桜と「We've had enough」雑感。。

f0134963_17283334.jpg


昨日はすごくいいお天気だったので、昼間から桜を見に行った。

いっぱい咲いているだけでなく、

こんなにラブリーなものが、無数に地面に落ちているなんて、、


ようやく、ウィラとエレノアの会話を最後まで紹介することが出来たけど、なんだか、まどろっこしくて、わかりきっていることを面倒くさく説明しているだけとか、あるいは、わかったようで、わからないと感じた方もいるかもしれない。

MJが言っているように「立ち上がる」ってどうすればいいのか?

そして、エレノアが言っているように「その構造に勝てる確率はすごく低い」ということも確かで、MJもターゲットになり、そして、「悲しいことに、彼はもう生きてはいない」。

エレノアは、この会話で、MJのジレンマについて説明すると同時に、会話の相手であるウィラが、以前の会話「What is My Life if I Don’t Believe?」で、ジョイエよりも、より深刻にMJのジレンマを受け止めているのが、なぜなのか?について、彼女に代わって説明しているのだと思う。

ウィラは、エレノアが説明していることを、ときおり「思ってもみなかった」と答えていて、それは、この記事全体で書かれているんだけど、

本当は、気づいていることなのだと思う。



f0134963_17411138.jpg


エレノアは、MJのジレンマは、「We've Had Enoughの子供たちが直面したジレンマと同一」で、それは、「彼がよく、L.O. V. E.と表現した力に対して、深い共感と結びつきを感じていたことを考えると、なおさら」であり、「神についての疑問と、悪(evil)の問題が、彼の頭を離れなかったことを示している」と。

英文学の博士号をもっているウィラには、MJが、神への疑問をどのあたりまで考えたかが想像できる。欧米の学問の基礎は、すべて神学にあり、論理的思考を身につけるうえで、「神とはなにか」「神は存在するか」などの疑問を考えることは、論理学の基本なので、そこを通過しない、Ph.D はいないから。『MJ Tapes』での会話は、シュムリーの結論はどうであれ、この会話のあとのMJの行動と合わせてみるとなおのこと、その後もMJが生半可な思考をしなかったことがよくわかる。

そういった探求を、MJは独学で続けただけでなく、1万冊以上の本を読みながら(決して知らないわけではない)学問分野での言葉を使わずに、「子供の心」に集約させた。

そして、そのことで、少年への性的嗜好を疑われ、無実を信じた人も、「MJは純粋だから」と、尊敬するような態度で無視するか、もしくは、MJに同情し、彼を弁護するという「正義の立場」に立って、周囲の人々を断罪するか、いずれにしても、誰もが「自分の問題」としては考えない。

そして、ウィラは、MJが「そういう結果」をも知っていた。と考えている。

それで、MJが、越えようとしたジレンマの深さが身にしみると同時に、身動きのできない自分を感じているのだと思う。

ふたりの会話には、何にどう立ち向かうか。が示されていないけど、それは、MJの歌もそうだったと思う。

私はこの会話を読んで、すべての人を愛するというのが「神の愛」だとすれば、その愛を考えること以上に、深いジレンマはないと思った。

理想の社会を目指して、そうならなかったことも、戦争の歴史が、いつになっても終わらないことも歴史の事実だけど、それでも「愛」が生き続けているのも事実。

残酷な歴史が繰り返されている一方で、愛が失われなかったのはなぜなのか?

ウィラが、MJの苦難を思うと同時に「私たちが想像できないほどの喜びも経験していた」と思うのは、歴史に寄与できるほどの「愛の力」が、自分に与えられているという自負がMJに有ったのだと感じているから。

でも、何が「愛なのか」を、神は指し示さない。

MJも、神から特別な力を与えられているはずなのに、それは子供を通してしかわからない。という。

そう、愛は、自分が「愛している」と強く思ったところで、それが「本当に愛なのか」どうかはわからないし、神のように深い愛は、神にしかわからない。と、なぜか、神について深く考えた人ほどわかるらしい。



f0134963_17433324.jpg


だから、本当に神を考えるとか、魂について考えるというのは、導師とかマスターに忠誠を誓ったり、ソウルなんとかとか、なんとかソウルとか、どこかにいるはずの魂の兄弟や、真の友人や恋人を探したり、見つけることでもなく、

自分自身で「もっとも深い愛を考える」ということで、もっとも深い愛について考えた人というのは、そのジレンマに決着をつけることなく、最後まで、自分自身で考え続けた人なんじゃないかな。。。




[PR]
トラックバックURL : http://nikkidoku.exblog.jp/tb/23860178
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by yomodalite at 2015-04-06 21:45
鍵コメさん、コメントありがとうございます!

>MJtapesのこと、ここに書いてもよろしいですか?

