映画『放浪の画家 ピロスマニ』

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『FOUJITA』が始まる前にやっていた予告編で観たくなった映画。今回の上映は、1969年の映画をデジタルリマスターしたもの。







平日のお昼に観たのですが、予想以上に人が入っていて驚いたのですが、ピロスマニは、加藤登紀子さんなどの歌でおなじみの「百万本のバラ」のモデルだったんですね。

でも、酒場で見初めた踊り子マルガリータへの思いや、バラのエピソードというのは、この映画が描きたかったこととは少し異なっているようで、

私には、ロシアやトルコやイランに挟まれ、世界で2番目にキリスト教を国教化したグルジアの原始キリスト教の雰囲気や、その信仰に忠実であろうとしたことで、中央の画壇に高く評価されつつも、そこから離れていかざるをえなかったピロスマニの孤独な生き方が印象に残りました。


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また、ロシア帝国から独立したグルジアには、今、毎日のように考えている「HIStory Teaser」に登場するハンガリーに共通する部分もあったり、グルジア文字という優美なフォルムをもつ文字にも惹かれて、同じグルジア出身のパラジャーノフの映画とは、また少し違うグルジアを感じたり・・・

最近めったと買わなくなったパンフレットも、今回めずらしく買ってしまいました。

リマスターの都合なのか、通常の映画サイズではなく、昔のテレビのように左右がカットされているので、映画館に行かれる方は、いつもより少し前でご覧になってもいいかもしれません。







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by yomodalite | 2015-12-09 17:18 | 映画・マンガ・TV | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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