和訳 "A Place Without No Name"

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次のシングルリリースがこの曲と聞いて、
今回はめずらしく国内版を買ったのに、
つい、いつもの癖で、、自分で訳してしまいました。

最後の方のパラグラフ(*部分)では、かなり悩み、色々と貴重な意見をうかがって、修正しました。(コメント欄参照)

その他、お気づきの点があれば、また遠慮なくご指摘くださいませ。




この曲に関しては
どうしてもオリジナルVerを選んでしまう(汗)




"A Place Without No Name"
Lyrics by Michael Jackson


As I drove across on the highway
My jeep began to rock
I didn't know what to do so I stopped and got out
And looked down and noticed I got a flat

ハイウェイを走っていたとき、
僕が運転していたジープが揺れ始めた
どうしたらいいのかわからず、立ち止まって外に出て
下を見たら、タイヤがパンクしてることに気づいたんだ

So I walked out, parked the car like sideways
So I can find what I can fix
I looked around there were no cars on the highway
I felt a strange feeling like a mist

僕にも修理できそうだとわかったから
脇道に車を止め、外に出た
あたりを見渡すと、このハイウェイを走っている車はなく
僕は霧の中にいるような奇妙な感覚を感じた

I walked down towards the end of the road
And in the fog a woman appeared
She said don't you worry my friend I'll take care
Take my hand, I'll take you there

その道を行き止まりまで歩いていくと
霧の中からひとりの女が現れた
彼女は、「心配しないで、私が世話をしてあげる
さあ、私の手を取って、そこに連れていってあげるから」って

Woah-oh
Take me to a place without no name
Place without no name
Take me to a place without no name
No Name

僕を名前のない場所に連れて行って
名前なんか何もないところへ
僕を名前のない場所に連れて行って
名前のない

As she took me right through the fog
I see a beautiful city appear
Where kids are playin' and people are laughin' and smiling and
No one's in fear

彼女に連れられて、霧の中を行くと
目の前に美しい街が現れた
そこでは、子供たちは遊び、人々は笑い、微笑み
そして、誰も恐れを感じていない

She said this is the place where no people have pain
And in love and happiness
She turned around looked down at my eyes and started cryin'
She grabbed my hand, you got a friend

彼女は「ここは、痛みも苦しみもない場所で
愛と幸福だけがあるの」と言って振りかえり
僕の眼を見ると泣き出した
そして、僕の手をつかんで、「あなたには友達がいるわ」と

Woah-oh
Take me to a place without no name
Place without no name
Take me to a place without no name
Yeah Yeah Yeah Yeah

僕を名前のない場所に連れて行って
名前なんか何もないところへ
僕を名前のない場所に連れて行って

She started likin' me kissin' me and huggin' me
She didn't really, really want me to leave
She showed me places I've never seen things I've never done
This place really looks like a lotta fun

彼女は僕を好きになり、キスして、抱きしめてくれた
どうか、ずっと離れないでと言って
見たこともない場所や、経験したことのないものを見せてくれた
ここは、本当に楽しさで溢れているようだった

I seen the grass and the sky and the birds
And the flowers surrounded by the trees
This place is filled with love and happiness
and not a world could I wanna leave

美しい緑が広がり、空には鳥たちの姿
花や木々に囲まれ
愛と幸福で満ち足りていて
ここから立ち去るなんて僕にはできそうになかった

So then I went in my pocket took my wallet on out
With my pictures of my family and girl
This is the place that you choose to be with me
When you thought you could be in another world

それから、僕はポケットに手を伸ばし、自分の財布を取り出した
僕の家族と彼女の写真が入った財布をね
もし君たちが、今いる世界を捨ててでも、
僕と一緒にいたいなら、ここに(another world)来て(*)

Ooh-ooh
Take me to a place without no name
Place without no name
Take me to a place without no name
No name

僕を名前のない場所に連れて行って
名前なんか何もないところへ
僕を名前のない場所に連れて行って
名前のない

Take me to a place without no name
No Name
Take me to a place without no name

僕を名前のない場所に連れて行って
名前のない
名前なんか何もないところへ連れて行って


(訳:yomodalite)




(シングルはやっぱり、こっちに近いのかな?)



