和訳 ecstasy『Dancing the Dream』[31]

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何度か言っていることですが、『Dancing the Dream』という本には「素晴らしい教えが紹介されている小冊子w」のようなところがありますよね。

これまで30編の詩を訳してきて、最近、特にそう感じるんですが、これは、マイケルにとって、彼が信者時代に配っていた小冊子に代わるものだと思うんです。

私たち日本人は、エクスタシーというと快感の絶頂のような感覚をイメージしますが、Ecstasy は、キリスト教の重要な概念で、カトリック美術には、その状態を表わした絵画も多く、「WINGS without ME」で紹介したベルニーニ「聖テレジアの法悦」だけでなく、教科書でおなじみのフランシスコ・ザビエルの絵などもそうなんですが、魂が抜け出して、神と繋がるという表現なんですね。キリスト教の「禁欲」は、この「恍惚感」と一体になっているわけです。

でも、マイケルの「Ecstasy」は、そうしたキリスト教が用意したものではなく、むしろ、キリスト教が禁止した「快楽」に近いものでしょう。


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権力者によって教義が作られ、腐敗の温床となっていた当時のカトリック教団を批判したプロテスタント系の宗派は、宗教の本質は直観と感情だと言い、神様は心のなかにいると考えた。でも、神が心の中にいるという考えは、自分の主観的な心理作用と神を区別できなくなってしまうという問題があって、『MJ Tapes』で、シュムリーが、MJの「偶像崇拝」に対して厳しいのも、そういった理由なのですが、ただ、そうやって「偶像崇拝」に厳しい態度をとることで、神との繋がりが感じられなくなることも確かなんですね。

ここを正せば、別の場所が綻ぶというのは、宗教に限らず、改革の歴史すべてに言えることですが、自分が信じる「正・悪」を信じ過ぎている人は、常に自分よりも相手を疑い、攻撃することで「正しい社会」を作ろうとしてしまう。

私が神学論争に興味をもち始めたのは、マイケルが亡くなってからですが、それは、彼の一見シンプルで、褒め言葉として言われているわけではない、その「純粋さ」が、実は、現代の最先端の無神論を意識したものだったと感じるようになったからなんです。

マイケルは常に相反する考えや、批判をふまえたからこそ、音楽を視覚化できただけでなく、自分の肉体すべてで、エクスタシーを表現することができた。

前置きが長くなりましたが、「ecstasy」の和訳です。

日本語の気になる点は遠慮なくお知らせください。


ecstasy

written by Michael Jackson


I was born to never die

To live in bliss, to never cry

To speak the truth and never lie

To share my love without a sigh

To stretch my arms without a tie

This is my dance, this is my high

It's not a secret, can't you see

Why can't we all live in ecstasy


僕は不滅の人生のために生まれてきた

喜びに生きて、泣くこともなく

真実を語り 嘘をつくことはない

疲れることなく、愛を分け与え

縛られることなく、腕を伸ばして

僕のダンスは、僕の高揚

特別なことはなにもない、君にもわかるだろう?

みんな、エクスタシーのなかで生きることができるはず


Ecstasy ― Ecstasy

Why can't we all

Live in Ecstasy.


エクスタシー エクスタシー

さあ みんな

エクスタシーのなかで生きよう


Without a guilt, without regret

I am here to forget

Tainted memories of imagined sin

In every friend, kith and kin


罪の意識も、後悔することもなく

あらゆる友人や親族が想像しただけの罪や

汚れた記憶を忘れるために、

僕はここにいる


We have come to celebrate here

The getting rid of every fear

Of every notion, every seed

Of any separation, caste, or creed.


