映画『私の男』(監督:熊切和嘉 主演:浅野忠信、二階堂ふみ)

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ブラジルが歴史的敗退をした日の午後、前日にチケット予約していた映画「私の男」を観に行った。




映画では、2時間程度に話をまとめるために物語が単純化されることも多く、好きな小説の映画化には、複雑な気持ちを抱くことも多いけど、桜庭作品の映画化の話は、なぜか、いつも喜ばしい気持ちになる。

桜庭氏は、自分の中の「少女」の世界を描こうとしているのではなく、世界のすべてを描きたいと思っている「少女」のような気がして、それで、もっと活躍の場を拡げて欲しいと思っているからかな。

でも、『私の男』は、桜庭作品の中では少し違っていて、、

この作品が、日本映画にありがちの、よくある「暗さ」や「湿度」のなかで描かれるのは嫌だった。

若手の主演女優が脱ぐことにも、浅野忠信主演にも、「また。。」という感じがして、それで喜ばしいというよりは、なんだか心配になって観に行ったのだけど、

とても素晴らしい作品になっていた。

「淳悟」は、浅野忠信以外には考えられなかったし、二階堂ふみの「花」は圧巻の演技で、ふたりのリアリティは、原作とは異なるアプローチであっても、そこにあった “切なさ” は、完全に写しとられていて、越えたか。と思う場面も。。

原作も、映画も、人を選ぶ作品ですが、

原作が好きで、迷っている方は是非!



この映画の音楽を担当したジム・オルークの “Eureka” という曲






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by yomodalite | 2014-07-10 21:25 | 映画・マンガ・TV | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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