和訳 children OF THE WORLD『Dancing the Dream』[18]

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マイケル・ジャクソンが1992年に出版した『Dancing the Dream』に

収められた「children OF THE WORLD」の和訳です。

気になる点や間違いは遠慮なくご指摘くださいませ。



children OF THE WORLD

世界の子供たち


Children of the world, we'll do it

We'll meet on endless shores

Making sandcastles and floating our boats

While people fight and defend their point of view

Forever putting on masks that are new

We'll swing the tide of time and do it.


世界の子供たち

僕たちは、果てしのない浜辺に集い

砂の城を創って、海に船を浮かべよう

人は、自分の観点から争っているけど

いつまでたっても、それは仮面を新しくしてるだけ

僕たちは時の流れをくぐり抜けて行くんだ


Children of the world, we'll do it

With song and dance and innocent bliss

And the soft caress of a loving kiss

We'll do it.


世界の子供たち

僕たちは、歌やダンスと無垢な喜びを感じて

やさしい抱擁や、愛に満ちたキスを。

それが、僕たちがしていくことだよ


While traders trade and haggle their price

And politicians try so hard to be nice

We'll meet on endless shores and floating our boats

We'll do it.


商人たちが値段の交渉をしているときや

政治家たちが愛想笑いをしているときも

僕たちは果てしない浜辺に集い、

僕たちの船を海に浮かべて、漕ぎ出すんだ


While lawyers argue and doctors treat

Stockbrokers quote the price on meat

While preachers preach and ring the bell

Carpetbaggers with something to sell

We'll sing and dance in innocent bliss

With the soft caress of a loving kiss

We'll do it

Meeting on endless shores

Making sandcastles and floating our boats

We'll do it.


弁護士が口論し、医者が治療し

株式仲買人が、肉の値段を見積もり

伝道者が鐘を鳴らして説教し

行商人が商品を売り歩いているときも

僕たちは、歌やダンスと無垢な喜びを感じて

やさしい抱擁や、愛に満ちたキスをしていよう

果てしない浜辺に集い、

砂の城をつくり、船を浮かべて漕ぎ出すんだ


We'll ride a rainbow, a cloud, a storm

Flying in the wind, we'll change our form

We'll touch the stars, embrace the moon

We'll break the barrier and be there soon


僕たちは、虹や、雲や、嵐に乗って、

風に舞いながら、姿を変えて行く

星に触れ、月を抱きしめて

壁を突き破ったら、そこまですぐさ


While architects plan their buildings high

And trade unions raise their hue and cry

While boardroom squabbles generate heat

And in secret places dealers meet

We'll sing and dance in innocent bliss

With the soft caress of a loving kiss

We'll do it.


建築家が高層ビルを設計し

労働組合が大声で叫んでいるときも

重役たちが会議室で熱くなり

商人たちが密談を交わしているときも

僕たちは、歌やダンスと無垢な喜びを感じて

やさしい抱擁や、愛に満ちたキスをしていよう


While philosophers grapple and continue to tackle

Endless dilemmas of body and mind

Physicists wander, continue to ponder

Perennial questions of space and time

Archaeologists survey, continue to dig

Bygone treasures small and big

Psychologists probe, analyze the tears

Of hysterical notions, phobias, fears


哲学者たちが、肉体と心の

終りのないジレンマに取り組み続けるときも

物理学者たちが、歩きながら

宇宙と時の永遠の謎を考え続けているときも

考古学者たちが過ぎ去りし昔の

大小さまざまの宝を掘り続けているときも

心理学者たちが、ヒステリーの概念や、不安や、

恐怖症の涙を深く分析しているときも


While priests take confession

In a serious session

And people struggle

In the hustle and bustle

In the noise and din

On the meaning of sin

We'll touch the stars, embrace the moon

Break the barrier, arrive there soon

Ride the rainbow, the cloud, the storm

Flying in the wind, changing our form


聖職者たちが、深刻な懺悔に耳を傾け

人々が、その罪について、あれこれといい争っている間にも

僕たちは、星に触れて、月を抱きしめよう

壁を突き破ったら、そこまですぐさ

虹や、雲や、嵐に乗り、風に舞い、

僕たちは姿を変えながら行くんだ


Children of the world, we'll do it

With song and dance and innocent bliss

The soft caress of a loving kiss

We'll do it.


世界の子供たち

僕たちは、歌やダンスと無垢な喜びを感じて

やさしい抱擁や、愛に満ちたキスを

それが、僕たちがしていくことだよ


(訳:yomodalite)


◎[Amazon]DANCING THE DREAM



ポストに投函される「素晴らしい教えが書かれた小冊子」のような絵や、“children” “world” といった言葉。。。この詩は、最初に『Dancing The Dream』を見たとき、あまり読む気がしなかったもののひとつです(最初に読む気がしなかっただけでなく、読んでみても、当時は感動しなかったのは、他のすべての詩に言えることですが)。


自分の日常を切り取ってくれて、代弁してくれたり、意味を感じさせてくれたり、そんなことを求めていた私には、こどものことを考える余裕なんてなかったからでしょう。全体的に、この本には読まなくても、何を言っているのかわかるような雰囲気が充満していて、それは、当時の私には「善良な正しさ」のように思えて、少し息がつまるような感覚でした。


でも、今これを読むと、この詩には、マイケルの狂気がよく表れているように思います。


それは、彼の子供への執着が性的にどうだとかいう話ではなく、狂気とは、天才が「真の天才」に成るために、自分を超えていく「力」としての意味ですが。。




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by yomodalite | 2014-09-17 12:29 | ☆Dancing the Dream | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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