(*)のパラグラフについて、
たいへん貴重な意見をいただきました!(コメント欄参照)

ちなみに、CD訳は下記です。

その時、僕はポケットから
財布を出したんだ
そこには家族や恋人の写真
この場所を選んで、
君は僕とここで暮らそうというのか
別世界にも行けると思った時に

また、こちらの「とてもとても素敵なブログ」に、原曲の「A Horse with No Name」の訳詞があります。

神話的な原曲の詩とちがって、情景が単純化されてるように見えて、むしろ、どこにも行けない感が増していて、

a place with no name なら、僕はまだ「名前のない」場所に行ける感じがするけど、

a place without no name だと、場所も、自分も「名前なんか」なくて、そこに連れて行って欲しいって言ってる「僕」すら捨てたい。みたいな感じ?

だから・・・連れて行ってと、何度も言ってるけど、実際には、そこに「行かない」男のきもちのように、私には思えるのだけど、どうなんでしょうね012.gif


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Commented by mitch_hagane at 2014-07-23 22:41
あっ、面白い挑戦状が載っている。(笑)
では、折角ですから、みっちの拙き訳を。(汗)

So then I went in my pocket took my wallet on out
With my pictures of my family and girl
This is the place that you choose to be with me
When you thought you could be in another world

そこで僕はポケットに手を伸ばし、自分の財布を取り出した
僕の家族と彼女の写真が入った財布をね
ここがその場所、君たちが僕と過ごそうと決めたところ
どこか他の世界に行けるものなら、それはここと、君たちが考えたところさ

the placeは、place without no nameのことと取ります。
youは、my family and girlです。
Commented by kuma at 2014-07-24 07:35 x
この曲、もとのHorse with No Nameも好きでよく聞いていました。そのせいか、Xscapeのなかでも、再生頻度の高い曲です。

それで、私もみっちさんと同じく、youはmy family and girlだと思って聴いていました。最後の二行に対して、私の頭に浮かんだイメージは、以下のようです。

もしあなたたちが、今いる世界を捨ててでも、僕と一緒にいたいなら、
この場所に来て。

かなりな飛躍かも知れませんが…(汗)
私も、この曲に関しては、オリジナルVer 派です!
Commented by yomodalite at 2014-07-24 17:17
みっちさん、ありがとうございます!!!!

みっちさんも、kumaさんも「you」が「my family and girl」なんですね。

でも、「another world」に行けるとしたら、それはここだと「my family and girl」が考えたっていうのは、私には、まだ理解できていません。だって、彼らはその場所のことなど知らないし、「another world」にいるのは、「僕」と「霧の中の女」でしょう? 

それとも、みっちさんが「ここがその場所」or 「それはここ」と言っているのは「写真の中の世界」で、4行目の「another world」も「霧の中の女」が案内した場所ではなくて、「my family and girl が、今暮らしている世界」という意味ですか???

CD訳の「you」も、一応「my family and girl」の意味ですよね?(←ちがう?)
Commented by yomodalite at 2014-07-24 17:18
kumaさん、ありがとうございます!

みっちさんの意見も、kumaさんの意見も、聞いてみなかったら、私には思いつかなかった解釈なので、本当に聞いてみてよかったぁーーーという感じなのですが、

>もしあなたたちが、今いる世界を捨ててでも、僕と一緒にいたいなら、
>この場所に来て。

これは、まったく思いつかなかったものの、訳として自然に治まりますね。ああ、そういうことなのか!って、このパラグラフの中だけなら、かなり納得できます。

でも、、ここまでの流れから考えると、

僕が立ち去ることができないと思う「another world」は、自然が美しくて、人が穏やかであるだけでなく、霧の中から現れた女に、強く手をつかまれて「you got a friend」と言われるなど、「僕」は「my family and girl」がいるのに、孤独に苛まれ、今の現実を捨てて、「another world」に行きたい気持ちが表現されていますよね。
Commented by yomodalite at 2014-07-24 17:18
そこで、財布から写真を取り出して、現実の家族を見て、