もちろんです。そして、話してくれた内容について、ぜひお聞かせください。
Commented by Lalalu at 2015-04-08 04:34 x
その前に、1つ伺ってもよろしいですか?
私は彼の情報に、あまり詳しくないので
教えて頂きたいのですが
MJtapesは、ファンの間で批判を受けたというようなニュアンスのことが序文のあたりに?書いてあったように記憶していますが
何が批判をされたのでしょうか?
Commented by yomodalite at 2015-04-08 09:49
>何が批判をされたのでしょうか?

彼の情報については、私も詳しくありません。私は情報を得ることを「知る」ことだとは思いませんからね(笑)。ですから、それについては、日本と米国アマゾンのレヴューをご覧になってください。

http://www.amazon.co.jp/Michael-Jackson-Tapes-Intimate-Conversation-ebook/dp/B002Q181ZC/ref=sr_1_1?s=english-books&ie=UTF8&qid=1428449878&sr=1-1&keywords=michael+jackson+tapes

http://www.amazon.com/The-Michael-Jackson-Tapes-Conversation/dp/B003156AXC

それと、、もしかしたら、Lalaluさんは対話が始まる前のあの長い序文を読んでおられないのでは?、、訳するのに面倒な英語のうえに、誰も喜ばないことに涙し、それでもすべてを伝えるのだ!と固くこぶしを握り締め、何度も泣きながら、歯を食いしばって訳し終わった、あのクソ長い序文を(笑)

目次ページ(http://honor.exblog.jp/22139496/)の上部、3つの赤字のタイトル「私が知っているマイケル・ジャクソン」「私たちの対話とこの本について」「対話のはじめに」(この3つが序文)をお読みいただいて(マジ長いよw)、そのあと、私たちが必死で言い訳をしているw、これまた長い「『MJ Tapes』の翻訳について」という[1]から[4]まである文章(http://nikkidoku.exblog.jp/tags/マイケル・ジャクソン対話集/)を、ぜひお読みくださいませ。
Commented by Lalalu at 2015-04-08 11:33 x
わざわざリンク先まで貼ってくださって
お手数をおかけしました。

聞き逃げさせて頂きます(笑)
失礼いたしました。
Commented by yomodalite at 2015-04-08 13:19
>お手数をおかけしました。聞き逃げさせて頂きます(笑)

逃げるなぁーーww 

ていうか、読んだ上で、何が、、ってことだったのね。相変わらずの卑怯な手口なんだから(笑)
Commented by yomodalite at 2015-04-08 22:19
鍵コメさん、ごめんなさい。。もったいぶられて、これ以上、コメント欄を「非公開」で埋められるのは避けたいのです。どうしても秘密の話だということなら、今後はコメント欄ではなく、メールでお願いできますか?お返事できるかどうかは微妙ですが。。
Commented by yomodalite at 2015-04-09 10:10
>あなた、私がcrazyなマイケルファンだと思われたのね(笑)

っていうか、こうやって「公開」で、訳のわからない返信を、毎回アホほど長々と書いてる私の方が、よっぽど「オカシイひと」だと思われてる。否定できないけどw 

でも、もう今さら、遅いと思うんだけど、私、あなたに対しては「大人」になろうと思う。そーゆーことも「やればできる子w」って思われたくなってきたの。とりあえず今日のところは。。

レモネードの話ありがとう!春風とともに思い出す爽やかなエピソードとして、記憶にのこると思う。

いつも変な球ばかり返して悪かった。
ごきげんよう。さようなら。
Commented by ヤンチャ at 2015-04-09 21:49 x
こんな事ココに書いて良いかわからないのですが、今日から同居してた94
才の実母を施設に送りまして、夜になってやはり見に行ってしまいました、そしたら、
夜7時にもう自分てベッドに入ったそうで、あったかくしてもらって、ウチにいるより平和な顔してました。
最後に大事になのはありがとうとごめんなさいがちゃんと言えること。老いに怖れず立ち向かうには、逃げないで解決してゆく正直な生き様しか無いと実感しています。私は、yomodaliteさんからもらった勇気でとても助けられ、しかも、楽しみながら成長出来ている気がします。ついて来て良かったと素直に感謝しています。勝手な思い込みで感謝なんです。そういうことで許してもらってて有難いんです。
Commented by yomodalite at 2015-04-10 20:26
マイケルのいい話は少なく、なんだか面倒くさい話を長々としてしまいがちなブログに、もったいないお言葉です。ヤンチャさんがもらった勇気は、私からではなく、すべてマイケルの力なんですけど、若干でも、伝える道具になれていたとしたら嬉しいです。

>実母を施設に送りまして、

身近にも、そういう話をよく聞きます。私の母も今1人暮しなので、介護のことも、施設のことも遠くない話なのですが、母とは親しいとはいえない関係なので、色々と話をするのも大変で、、でも、子供は私ひとりなので、難しいです。

>老いに怖れず立ち向かうには、逃げないで解決してゆく正直な生き様しか無いと実感しています。

私もそうありたいと思います。良き言葉をありがとうございます。
名前
URL
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

by yomodalite | 2015-04-03 21:00 | 日常と写真 | Trackback | Comments(9)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


by yomodalite