僕たちは祝福されてここにやってきた

あらゆる恐れ

あらゆる概念、あらゆる種

どんな分類も、階級も、信条も乗り越えて


This alienation, fragmentation, abomination

Of separation, exploitation, isolation

This cruelty, hysteria, absolute madness

This anger, anxiety, overflowing sadness

Disrupted ecology, wanton destruction

Diseased biology, nature's obstruction

Endangered species, environmental pollution

Holes in the ozone, defying solution

Is not knowing the spark that lights my interior

Is the same fire, glowing in every man, child, and mother superior


分裂して、憎悪し、疎外することや

分離させ、搾取し、隔離することも

虐待や、ヒステリー、純粋すぎる狂気によって

怒りや、不安や、悲しみは溢れる

理不尽な破壊によって、崩壊する生態環境

病んだ生物学は、自然の障害となり

環境汚染によって、絶滅の危機にある種のことも

対策が遅れたことによる、オゾン層の危機も

自分の心のなかで輝いている光に気がついていないからなんだ

それと同じ炎が、すべての人と子供、そして母親を照らしているのに


We have come to celebrate here

The getting rid of every fear

Of every notion, every seed

Of any separation, caste, or creed.


僕たちは祝福されてここにやってきた

あらゆる恐れや

あらゆる概念も、あらゆる種も

どんな分類も、階級も、信条も乗り越えて


Feeling free, let us flyInto the boundless, beyond the sky

For we were born to never die

To live in bliss, to never cry

To speak the truth and never lie

To share our love without a sigh

To stretch our arms without a tie


自由を感じて、

果てしない空の向こう側へと飛び立とう

僕たちは、不滅の人生のために生まれてきたんだから

喜びに生きて、泣くこともなく

真実を語り 嘘をつくことはない

疲れることなく、愛を分け与え

縛られることなく、腕を伸ばして


This is our dance, this is our high

It's not a secret, can't you see

Why can't we all live in ecstasy


僕のダンスは、僕の至福

特別なことはなにもない、君にもわかるだろう?

みんな、喜びのなかで生きることができるはず


Ecstasy ― Ecstasy

Why can't we all

Live in Ecstasy.


歓びも、悦びも

さあ みんなで

歓喜のなかに生きよう


(訳:yomodalite)


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Commented by ヤンチャ at 2015-06-03 17:48 x
そうだったのか。
和訳の前に解釈を間違えないように前書きをつけてもらい、詩の意味がちゃんと届いてきます。
最近、ヒストリーツアーの各地のをYouTubeでしっかり観てまして、2時間、歌い踊る隊長の姿に、この詩を重ねて、自分のこともファンのことも信じている姿が眩しい。体力や気力が充実し、金パンに体力が‼︎全力出さないと到達できない境地にもまだまだ余裕がある感じに魅了されて、加えてyomodaliteさんの和訳で、潤ってます。
Commented by yomodalite at 2015-06-04 08:57
>解釈を間違えないように。。。

あくまで、私が思ったことなので、、ほんの参考でお願いしますね。

>ヒストリーツアーの各地のをYouTubeでしっかり観てまして、

『カルミナ・ブラーナ』は、カトリック教義に反旗を掲げた歌で、まさに、「Human Nature」な内容ですけど、マイケルのパフォーマンスも本当に何度観ても驚嘆してしまう、クラシックですよねぇ。。
Commented by オオノ カズコ at 2017-05-23 16:38 x
貴方の翻訳を全て読ませて頂きました。とても、研究熱心で、本当に素晴らしい訳しでMhicelの奥深い神への洞察と、森羅万象に対する深い愛を感じさせて頂き、大変感動致しました。
ただ、少しだけ残念に思うのは、’心’が’脳’にあると仰ってらっしゃるところです。確かに、’神’という言葉は概念でしかないというような時代になっていますから、そのことは、よく理解できます。形骸化してしまって唯物思想になってしまってますからね。
しかし、私が思うには、魂は、脳にあるのではないと思います。脳にあるとしたら、肉体が滅ぶと同時に、魂も滅ぶことになりませんでしょうか?
肉体は、この世に生まれ、魂の向上をさせる修行のために、この宇宙の創造主から与えられたもので、いわば、肉体は魂の乗り船だということではないでしょうか?
何度も、新しい肉の身を纏い魂は転生を繰り返し、あらゆる体験を重ねながら、この宇宙の創造主、大いなる存在・神との絆、つながりを確かなものに深めてゆく果てしない歩みなのではないでしょうか。
私が申し上げたいのは、要は、’魂’は、永遠に不滅だということです。
’魂’とは、人の心の、もっと奥深くの、最も深淵なる世界、’The Universe'に繋がるものではないでしょうか。その底の深淵なる世界では、この宇宙、森羅万象全てがつながっている。その絆があるからこそ、全てを愛することができるのではないでしょうか。少なくとも、私は、そう想います。
Mhicelの素晴らしいところは、人々や自然の中に、大いなる存在の智慧や意志を歪曲することなく、真っ直ぐに受け取ってしまうという聖人でも至難なことを、ごく自然に成し得てしまうところですよね。’魂’の次元の高さを感じずにはいられません。本当に無垢で、欲得や貪りがない、透明の心だからこそ成し得た境地なのだと感じさせて頂きました。
Mhicelの1ファンとして、貴方に感謝の思いを込めて、少々、意見も述べさせて頂きました。

