女と母性とチョコレート

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その日、告白した何人かの男の思い出が遠くになるにつれて、バレンタイン・チョコの甘さは忘れられなくなる・・・ような気がする今日この頃。

トリュフは半分に切って頂くので、大抵の場合は、ダーリンと半分こにするんだけど、購入後2時間以内にお召し上がりください。なんて書いてあったり、せっかく食後に薦めたのに、みかんの方がいいとか言われた場合は、翌朝、ひとり占めしてもいいルールになってて、今季のバレンタインチョコの中で、いち早く独占してしまったのが、

京都 牟尼庵のシャンパントリュフ(1個売り)

このトリュフは現場で作られていて、賞味期限は購入後2時間!
というわけで、撮影する間も無く、お口に直行しちゃったんだけど、1個525円もするのに、お口の中で、すぐに溶けちゃう感じで・・・あーーリピート買いしたい。

そして、そんなチョコタイムに読んでいたのは、中村うさぎさんの『壊れたおねえさんは好きですか?』

壊れたおねえさんは、好きですか? (文春文庫)

中村 うさぎ/文藝春秋

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男の堕落とは、父性の喪失である。・・・そして、この「堕落した父性」こそが、世でオヤジと呼ばれ蔑まれる男たちの特徴なのだ。では女の堕落とは何か。男の堕落が「父性の喪失」なら、女の堕落は、「母性の喪失」なのか。いや、私はそうは思わない。・・・過保護も、子供を傷つける虐待も、根っこの部分は同じである。それは、母性の喪失ではなく、「母性の濫用」なのだ。

男が父性を喪失する一方で、女が母性を過剰に濫用するのは、男にとって父性が自分のアイデンティティと折り合いがつきにくいモノであるのに対して、女にとっての母性は大いに居心地のいいアイデンティティだからである。

「父性」とは、男が生まれつき備えている属性ではなく、何かに打ち勝って獲得するもの。だからこそ、それは子供にルールや行動規範といった「社会的」な役割を教える存在となる。他方「母性」とは、多分に生得的な属性であり、それゆえ、子供に情愛や信頼といった「非言語的・観念的」な価値観を授ける。

何とも戦わず何にも打ち勝ってこなかった男は「父性」を持たずに年を取り、単なるオヤジに成り下がる。そして、女たちは、これまた「自己抑制」とか「客観的視座」といった社会的作法を父親から授けられないまま成長するものだから、自分の「母性」のコントロールが利かず、我欲も母性も一緒くたにして子供を支配し、夫である「父性」なき男(それは単なるガキである)まで、母性で抑圧し、結果的にあらゆる男たちを去勢する恐るべき存在となるのである。・・・

・・・なぜ、恋をすると「母性」が暴走するのか。それは恋愛というものがそもそも独占欲に基づいた感情であり、ほとんどの場合、我々が「愛」だと思っているモノは単なる「執着」に過ぎないからだ。・・・特に女の場合、恋を通して自己確認しょうとする傾向が非常に強いため、「相手への愛」はいともたやすく「我への執念」に変質し、相手も自分もヘトヘトになるくらい追い詰めるのである。

非言語的無意識の混沌の中では、母親は常に子供と一体であり、その一体感ゆえの愛着を「母性愛」と感じている。すなわち、母性とは、他者を自分と一体化させようとする恐るべき願望であり、「我への執着」に他ならないのである。(引用終了)

ふぅーーー、
女性の権利とか言ってる人たちに際限がないのは、そーゆーことなのかぁ。。

ところで、こちらは牟尼庵の「ティーセット」
ここの抹茶チョコは、私が食べた中ではNo.1の抹茶チョコかも!


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Commented by やんちゃ at 2017-02-08 10:15 x
賞味期限が2時間とは、ドキドキですね。和菓子みたい。食べてみたいですいつか。
Commented by yomodalite at 2017-02-08 20:57
賞味期限2時間は、おおげさだったかも(汗
というのも、お持ち帰り時間は?て聞かれて、他に買い物とかあったんで、5時間って言ったら、その時間分のドライアイスを入れてくれたしw

だから、実質的には、本日中だよね!

で、今日はティーセットの3個目をいただきました。
こちらは、本日中に食さない場合は、冷凍庫で30日保存可能。解凍後は3日が消費期限だったんだけど、3種類とも美味しかったーーー!
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by yomodalite | 2017-02-07 11:58 | エッセイ | Trackback | Comments(2)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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