思わせる展開(?)になっていきつつも、米国のヒーローもののように、市民や警察官が巻き添えになったり、無関係なところで、簡単に破壊が行われたり、ということがなく、意外にも後味は悪くありません。

『ガーディアンズ』を観たあとなので、エンディングがたった1曲で終わってしまうなんて、短いような気がしてしまいますがw、歌っているのは、主役のエンツォを演じたクラウディオ・サンタマリアで、『鋼鉄ジーグ』のテーマソングらしいのですが、すっごく渋くて、「2」が出来そうな匂いもちらほら・・

で、そのときはまた見に行くかもしれないな、と思いました。



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by yomodalite | 2017-05-25 11:28 | 映画・マンガ・TV | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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