ここに、家族まるごと、来て欲しいなんて(来られないことを前提としていたとしても)言うかなぁ。。

みっちさんにも質問した件について。
kumaさんにも質問したいのですが、

CD訳の「you」も、「my family and girl」の意味ですよね?(←ちがう?)
Commented by mitch_hagane at 2014-07-24 18:43
>CD訳の「you」...
日本語で『君』は単数形ですよね。だから、『君』がmy family and girlというのは、ちょっと苦しそう。
このCD訳は、そこまで深読みせず、たださらっと英語を日本語化しただけ、という感じもします。

> 「それはここ」と言っているのは「写真の中の世界」...
これはちょっと、ありえないでしょう。家族の写真と彼女の写真は別の写真だと思うし(picturesと複数形になっています)、そうなると、どっちの写真の場所?って、混乱が生じます。(笑)

『僕』が以前から家族や彼女と、理想郷について議論していたとすると、霧の中で見つけた理想郷について、これなんだよ、別世界に行けるとしたら、君たちが僕と過ごすのを選ぶ理想郷はここさ、と言うのは、そう無理ではないかと。
『僕』は理想郷で、霧の中の女性と二人っきりで、よろしくやろうってんじゃないんですね。(笑)

それより、みっちが気になるのは、なぜ『with no name』じゃなくて、『without no name』かって、ことです。(疑)
without no nameだと、名前は『ある』ことになっちゃいますよね。
Commented by yomodalite at 2014-07-24 22:32
>たださらっと英語を日本語化しただけ、

そうですよね。何度読んでも、私には意味がわからない。。

>『僕』が以前から家族や彼女と、理想郷について議論していたとすると、、、そう無理>ではないかと。『僕』は理想郷で、霧の中の女性と二人っきりで、よろしくやろうってん>じゃないんですね。(笑)

みっちさんごめんなさい。今回は、かなりの無理を感じます(笑)。理想郷について議論していたにしても、「君たちが僕と過ごそうと決めたところ」が「ここ」って、、、翻訳の文章も、意味も、私にはどうしても理解できないです。

>霧の中の女性と二人っきりで、よろしくやろうってんじゃないんですね。

「another world」に、家族を呼ぶかなぁ。。不動産探しじゃあるまいし(笑)「another world」は異空間でしょ?家族と過ごすとか、考えられないと思うの私だけ?(苦笑)
Commented by yomodalite at 2014-07-24 22:33
>without no nameだと、名前は『ある』ことになっちゃいますよね。

変ですよね(笑)。でも no nameだと、無名で、有名じゃない、知られていないみたいなことじゃないですか。without no name は、そんなレベルじゃないというか、世界一の有名人である、MJにとっては「with no name」では、なんか生ぬるいって感じがしたんじゃないでしょうか。

で、、今、気づいたんですけど、

私はこのパラグラフの「another world」は、霧の中の女に連れられて行った、痛みも苦しみもなく愛と幸福だけがある場所だと思っていたんだけど、

you = my family and girl のお2人の「another world」は、

みっちさんは「霧の中の女に連れて行かれた世界」だけど、
kumaさんは「別の世界」という意味なんですね。
Commented by yomodalite at 2014-07-24 22:33
それと、もうひとつ気づいたんですけど(遅い?)

僕が連れてってと言っている「a place without no name」は「霧の中の女に連れて行かれた世界」ではないんですね。僕は、その場所から「立ち去りがたい」と思っているけど、連れてってと言っている「a place without no name」は、そこでもない。

霧の中の女の世界は、要するに「天国」だけど、「a place without no name」は、そういった「理想郷」という意味ではないのかも。。
Commented by kuma at 2014-07-25 01:01 x
遅れて参加ですみません!