Commented by yomodalite at 2017-05-23 22:32
オオノさま、コメントありがとうございます!
このコメントのおかげで、久しぶりに、「ecstasy」の和訳の前に書いた自分の文章を読み、オオノさまが「魂は、脳にあるのではない」とお書きになられた気持ちがわかった気がしました。

それは、まさしく私の文章の拙さのせいだと思いますが、

・宗教の本質は直観と感情で、神は心の中に存在している。
・魂は「心」にあるのではなく「脳」にあって、神は概念でしかない。

上記の2行は、世間にある相反する考えを並列させたつもりだったので、2行目を反転して、1行目を言えば

・魂は「脳」ではなく「心」にあり、それは、神や宇宙と繋がっている。

ということで、これは「私の考え」であり、オオノさまがお書きになった「’魂’とは、人の心の、もっと奥深くの・・・」と同じ考えと言っていいと思います。

今読み返して、自分の文章のマズさや、この頃、多くのMJファンの間で交わされていた会話を思い出したりもして、現在、この詩の和訳の前の文章として、適切ではなかったと反省し、とりあえず、この2行は削除しようと思いますが、

今読んでも、ずいぶんと味気ない書き方をしてしまったのは、自分の考えにも近く、またオオノさまのような感覚をもつ方の方が大勢いることを踏まえたうえで、その感覚に対して「突き放した見方」が必要だと思ってしまったからです。

マイケルが両手を広げただけで、そこには「愛」の感覚が生まれ、彼が指を指しただけで、そこには、未来や宇宙が見える・・・どんなに歌やダンスが上手くても、そんなパフォーマーは今後何百年も経っても現れそうにないと、毎日のように思うのですが、

それは、生まれ持った「天分」だけではなかったと思うんです。(つづく)
Commented by yomodalite at 2017-05-23 22:34
日本のスピリチュアル好きな方は、輪廻転生を好ましいものと考えている方がほとんどで、「何度も、新しい肉の身を纏い魂は転生を繰り返し、あらゆる体験を重ねながら、この宇宙の創造主・・・」というようなお考えで、「神」や「宇宙」を意識されている方が多いのですが、

マイケルは「魂は転生を繰り返し」という部分に関しては「信じていません」。その部分に関してマイケルは疑っているというか(MJTapesでの発言)、「信じている」というレベルではないんですね。

『Dancing The Dream』は、マイケルが青年期までの宗教に別れを告げ、東洋の思想をに影響をうけて書かれたものですが、彼は東洋思想に「改宗」したわけではなく、世界中の様々な思想を学んで、自分の信仰を深めている時期なので、私も出来る限り、現代の日本の中で自然に培われている自分の考えとは「異なる」方を、常に意識するようにしています。

オオノさまにとって、「魂は転生を繰り返す」ということ「魂は永遠に不滅」ということは同じですか?また、誰の魂も転生し、永遠に不滅なのでしょうか?

