テレサ・イン・ネバーランド/テレサ・J・ゴンサルベス

マイケル・ジャクソンに捧ぐ テレサ・イン・ネバーランド

テレサ・J・ゴンサルベス/三才ブックス




日本では2010年に出版された本ですが、ようやく読了(原著は2009年に出版された『Remember Times』)。

著者は12歳からマイケルのファンで、16歳で彼に会い、ゴシップ雑誌ではビリージーンのモデルとして報道された人物。

私は「マイケル・ジャクソン書籍」に関しては、選り好みせず、すべて読みたい方で、それでつまらないと思ったこともないのですが、この本は想像していた以上に楽しめました(私にとっては、光も闇も、彼にまつわる何もかもがキラキラしているように見えるからでしょうかw)。

調査方法や資料の読み解きなど、著者の「真実の扱い方」についても、普段はかなり気にする方ですが、「恋愛」についてなら、そういったことはどうでもいいです。だって、もし、私の元彼が、私について語ったとしたら、私が思ってもみなかったようなことを言うだろうし、私も同じだと思うから。

マイケルに恋し、彼と同じ時を過ごした女性は数えきれないほど大勢いても、それを「恋愛物語」として出版できるほど文才に恵まれ、作家性があったひとは希少でしょう。

おそらく、彼女は12歳でマイケルに手紙を書きはじめたときから「作家」で、それは、マイケルが少年時から「パフォーマー」だったことに少し似ていると思う。彼が初恋の相手がテイタム・オニールで、ブルック・シールズとは真剣な恋愛だったと自伝に記し、数々のラブソングに虚実を織り交ぜたように。

(引用開始)

私がこの本を書こうと決めたのは、マイケル・ジャクソンと私の交際を知って欲しいと思ったからです。1000万人の読者をもつ米国のセレブ誌『スター・マガジン』、ランディ・タラボレッリ著の『ザ・マジック・アンド・ザ・マッドネス』などが、私たちの付き合いを記事にし、米国のケーブルテレビ・チャンネルVH1は、私たちの交際を放送しました。しかし、内容は、公表されてもかまわないと私たちが判断したことに限られていました。しかも、報道機関一流の語り口のお話でした。いま、私は、自分の流儀で、自ら真実を語りたいと思います。

(引用終了)

タラボレッリ本は、以前、日本で出版された古い版のものを持っていて、彼女についてのエピソードは旧版にも書かれていたことだとは思うんだけど、どういう記述だったかについては、確認する気にならない(どーでもいいからw)。同様に、スターマガジンの記事について調べるのも面倒くさいw。(本書の記述では、スターマガジンの見出しは、「マイケル・ジャクソンの人生のほんもののビリー・ジーンと彼女の赤ちゃん」。彼女はMJと付き合いがない時代に生まれた次男に、スペルは違うものの“マイケル”と名づけている。)

著者のサイトのバイオグラフィーによれば、


本書は、彼女が書いたMJ本の2冊目で、最初に書かれた本が、『OBSESSIONS – the shocking true story of the Real Billie Jean in Michael Jackson’s life』。だから、彼女の語る「真実のビリージーン物語」は、前書の方が詳しく書かれているのかもしれません。

最後に、本書の中で、私が印象に残った箇所を少しだけ紹介しようと思って書きはじめたのですが、やっぱり止めておきます。厚み1センチの薄い本ですしね。

私は図書館本で読んだのですが、読了後、買ってもいいかなと思いました。

なぜだか自分でもわかりませんが…w


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著者(たかの友梨似w)



Michael Jackson's Dangerous (33 1/3)

とか、

Otherness and Power : Michael Jackson and His Media Critics

とか、、翻訳本出ればいいのになぁ。。


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by yomodalite | 2015-01-06 17:53 | マイケルジャクソン書籍 | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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