たしかに、CD訳は、you=my family and girl ととらえていると思います。だだ、訳自体は、あまりイメージが明確ではないみたいですね。

これも飛躍ですが、私は、この歌聴いたとき、「ホテル・カリフォルニア」を思い出しました。あれも、砂漠を車で走っていて、灯りに惹かれて行ったら、不思議な世界に入ってしまって、出られなくなる、というような歌詞でした。最後は、You can check out anytime you want, but you can't never leave. で終わっています。

で、マイケルが歌っている最後のところは、主人公が家族や彼女の写真にむかって、「僕はもうもとの世界に戻れない、あなた達がこちらに来てもいいと思うなら、僕と一緒にいられるけれど」みたいに、言っているような気がしたんですね。
というわけで、私の解釈するanother worldも、主人公が女の人に連れて行かれた世界です。

Commented by kuma at 2014-07-25 01:03 x
without と no で二重に否定して、意味は否定、というのは文法的には正しくないですが、スラングとか、歌の歌詞とかではときどき見ますよね。ローリング・ストーンズも、
♪I can't get no satisfaction♪ と歌ってますし。
これの原曲の方は Horse with No Name とすっきりしているので、わざわざ二重否定にしたのは、それなりの意味があるのかな、と思います。以前、二重否定は黒人英語(これも軽々しく定義できませんが)によく見られる、みたいなことを聞いたことがあるのですが、黒人英語っぽくしたとか??違うかなぁ(汗)
Commented by mitch_hagane at 2014-07-25 08:33
kumaさん、ご教授ありがとうございます。(嬉)
確かにそうだ、ローリング・ストーンズのサティスファクション、I can't get no satisfaction...でしたねぇ。(懐)
この曲は半世紀くらい聴いているはずなのに(汗)、言われるまで全然気づかなかったなぁ。死ぬまでに教えてもらってよかった。(笑)
これで、みっち的には文法的に、すっかりクリアされたので、一件落着case closedという感じになってきました。
あと、イーグルスのホテル・カリフォルニア、懐かしいです。この曲の歌詞には、色々な含意が含まれてますね。
Commented by yomodalite at 2014-07-25 11:34
kumaさんへ

>主人公が家族や彼女の写真にむかって、「僕はもうもとの世界に戻れない、あなた達がこちらに来てもいいと思うなら、僕と一緒にいられるけれど」みたいに、言っているような気がしたんですね。

しっくりと納得です!このパラグラフの、後の2行は、みっちさん訳で正しいはずなのに、それだと、どうしても意味がわからなくなる。だから、何か工夫が必要なんだけど、この場所が、you choose to be with me であるなら、「you」が「my family and girl」であるはずはない。と思ったのが、私の迷走の原因ですね。

それで、僕を上から見ている存在が、「僕」のことを「君」と言っているか、もしくは、「霧の中の女」が「you」なのかと思ったのですが、やっぱり、それもありえない。。

そんなわけで、、

今の時点で、kumaさん訳以上に、しっくり来る訳がないので、

もしあなたたちが、今いる世界を捨ててでも、僕と一緒にいたいなら、
この場所に来て。

この部分、このまま使わせてください。よろしくお願いします。
それと、ストーンズや、イーグルスの紹介もありがとうございました!
Commented by yomodalite at 2014-07-25 11:35
みっちさんへ

>一件落着case closedという感じになってきました。

わからないことを、わからないと言わないと気がすまず、また、寄り道したり、違う道を通らずにはいられなくなる私にとって、みっちさんが「こうだ!」と指し示してくれることは、とても助けになっていて、今回もまた助けられました!

暑さを乗り切ることで精一杯で、夏休みの宿題もいっぱいあるのですが、「Among School Children」のことは、忘れてませんからね!(笑)
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by yomodalite | 2014-07-23 16:30 | ☆マイケルの言葉 | Trackback | Comments(14)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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