この質問は、仏教や東洋思想への問いの中で、もっとも「初歩的」なものですが、マイケル好きで、スピリチュアル好きというような方で、これをクリアされている方は少ないと感じます。

参考記事)http://nikkidoku.exblog.jp/17759696/

私は、魂が脳にあるというよりは、心にあると思っていますが、ブッダや、マイケルと同じように、「魂は転生を繰り返す」とか、「魂は永遠に不滅」というような確信はしていません。

あらゆる才能を生まれ持ったマイケルですが、彼の「信じる」という才能は、疑いをもつという「鋭さ」と表裏一体だと思います。人を疑うよりも、常に自分の矛盾に気づいて、客観視するということです。(つづく)
Commented by yomodalite at 2017-05-23 22:59
マイケルのことを考えるようになってから「無垢」ということについて、ずいぶんと考えました。生まれたばかりの子供が「無垢」なのは自然ですが、そこには「無知」も存在します。あらゆる知識に貪欲でありながら、知識にに溺れることも、重要視することもなく「無垢」でいられることは、本当に希少なことで、マイケルはそういった希少な存在だと思います。

彼は、ミケランジェロのような作品を「永遠」だと感じ、今与えられている命や才能を使い尽くすことが、「永遠に生きる」ことに繋がるのだと強く信じていました。そこから、「I You we」や「ARE YOU Listening?」のような世界へと進んでいく中では、何度も矛盾や疑問にぶち当たったと思いますが、そこでも、マイケルは、常に「真理」がわかったというよりは、常に極限まで考えて、ギリギリ答えを出してきたのだと思います。無知とは正反対でありながら、マイケルが「純粋さ」を保てたのは、その真剣さではなかったかと。

>ごく自然に成し得てしまうところですよね。

自然にみえることが、自然に出来ているとは限らないと思います。たいていの凡人は「天分」を信じますが、歴史を創ったような天才たちの多くは99%の努力について語るものです。

マイケルのダンスは「静止」したときが、最も美しいと思いませんか? 

それは、自然に踊りだしたくなる感覚とか、とてもダンスが上手い人とも異なっているように感じます。

>Mhicelの1ファンとして・・・少々、意見も述べさせて頂きました。

ありがとうございました。今後ともいろいろなご意見をお待ちしております。
Commented by オオノ カズコ at 2017-05-24 00:46 x
このような、丁寧なお答えを頂けるとは思いませんでした。感謝申し上げます。
また、私が、端的にお伝えしようとしてしまい、言葉が足りなかったように思います。申し訳ございませんでした。
まず、最初に申し上げたいことは、私は、仏教徒でもキリスト教徒でも、また、他の宗教者でもございません。
ただ、幼き頃から、「人は何のために生まれてくるのか、どこから来て、どこへ向かおうとしているのか?そして、自分は何者で、何のために、この人生を生きているのか?何故、人は戦争という愚かな争いを繰り返すのだろう?etc.」と疑問を抱いておりました。そんな疑問に答えが欲しくて、哲学書から宗教本まで、あらゆる書物を読みあさりました。
うろ覚えで申し訳ありませんが、確か、聖書のマタイ伝か何かに、12使徒の中の誰かが、過去世の言葉を語ったというような下りがあったこと。
また、ゴータマシッタルダ(現代の仏教の祖)が、「来世、日の出ずる国、ジャプトーバーのケントティに生まれる。そこは、ルビーやサファイアのような光でいっぱいに輝いているだろう。(現在の夜景のことかなと)」と弟子達に語るくだりがあったこと。他にも、もっとございますが、書き切れませんので悪しからず。
このことから、「魂は永遠で、人は転生を繰り返す存在なのだ」ということなんだなという考えに至りました。
>何度も矛盾や疑問にぶち当たり…ぎりぎり答えを出してきたのだろう。
もちろん、人生は楽なことは少なく、苦悩と葛藤の連続だと思います。
マイケルがオックスフォード大学で行った講義からも、人生を生きる中で苦しみ抜いて導き出した答えなのだということを強く感じております。
また、マイケルがオプラのインタビューの中で素晴らしことを語っていたのも思い出されます。このことを語ると長くなるので割愛させて頂きます。
>歴史を創ったような天才たちの多くは99%の努力…
そうですね、例えば、かのエジソンも「天才とは、99%のパースピレーション(発汗=努力)と1%のインスピレーション(霊感)である」という有名な言葉を残されていますね。仰る通りです。
先の文章は削除される必要はないと存知ます。人、それぞれの考えがあってもよいことだと存じております。



