映画『インターステラー』に登場した詩

f0134963_22464587.jpg

クリストファー・ノーランの新作『インターステラー』が素敵だったので
そこで使われていた詩を全訳してみました。

マイケル・ケインが演じていたブランド教授がつぶやいていた詩で、
予告編の字幕では、

”おとなしく夜を迎えるな。賢人は闇にこそ奮起するもの。
消えゆく光に対して果敢に挑むのだ”

となっていたものです。
気になる点は、遠慮なくご指摘くださいませ




下記の訳は、今後も修正を重ねる予定です)



Do Not Go Gentle Into That Good Night
穏やかにその夜を受け入れるな

Dylan Thomas
ディラン・トーマス


Do not go gentle into that good night,
Old age should burn and rave at close of day;
Rage, rage against the dying of the light.

穏やかにその夜を受け入れるな
老齢はその身を燃やして、落日を非難し
怒れ、絶えゆく光に激しく怒るのだ

Though wise men at their end know dark is right,
Because their words had forked no lightning they
Do not go gentle into that good night.

賢人たちは、最後の日が闇であることを知っている
なぜなら、彼らの言葉がまだ閃光を放っていないからだ
彼らは穏やかにその夜を受け入れはしない

Good men, the last wave by, crying how bright
Their frail deeds might have danced in a green bay,
Rage, rage against the dying of the light.

善人たちは、その最後の波に嘆く
彼らのはかない行為も穏やかな入り江では輝き躍動していたことを
怒れ、絶えゆく光に激しく、激しく怒るのだ

Wild men who caught and sang the sun in flight,
And learn, too late, they grieved it on its way,
Do not go gentle into that good night.

荒くれ者たちは、飛び去っていく太陽を捕まえて歌い
そして学ぶ、行き先を知るには遅すぎたことを
穏やかにその夜を受け入れるな

Grave men, near death, who see with blinding sight
Blind eyes could blaze like meteors and be gay,
Rage, rage against the dying of the light.

真面目な者たちは、死を間近にして、目眩く光景をみる(*)
輝く流星のように陽気でありえたことに気がつかなかったのだ
怒れ、絶えゆく光に激しく、激しく

And you, my father, there on the sad height,
Curse, bless, me now with your fierce tears, I pray.
Do not go gentle into that good night.
Rage, rage against the dying of the light.

そして、死の床にある、わが父よ、呪え
今、私はそれを祝福し、あなたの激しい涙を分かち合い、そして祈る
穏やかにその夜を受け入れてはならない
怒れ、絶えゆく光に、激しく激しく

(訳:yomodalite)

(*)このスタンザは、特に気になっている箇所で、後日修正する予定。

☆コメント欄にみっちさんから素敵な訳を頂きました!
そちらも、ぜひご参照ください。








[PR]
トラックバックURL : http://nikkidoku.exblog.jp/tb/23345961
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by mitch_hagane at 2014-11-27 21:09
じゃーん、みっちです。(^^ゞ
「インターステラー」面白かったですか?みっちは、見に行こうかなぁ。

これは面白い詩ですねぇ。では、恒例によりまして(笑)みっち訳をご紹介。

かの良き夜(死)を穏やかに受け入れるな
年寄りは、日の終り(死)に火を放て、叫べ
絶えゆく光(死)に激しく、激しく怒れ

賢人たちは最後には闇(死)が避けがたいと知ってはいるが
彼らの言葉がまだ稲妻を発していないから
彼らはかの良き夜を穏やかに受け入れたりしないのだ

良き人たちは、最後の波とともに、こう嘆く
彼らのはかなき功業が、緑なす湾では、いかに輝かしく躍動できたであろうかと
絶えゆく光に激しく、激しく怒れ

荒ぶるものたちは、飛び去っていく太陽を捕まえて歌う
そして、学ぶ、遅すぎたと、その太陽の行手を悲嘆するのだ
かの良き夜を穏やかに受け入れるな

死に瀕した人たちは、眼も見えなくなっているが
見えなくなった眼も流星のように輝き、陽気でいられる
絶えゆく光に激しく、激しく怒れ

さあ、あなた、死の床にある、我が父よ、
呪え、祈れ、私は今やあなたの激しい涙を分かちあう、私は祈る
かの良き夜を穏やかに受け入れるな
絶えゆく光に激しく、激しく怒れ
Commented by yomodalite at 2014-11-27 22:28
みっちさん、待ってましたぁーー ーー!!! 

「インターステラー」は、、みっちさんの好みかどうかはわかんないですけどぉ、だれることのない、きっちり3時間のストーリーで、脚本と絵のバランスが良くて、私は好きでした。

毎回、頑固で、思い込みの激しい私ですが、みっちさん訳は、映画を思い出すような訳になっていて、私訳を、いっぱい直さなきゃって感じです。うーーー、時間かかりそう(大汗) でも、、何分、まだわかってないとこが多いので、修正後も、また、ぜひご意見くださいね!
Commented by mitch_hagane at 2014-11-29 14:15
こんな素敵な詩を紹介していただいて、感謝します。(^^ゞ
ちゃっかり、みっちのブログ記事にいただいちゃいました。
蛇足の注解も付けましたので、ご笑覧ください。(笑)
Commented by yomodalite at 2014-11-29 17:45
そちらにお邪魔しまーーーす!(嬉)
名前
URL
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

by yomodalite | 2014-11-26 22:55 | 映画・マンガ・TV | Trackback | Comments(4)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


by yomodalite