映画『ニンフォマニアック Vol.1』監督:ラース・フォン・トリアー

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その名前だけで観にいく監督のひとりではあるものの、そんなに好きだと思ったことはない、ラース・フォン・トリアー監督。

新作は前後編に分かれた長編という以外の情報に疎かったせいなのか、先週水曜日に、前編を観に映画館に行ったら、午後2時の回が、上映30分前に「立見」になっていて、その後の4時からのも売り切れ。トリアーの映画がそんなにヒットしてるなんて、、と泣く泣く家に帰り、今回は、前日に予約しての再チャレンジ。




早めに到着したテアトル梅田では、どこかの「オヤジメディア」が絶賛したんでしょうか、思ってもみないほど、観客の年齢層が高くて、隣でやってた「市川雷蔵」特集の影響なのか、なんなのか、会場に貼ってあったポスターを見ながら不思議だなぁと思っていたんですけど、、もしかしたら、「エロ」への期待なんでしょうか?

たしかに、映画で「エロ」って、高年齢層ならではかも。などと思いつつ、上映が始まったのですが、

オープニングに、私の大好きな映画『ロスト・ハイウェイ』でも使われてたラムシュタインが流れると、「鬱」にならないよう注意していた(だってトリアーだし)私もなんだか気分が上がってきて、

主人公の女(シャルロット・ゲンスブール)の聞き手であるユダヤ人(絶賛研究中)のセリグマンの口から『釣魚大全』が登場したときは、アイザック・ウォルトン来た!と心の中で叫び(『勇気』に引用されてたんだよね)、「最近、ポーを読み返しているんだ」というセリフで(私も読み返した)、テストのヤマが当たった気分になり、

そこで「フィボナッチ数」をだすか? とか、このところ、一部で流行っている「カセットテープ」(例えばこれ)は、まさかのバッハだったり、その他、宗教関係だけでなく、なにかと自分が予習が出来ていたことに、ニンマリしていると、シガー・ロスのPVで気になってた(このときね)俳優、シャイア・ラブーフも重要な役で登場し、



深刻な顔で登場したユマ・サーマンが、さらに笑いを誘う。。という展開で、

ラストに、再度、ラムシュタインが流れると、やっぱりトリアーって天才だと思った。

そんなわけで、残念ながらw、前半では鬱になれません。

それと、もうひとつ残念なことは、映画に「ボカし」が入ったこと。

なんか久しぶりに見たって感じなんですけど、カラミが見えないとか、そういうことはどーでもいいんだけど、あの「ボカし」のせいで、笑いが1個減ったと思う。たぶん。

エンディング・ロールで、後半部分の映像が流れて、後半は、今度こそ「鬱」のどん底に落とされそうな気配はするものの、監督がすこぶる「元気」なことが、充分すぎるぐらい伝わってきて、

トリアー作品、すべて見直そうかと思ってしまいました。






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by yomodalite | 2014-10-23 06:00 | 映画・マンガ・TV | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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