映画『ミスター・ロンリー』監督:ハーモニー・コリン

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聖誕祭月のため、映画もマイケル絡み!

もっとも、そーゆー「縛り」にあっているというよりは、むしろ、普段は、たまには他のことを考えなくては、、と思って、無理しているところをw、思う存分好きなだけ!というルールに自分でしちゃっている方が正しいのだけどww。

ハーモニー・コリン監督が2007年に撮った、マイケル・ジャクソンとしてしか生きられない青年が主人公の映画『ミスター・ロンリー』は、マイケルのインパーソネーターをしている青年が、マリリン・モンローのインパーソネーターに出会い、チャップリンのモノマネをしている彼女の夫と、ふたりの間にできた、シャーリー・テンプルのモノマネをしている子供や、それ以外にも、サミー・ディヴィス・Jrや、三バカ大将の3人、リンカーン大統領や、ローマ法王まで、様々なモノマネ芸人たちが一緒に暮らすコミューンに行って。。というお話。

MJファンにとっては、マイケル役のクオリティが気になるところですが、
演じているディエゴ・ルナ、結構キュートです!

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この映画の「マイケル」は、実際のMJのような、知性とか、ユーモア感覚には乏しいのですが、演じているのはMJではなく、彼のモノマネ芸人というところが幸いして、MJの魅力の一部である、シャイで、スイートな面が、よく出てます。

といっても、MJファンにおすすめなどと言うつもりはなく、ハーモニー・コリンに興味があるひとが見ればいい映画だとはおもうのですが、なんとなく、私はこの映画を撮ったときのコリンには、スパイク・リーが『ゲット・オン・ザ・バス』を撮ったときと似ているというか、

◎[関連記事]マイケルとスパイク・リー

作風は似ているようには感じられない2人ですが、ふたりとも次作に悩んでいるときに、MJを選んだような。。リーが、こどもの頃からMJファンというのは、よく知られたことですが、コリンの映画にも、彼が、MJの言葉をかなり調べていたように感じる点がありました。MJが話したことを、セリフにしているというのとは、少しちがうのですが。。

無類の映画マニアであるMJは、おそらくこの映画を観たでしょう。彼はどんな風に感じたんだろうと。私は思って観てました。


下記に、エリザベス女王のモノマネ芸人の言葉と、
この映画の「マイケル」が、インパーソネーターを止める決意をしたあとの言葉、

それと、

MJ自身の言葉も記しておきます。


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エリザベス女王芸人の言葉

モノマネ芸人といえど、どこにでもいる普通の人間
お客様だけが頼りです
芸における私たちの目標は
お客様を喜ばせるよう努め
美と人生を探すこと
その輝きや詩を探すことです
歌にもあります
“天国にいる気分”
“二人が組んで踊ればまさに天国”
“あなたと私が頬すりよせて踊れば・・・”
ありがとう、そしてお忘れなく
モノマネをする人の魂こそ真実に近いのです
子供心を失わぬよう、
私たちは他者の姿を通じて生きるのです
ありがとう、感謝します
神と共にあらんことを

(日本語字幕より)



映画のマイケルが「マイケル・ジャクソン」を止めたあとのモノローグ

どこを見ても災いだらけ
この世は完全に病んでしまっている
みんなが暗闇や陰から逃れようとしている
でも逃げたっていつかは追いつかれる
僕にはわかる
逃げることもできず、隠れることも出来ない
逃げ道はないんだ
なら、真っ正面から向き合おう
群衆の中でひとりぼっちになろう
なにもかも所詮まぼろし
もう終わらせるべきだ
夢は長続きしない
みんな希望に満ちた顔をしている
何かを追い求めて生きている
夢を追っているんだ
ひたすら上だけを見つめて
答えを探し求めている
答えはもうとっくに見つかっているのに
そのことに気づいていないんだ
そのあいだにも
死の世界は僕らを待っている
僕らを連れ去る日を
辛抱強く待っている

(吹き替え字幕より)


映画が始まるとすぐに「ミスター・ロンリー」のメロディが流れました。





MJが孤独について語った言葉で、私が思い出すのはこの言葉です。

デートや女の子との関係が、僕が探し求めているようなハッピーエンドになったことはありません。いつも、何かが邪魔をするのです。僕が何百万人かの人と分かち合うものと、ひとりの相手と分かち合うものとは別なのです。

多くの女の子たちは、僕を孤独から救いたいらしい。

でも僕には彼女たちが、僕の孤独を分かち合いたがっているように見えます。僕はそんなことは誰にも望んでいません。

なぜなら、僕は自分が世界で一番孤独な人間のひとりだと信じているのですから。

(自伝『ムーンウォーク』P178より省略引用)




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by yomodalite | 2014-08-11 20:54 | 映画・マンガ・TV | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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