2014年 06月 09日
Among School Children[1]対訳イェイツ詩集(岩波文庫) |
by yomodalite
| 2014-06-09 12:01
| 文学
|
Comments(5)
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mitch_hagane at 2014-06-10 09:55
おおっ、今度はYeatsですかぁ。(愉)
おかげで、いろいろな英詩に親しむことができます。
ただ今回、高松雄一さんというのは、大先生なんだろうけど、どうもこの訳はピンと来ないです。(不遜-汗)
もとのYeatsの詩がイマイチなのかもしれない。(またまた不遜-笑)
たとえば、『真夜中の灯油からかすみ目』ってなにさ。(笑)
burn the midnight oilは、「夜遅くまで仕事すること」だから、ここは、『深夜にわたる努力で霞んだ目からは、智慧は生まれない』ってとこじゃないのかなぁ。
careless Musesを、『無頓着な〈詩の女神〉』ってのも、無頓着な感じ。(笑)
ここはcarelessをnaturalと取って、『星が歌うのを、ミューズたちが聞き流した音楽』くらいか。
だた『55行目のthatも同じく関係詞だが、こちらは主格。 』てぇのは流石ですね。(当たり前か-笑)
おかげで、いろいろな英詩に親しむことができます。
ただ今回、高松雄一さんというのは、大先生なんだろうけど、どうもこの訳はピンと来ないです。(不遜-汗)
もとのYeatsの詩がイマイチなのかもしれない。(またまた不遜-笑)
たとえば、『真夜中の灯油からかすみ目』ってなにさ。(笑)
burn the midnight oilは、「夜遅くまで仕事すること」だから、ここは、『深夜にわたる努力で霞んだ目からは、智慧は生まれない』ってとこじゃないのかなぁ。
careless Musesを、『無頓着な〈詩の女神〉』ってのも、無頓着な感じ。(笑)
ここはcarelessをnaturalと取って、『星が歌うのを、ミューズたちが聞き流した音楽』くらいか。
だた『55行目のthatも同じく関係詞だが、こちらは主格。 』てぇのは流石ですね。(当たり前か-笑)
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yomodalite at 2014-06-11 10:45
>『55行目のthatも同じく関係詞だが、こちらは主格。 』てぇのは流石ですね。
そこが流石なのかどうなのかも、私には良くわかりませんが、
みっちさんのコメントは相変わらず流石です!
私は、みっちさんのように不遜なことは言いたくないんですけどぉ(笑)
高松氏の訳は、イェイツが何を言っているのかわからないまま訳されているとしか思えないんです。小学生の授業を見てから始まって、最後の「どうして踊り手と踊りを分つことができようか」に行くつくのか、これでは全然わかりませんよね。
次にアップする私訳は、とりあえず意味が伝わるように徹底的に散文的にしていて、全体の構成はこんな感じだろう。という点は大体合ってると思ってるんですが、細部はヤバい点や、イマイチわかってない部分がいっぱいあるので、そちろの方にも、ぜひ、ビシビシとご指摘くださいませ。
そこが流石なのかどうなのかも、私には良くわかりませんが、
みっちさんのコメントは相変わらず流石です!
私は、みっちさんのように不遜なことは言いたくないんですけどぉ(笑)
高松氏の訳は、イェイツが何を言っているのかわからないまま訳されているとしか思えないんです。小学生の授業を見てから始まって、最後の「どうして踊り手と踊りを分つことができようか」に行くつくのか、これでは全然わかりませんよね。
次にアップする私訳は、とりあえず意味が伝わるように徹底的に散文的にしていて、全体の構成はこんな感じだろう。という点は大体合ってると思ってるんですが、細部はヤバい点や、イマイチわかってない部分がいっぱいあるので、そちろの方にも、ぜひ、ビシビシとご指摘くださいませ。
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mitch_hagane at 2014-06-11 12:27
yomodaliteさんの私訳、楽しみにしています。(‘◇’)ゞ
参考までに気のついたことを、以下に挙げておきます。
スタンザIIからIVに出てくる『彼女』、すなわちMaud Gonneのことは、説明しないと普通の読者には、よく分からないと思います。(汗)
さらに、Yeatsがアイルランド出身で、アイルランドはカトリック国なのに、Yeatsはプロテスタントだという事実、これは尼僧に対するYeatsの(なんだか冷たい)態度に関係していると思います。
高松さんの訳については、他にも気になる箇所が。
>棒切れに引っかけた古着が鳥を脅かそう...
是非、案山子(かかし)を連想させるような言葉が欲しいです(笑)
鳥を脅かすだけの、古着を着た案山子たちよ、くらいかな。
>これらの像も 人を悲嘆に陥れるのだ...
これらの像と、他に何が人を悲嘆に陥れるのか、明確にしないといけませんね。
尼僧の場合は『イエス像』、母親の場合は『息子』という偶像です。
あっ、字数オーバーだ。(汗)
参考までに気のついたことを、以下に挙げておきます。
スタンザIIからIVに出てくる『彼女』、すなわちMaud Gonneのことは、説明しないと普通の読者には、よく分からないと思います。(汗)
さらに、Yeatsがアイルランド出身で、アイルランドはカトリック国なのに、Yeatsはプロテスタントだという事実、これは尼僧に対するYeatsの(なんだか冷たい)態度に関係していると思います。
高松さんの訳については、他にも気になる箇所が。
>棒切れに引っかけた古着が鳥を脅かそう...
是非、案山子(かかし)を連想させるような言葉が欲しいです(笑)
鳥を脅かすだけの、古着を着た案山子たちよ、くらいかな。
>これらの像も 人を悲嘆に陥れるのだ...
これらの像と、他に何が人を悲嘆に陥れるのか、明確にしないといけませんね。
尼僧の場合は『イエス像』、母親の場合は『息子』という偶像です。
あっ、字数オーバーだ。(汗)
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mitch_hagane at 2014-06-11 12:27
続きです。
>おのずから現前して...
self-bornの正確な訳になっていない。このままでは訳しただけで、意味不明です。
やはり(人の手を借りず)自ら生まれた、生まれ変わった、というニュアンスが欲しいです。イエスは復活resurrectionしているし、息子は母親から生まれたに決まっているけれど、自分一人で生まれてきたような顔(態度)を取るわけです。
あと細かいけど、
>ヴァイオリンの弓や弦を...
ピタゴラスの時代にヴァイオリンなんかあるわけないので、弦楽器くらいに。
>おのずから現前して...
self-bornの正確な訳になっていない。このままでは訳しただけで、意味不明です。
やはり(人の手を借りず)自ら生まれた、生まれ変わった、というニュアンスが欲しいです。イエスは復活resurrectionしているし、息子は母親から生まれたに決まっているけれど、自分一人で生まれてきたような顔(態度)を取るわけです。
あと細かいけど、
>ヴァイオリンの弓や弦を...
ピタゴラスの時代にヴァイオリンなんかあるわけないので、弦楽器くらいに。
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yomodalite at 2014-06-11 15:47
みっちさん、早っ!私訳の前に、もうコメントくださっているなんて。。(汗)
ざっと見たところ、フォロー出来た部分とそうではないところがあるような。。もう一度考え直したり、まだ細部が気になっている部分もあるので、ぜひまた[2]の方によろしくです。
ざっと見たところ、フォロー出来た部分とそうではないところがあるような。。もう一度考え直したり、まだ細部が気になっている部分もあるので、ぜひまた[2]の方によろしくです。