Commented by yomodalite at 2017-05-25 09:24
オオノさま
再びのコメントありがとうございます。

>人、それぞれの考えがあってもよいことだと存じております。

「残念だ」って言ったのは貴方の方ですからね(笑)というか、本当に基本的なことを申し上げますが、マイケルの和訳をするうえでは、私の考えも、貴方の考えも、封印すべきではありませんか(笑)

もっともどんなに封印したつもりでも、自分というのはどうしても滲み出てくるもので、訳者は原作者と同じにはなれません。ですから余計に強く意識することが大事だと、わたしはものすごく強く自分に言い聞かせているんですが、そう思えば思うほど、しばしばファンだという方から自分の考え(=マイケルの考えw)と違っていて「残念だ」なんて言われてしまうんですよ(泣)

マイケルの詩の解釈が違っていると思われるなら、違っているというエビデンスは「マイケルの言葉」以外にはないはずです。私は自分の考えをのべているわけではありません、和訳ですから(笑)

>私が、端的にお伝えしようとしてしまい、言葉が足りなかったように思います。

あなたが特定の宗教信仰者でなく「(何かしらの真理)をお伝えしよう」としているなら、ご自分の考えを話したい、ということを、まずは意識してください。もちろん、それは悪いことではありませんし(←強調!)、私は自分のブログに興味をもってくださった方にとても興味があるので(←強調!)、とことん聞いてみようと思いますし、いろいろと考えながら返信しようと思います。(今、やっているように)

オオノ様と同じように、わたしも仏教徒でもキリスト教徒でも、他の宗教者でもなく、様々な疑問を抱いて、哲学書から宗教本まで、あらゆる書物を読みあさってきましたが、そういったことで培った結論を、マイケルの思想やスピリチュアルについて考える際に流用しないように気をつけています。

私は「THIS IS IT」を観たあと、これまでの人生で流した涙を遥かに超えるほどの涙を流しました。彼が亡くなったことが悲しいという以上に、マイケルの最後の姿に、自分自身の生きかたの甘さを思い知らされて、それで何日も涙を流し続けて、私にとってそれは自分を一旦まっさらな状態にしてくれる「洗礼」のような体験だったというか・・・

私は何よりも「マイケル」を信仰しているんですね(笑)。つづく
Commented by yomodalite at 2017-05-25 09:25
ですから、マイケルが読んだ聖書、彼が実際に語ったこと、彼が実際に読んだ本・・・そして、「必ず原典をあたる」というマイケルがやっていたルールを守ることに、アホほど時間をかけ、できる限り愚直にやってきました。どうして、マイケルの考えを、自分に寄せていく人ばかりなんだろうと思いながら、ね。

私は、オオノさまが信じておられることを否定したいとはまったく思いませんが(←強調!)、前回も言ったように、マイケルは、「魂は転生を繰り返す」ことも、「魂は永遠に不滅」ということも確信はしていません。

それで、なぜ、マイケルがそれを確信していないのか、という「糸口」になればと思い、余計なことを長々と書いてしまいましたが、

前回質問した、「魂は転生を繰り返す」ということ「魂は永遠に不滅」ということは同じですか?また、誰の魂も転生し、永遠に不滅なのでしょうか?に答えていただけなくて残念です。

でも、今貴方がご自分で「確信」していることの方がしっくりくるのは、当然だと思います。私たちはマイケルとはまるで違う人生を歩んでいますし、何千年も前に、外国人が書いた聖書や仏典よりも、今の私たちに理解でき、私たちの現実の苦しみに寄り添い、疑問に答えてくれるような「教え」の方が、直感的に正しいと思うものです。

