2014年 01月 16日
やさしさをまとった殲滅の時代/堀井憲一郎 |
いつもなら長ーーい感想文を書いていたレベルの本ですが。。
現在55歳の堀井氏がとらえようとしている「時代」とは、60年代から現代までを俯瞰するもの。若者文化の紹介者としてのホリイ氏の変化に気づいたのは07年に読んだ『若者殺しの時代』からですが、ホリイ氏は、そこから一層危機感を深められている様子。
全体に漂うムードも、結論めいたものも、明確さに欠けていますが、時代を振り返りたいと思う40代以上の「かつての若者」にとっては、無意味ではない「もやもや感」ではないでしょうか。
また、ホリイ氏と同世代だけでなく、ほんの数十年で日本はどう変わったのか。10年20年で、世の中はどれぐらい変わるものなのか。。現代の「日本好き」の若者にも得るものがあると思う。
◎[参考書評]町田の独り言
◎[参考書評]読書メーター
全体に漂うムードも、結論めいたものも、明確さに欠けていますが、時代を振り返りたいと思う40代以上の「かつての若者」にとっては、無意味ではない「もやもや感」ではないでしょうか。
また、ホリイ氏と同世代だけでなく、ほんの数十年で日本はどう変わったのか。10年20年で、世の中はどれぐらい変わるものなのか。。現代の「日本好き」の若者にも得るものがあると思う。
◎[参考書評]町田の独り言
◎[参考書評]読書メーター
by yomodalite
| 2014-01-16 14:24
| 評論・インタヴュー
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