さあ、気ちがいになりなさい/フレドリック・ブラウン、星新一 (訳)

さあ、気ちがいになりなさい (異色作家短編集)

フレドリック・ブラウン/早川書房

undefined



さあ、気ちがいになりなさい 

♪~ (^_^)/ はぁーーーーーい

久しぶりに「あのひと」のことを忘れて小説を読むのだ。( ̄ε ̄;)

古典なんかじゃなく、とにかく面白いやつで、読み終わったあと英語原文でも確認してみようとか、そんなめんどくさいこと一切考えなくてもよくて、

ちょっぴり「んっ?」と思うようなタイトルだけど、コンパクトサイズのこじゃれた装幀だから、カバーなしで読んでいると、オシャレ系メガネ男子から「面白そうだね」なんて言われたりなんかしてw

これ一冊だけじゃなく「異色作家短編集」シリーズ第1作のロアルド・ダール、第3作のスタージョンなんかも一緒に本棚に並べてみると、カバーの色がグラデーションになっててキレイなので、いっそのこと全部コンプリートしたくなって、

中でもフレドリック・ブラウンは、

翻訳・星新一だし、

あーー面白かった。で、終われるようなフィクションで、

しかも、寝る前にサクッと読めるショートストーリー!

そんないいことしか思いつかない本書のタイトルにもなっている「さあ、気ちがいになりなさい」(Come and Go Mad)から、

目についた言葉を適当に引用。


なんのためにだ。

真実を知るためだ

おまえはだれだ

わたしはおまえの内部とも外部ともつかぬ所にいる。名前はもたない

では、おまえはどんな存在なんだ

『明るく輝けるもの』の使者だ

『明るく輝けるもの』とは、この地球そのもののことだ。この惑星の知性のことだ。太陽系の3つの知性のひとつ、宇宙の多くの知性のひとつだ。地球はそれなのだ。それが『明るく輝けるもの』と呼ばれている

わからない

いまにわかる。用意はできたか… 



(引用終了)


うーーーん、面白いっ!

でも、なんか、不思議と「あのひと」のことを思い出してしまうなぁ…ww

まっいいか(笑)

☆解説はブラウンが好き過ぎて全文暗記した作品もあるというマンガ家の坂田靖子氏!
◎[Amazon]さあ、気ちがいになりなさい

◎目 次
・みどりの星へ
・ぶっそうなやつら
・おそるべき坊や
・雷獣ヴァヴェリ
・ノック
・ユーディの原理
・シリウス・ゼロ
・町を求む
・帽子の手品
・沈黙と叫び
・さあ,気ちがいになりなさい


[PR]
トラックバックURL : http://nikkidoku.exblog.jp/tb/20326115
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by BBpinevalley at 2013-09-05 06:05
はじめまして。
しばらく前に書かれた本なのですね。
星新一さんは、ご家族でアメリカに住んで居られたときが有るそうだから、その頃読まれた本なのかしら。
Commented by yomodalite at 2013-09-05 09:10
BBpinevalleyさん、はじめまして!

ニュージーランドでB&B(宿泊施設)を経営されてされていらっしゃるんですね。

森の恵をいただく会(http://bbauckland.exblog.jp/19777847/)を見て、「B&Bパインバレー」http://www.pinevalley.net.nz/en/index.html のサイトも拝見しました。素敵なお部屋ですね!

>しばらく前に書かれた本なのですね。

そうなんです。初版は1962年で、2005年再刊の本書の坂田靖子氏の解説には、当時これを探して古本屋街をさまよい、ミイラになりかけた人、「星さんのブラウンをくれぇぇ」とゾンビとなったファンが。。。とありました。

>星新一さんは、ご家族でアメリカに住んで居られたとき

それは、まったく知りませんでした。
Commented by mitch_hagane at 2013-09-05 10:41
みっちです。遅レスですが...

懐かしい!
1960年代は日本では空前のSFブームで、フレデリック・ブラウン、ロバート・シェクリイ、A・E・ヴァン・ヴォークト、E・E・スミス、エドガー・ライス・バローズ、アルフレド・ベスターなどなど、アメリカの1930年代以降からのスペース・オペラから本格SFまでが、一気に紹介されたので、大変でした。(笑)
もっとも、ネットはないし、ごく一部のマニア層だけの盛り上がりだったんだろうなぁ。
どこかに書いたけど、『SFマガジン』が書店のSM雑誌コーナーに置かれてたこともありました。(笑)

あの頃、少年だった(大汗)のは、みっちにとって大幸せだったと思います。
ベスターの『虎よ、虎よ』でウィリアム・ブレイクを知り、ヴォークトの非Aシリーズで、S.I.ハヤカワの『思考と行動における言語』を知り、、、とその影響は大きいです。
Commented by yomodalite at 2013-09-05 22:20
>遅レスですが...

早いですよぉ。。みっちさんと一緒で私もどんなに過去記事にコメントいただいても大丈夫ですしぃ。。

>1960年代は日本では空前のSFブーム

その頃のことはわかりませんが、本当にたくさんの天才の方々がいる、素晴らしくレベルの高い世界があって、今の日本のアニメもマンガにも小説にも、ものすごく大きな影響を与えていた、、だけでなく、本当に豊かな教養をもっていた人たちだったなぁと。

でも、レベルが高くて豊潤な世界だなぁと思ってはいたものの、実はそんなに読んでなくて、これからもっと読めたらなぁと思っているジャンルなんですよね。

>『SFマガジン』が書店のSM雑誌コーナーに

ふふ、、それ聞いたことあります。横田順彌氏だったかなぁ。。

>ヴォークトの非Aシリーズで、S.I.ハヤカワの…

まったく知らなかったんですけど、ヴォークトって、ロン・ハバートとも関係があったりして、なんか面白そうなひとですね。それと、ちょっと前から「言語学」が気になりだしていたので、S.I.ハヤカワさんの本も興味津々。さっそく読んでみよっと。
名前
URL
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

by yomodalite | 2013-09-04 08:41 | 文学 | Trackback | Comments(4)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


by yomodalite