ただ、私は先人の言葉を改ざんし、自分の考えにあわせて利用し、彼らよりも「上」に立とうとする人たちのことは、尊敬できないので、自分に「しっくりくるような考え」に出会ったときも、引用の正確さや、原典をチェックにはこだわります。

>12使徒の中の誰かが、過去世の言葉を語ったというような下りがあったこと。
>ゴータマシッタルダが、「来世、日の出ずる国、ジャプトーバーのケントティに生まれる・・・

私は聖書にも、仏典にも詳しくありませんが、これらは「原典」由来ではないのでは?(GLA系?幸福の科学?真光系? 仏教の「原典」については、キリスト教以上に曖昧だとは思いますが・・)浅学の私のために、どこにそう書いてあったのか教えていただけると幸甚です。
Commented by yomodalite at 2017-05-25 10:08
>マイケルのオックスフォードスピーチや、オプラのインタビューの中で素晴らしことを語っていたのも思い出されます。このことを語ると長くなるので割愛させて頂きます。

割愛してくださって結構です。似たような考えをもつ人を仲間として求めたいなら別ですが、「人は何のために生まれてくるのか・・・何故、人は戦争という愚かな争いを繰り返すのだろう?」というような問いのためには、すんなり共感できることより、違和感を感じることを掘り下げることの方が重要だと思いませんか?

私がマイケルについて書くときに「重要視」していることですが、私たちは「宇宙」とか、「自然」の状態に「神」を感じることが多く、「魂」について考えることが好きですよね。でも、キリスト経圏では、少し違います。マイケルの神は、宇宙の創造主である「God」であり、彼はそれを「Jehova」という名前で呼んでいます。これを、多くの日本人が理解するのは、頭を割るぐらいしんどいことだと思いますが、マイケルもその逆に苦しんだはすなので、私もそうしたいと思っています。

私の文章の中で、オオノさまに「違和感」を感じさせてしまうことの多くは、そういった気持ちの空回りや、出来の悪さにあるのだと思います。
Commented by オオノ カズコ at 2017-05-25 19:59 x
まず、申し上げておきますが、私は、あなたの仰った宗教のどれにも該当しません。
今までに、このようにブログにコメントを寄せることは無く、今回、初めて不慣れながらもコメントを寄せてみましたが、「残念だ」という言葉が、マイケルを純粋に愛されている貴方の心とプライドを傷つけてしまったのであれば、誠に申し訳なく思うと同時にコメントすべきでは無かったかなと後悔しています。
ただ、このまま無責任に返答を出さないのも失礼かな想い、コメント致します。
>「魂が不滅か」ということと、「魂が転生を繰り返のすか」ということがイコールになるのか?
とのことですが、答えは、イエスです。
私とマイケルとの出会いは、デパートで流れていた美しい少年の声のクリスマスソングからでした。当時は、今のようにインターネットで簡単に情報を得ることができず、収集に大変苦労しました。その頃からのファンですので、宗教という括りでお話したくありませんし、あまり、宗教談義のようなことを好みませんが、質問されておられるので、敢えて、お話し致します。
これまた、私が幼き頃の体験談になりますが、自らが体験した臨死体験や、人に重なって見えた、もう一つの透明な体や、深夜に、聞こえるはずのない人々の声など。不思議な体験を数え切れないほどしてきました。(10才くらいまで続きました)
大人達には、頭のおかしい子なのか、それとも、自分を構って欲しくて嘘をついているのかと厳しく窘められました。
信じないと思われるのであれば、それでも宜しいのですが、このこと無しには語れませんので、敢えて、お話致します。
そのような体験から、14、5才の頃から、この手で触れられる世界とは違う、もう一つの違う次元、世界があるのではないかと思うようになっていきました。
Commented by オオノ カズコ at 2017-05-25 20:28 x
「人は、何のために生まれてくるのか…」という想いも、この体験がベースです。
親戚の中には、あなたの仰るような新興宗教、天理教だったり、創価学会だったり、キリスト教だったり、エホバ教だったり、いろんな宗教を信じている人たちがいましたが、その中には、私の疑問の答えはありませんでした。もともと、現代の宗教に疑問を感じていましたので、のめり込むようなことはありませんでした。
哲学書も読んでみましたが、とにかく、専門用語が多く、多少、共感できるところはありましたが、当時の年齢では、全てを理解することは困難でした。
そんな、15才の頃、今から46年前に出会った1冊の本が疑問の多くを解決してくれました。著者は、幼い頃に私と同じような体験をしており、私だけではなかったのだと感涙したのを覚えています。その著書が「魂は永遠」という考え方のソースです。
他には、エドガーケーシーの著書も何冊か読みましたし、息子が、小学校から大学までミッション系の学校でしたので、否が応でも聖書が目に入り、良いなと思う部分だけ、チョイスしていました。
昔、親戚が入信している某宗教団体に、質問責めにあったという苦い思い出がありますので、最初に申し上げたように、宗教談義のようなことはしたくありませんので、敢えて、著書の名前は伏せさせて頂きます。
私も、貴方と同じように、「自然」や「夜空の星々」や「宇宙」の中に、神(創造主)の存在を感じています。
貴方の質問全てに答え切れていないとは思いますが、これくらいに止めておきます。
Commented by yomodalite at 2017-05-26 12:04
オオノさま
私の方こそ、いろいろと後悔しておりましたが、返信を読んで少し安堵いたしました。ご自身のことを含めて文章を書かれるのは大変だったでしょう。どうか後悔なさらないで欲しいと願うばかりです。

今回書いていただいたことで、オオノさまの「魂」について考えられる原点がわかりました。そもそも、私は「魂が脳にある」論者ではないので、エクシタシーの和訳で、オオノさまがそれを気にされた理由がよくわからなかったんですね。

幼少期に否定された経験をもつオオノさまには、そんな意識はないと思いますが、少なくともネット上では、貴方がおっしゃることの方が「マジョリティ」です。それで、私には常にそこから、少しずらした話をしようという意識が働いてしまうのです(困った習性です)。

臨死体験というような話で、マイケルが読んだ本としては、以前こちらの本を紹介したことがあります。http://nikkidoku.exblog.jp/25277859/

ちなみに、私は先に挙げた宗教についても否定してるわけではありません。私は特定の宗教信者の方から、嫌な経験をしたことがなく、たいていの開祖の方々のことは概ね尊敬しているというか、学ぶところがあると思っています。私がはっきり嫌いだと思うのは、自分が正しいと思うことに反対するのは「悪」だと決めつけて滅ぼそうとしてしまう人たちです。

これは宗教に限ったことではありませんが、どんな考えにも良い点と悪い点というか、完璧なものはないというのが、私の考えというか、もし、「魂は脳にあるのだ」と結論づけられる方からコメントをいただいたなら、全力で反論したるわ!と力が入ってしまったりするタイプなんです(自分でも疲れますw)

>敢えて、著書の名前は伏せさせて頂きます。

ぜひ、その著書を教えてください。

オオノさまが議論が嫌いなことはよくわかりました。私は議論が嫌いではないですし、常に自分を揺さぶっていたい方なので、特に不特定多数がみるブログでは、主に少数派というか、他者側にまわろうとしてしまうことが多いのですが、教えていただいた本に関して、反論する気はありません。自分一人で静かに味わいたいと思います。
Commented by co at 2017-06-02 23:39 x
> マイケルが両手を広げただけで、そこには「愛」の感覚が生まれ、
> 彼が指を指しただけで、そこには、未来や宇宙が見える・・・
そうだった。
ワタクシ、最新そんなMhicelを感じる時間とココロがたりていなかった!
今日も気づきをありがとう。

週末は全身全霊で・・・ちんぷな表現。
続き書くのはやめておこっと。Mhicelを感じるのに言葉はいらなかった。
Commented by yomodalite at 2017-06-03 22:09
coさん、なんか・・ありがとーーー(はぁと)
昨日、akimさんとボディガード本をネタに、
いろいろしゃべり倒してきました!
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by yomodalite | 2015-06-02 06:00 | ☆Dancing the Dream | Trackback | Comments(15)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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