マイケルと読書[5]地元書店の話(LAタイムス)

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これまでに引用した話と重複する部分もありますが、MJの地元の有名書店オーナーが「LAタイムス」に語った記事をメモしておきます。

日本語部分には充分にご注意のうえ、気になる点は遠慮なくご指摘くださいませ。


Michael Jackson, the bookworm
マイケル・ジャクソンは本の虫

Owners of local bookstores, including Dutton's, recall encountering the late pop star perusing their shelves.
ダットン氏など地元の書店オーナーは、書棚を閲覧していた今は亡きポップスターに出会ったときのことを思い出します。




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By Carolyn Kellogg
Los Angeles Times Staff Writer
June 27, 2009

2009年6月27日 ロスアンジェルスタイムス紙記者 キャロリン・ケロッグ


When news broke in early 2009 of Michael Jackson's return to Los Angeles, it was not via reports of him being spotted dining at the Ivy or dancing at the hottest new Hollywood club but book-shopping in Santa Monica.

2009年の前半、マイケル・ジャクソンの復帰のニュースがロサンジェルスで始まった頃、それは「アイビー」で食事したとか、ハリウッドの最新のクラブで踊っているところを発見されたのでもなく、サンタモニカで本を物色したというものでした。

"He was a longtime and valued customer," a store representative of art and architecture bookstore Hennessey + Ingalls said Thursday. "We'll miss him."

「彼は永年にわたってとても重要な顧客でした」木曜日、アートと建築関係の書店「Hennessey + Ingalls」の代表は「彼がいなくなって寂しい」と語った。

If Jackson's bookstore appearance surprised his pop fans, it was nothing new for booksellers. A few years ago, Doug Dutton, proprietor of then-popular Dutton's Books in Brentwood, was at a dinner with people from Book Soup, Skylight and other area bookstores. "Someone mentioned that Michael Jackson had been in their store," Dutton said by phone Thursday, "And everybody said he'd shopped in their store too."

ジャクソンが書店に現れることは、ファンを驚かせはしましたが、書店にとってはめずらしいことではありませんでした。数年前、ブレントウッドで人気の「Dutton's Books」のオーナー、ダグ・ダットンは「Book Soup」や「Skylight」、その他のエリアの書店関係者と夕食を共にしたとき、誰もが、マイケル・ジャクソンが自分の店に来て買い物をしたと言ったと電話で話しました。






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(MJの写真はすべて、2008年に「Hennessey + Ingalls」に行ったときのもの)



It was the early 1980s when Dutton first saw Jackson, who came in wearing "very large sunglasses." He had bodyguards with him, but he was solitary and quiet. "There was no display of 'I'm Michael Jackson,' " Dutton recalled. "I don't remember him actually saying anything." Each time he shopped at Dutton's store, he'd buy four or five books.

ダットンがジャクソンを最初に見たのは、1980年代初期。彼は「とても大きなサングラス」をして店に入り、ボディガードが付いていましたが、ひとり静かな様子で、「自分がマイケル・ジャクソンだ」というような態度ではなかった。ダットンは、彼が実際にしゃべったことについては何も覚えていないが、自分の店で「マイケルは毎回4、5冊の本を買っていた」ことはよく覚えている。

Brother Dave Dutton got a call in the late '80s or early '90s from an assistant, who asked if he'd close his store early so Jackson could shop there alone. "We did close early," he recalled by phone as his wife Judy and son Dirk discussed Jackson's visits. "About a quarter to 9 he showed up in a big van," Dave Dutton said. "Once you got over the initial caution because of those burly guys with him, he was very nice."

ダグ・ダットンの兄弟、デイブ・ダットンは、1980年代の後半から90年代前半に、アシスタントからの電話で、ジャクソンが1人で買い物ができるように、早く店を閉めることが可能かどうか尋ねられたので、「我々は早く店を閉めた」と言う。また、彼は、妻のジュディと息子のダークが、マイケルの訪問について語り合っていたことを思い出しました。「9時15分前頃に、彼は大きなバンに乗って現れたんだ。たくましい男たちが側にいたから、最初はちょっと面くらったけど、彼はとても素敵だったよ」
In later years, Jackson would wear a surgical mask during his visits. In an X17 online video of him on New Year's Eve 2008, in what appears to be Hennessey + Ingalls, he browses for books under a black umbrella, often held by an assistant.

最近では、ジャクソンはマスクを付けて店を訪れていました。2008年の大晦日「X17 online video」(セレブゴシップを扱うような番組)では、「Hennessey + Ingalls」で、彼が本を閲覧し、アシスタントからしばしば黒い傘で隠されている様子が映されていました。





"He loved the poetry section," Dave Dutton said as Dirk chimed in that Ralph Waldo Emerson was Jackson's favorite. "I think you would find a great deal of the transcendental, all-accepting philosophy in his lyrics."

デイブ・ダットンが「彼は詩のコーナーが好きでしたね」と言うと、デイブの息子ダークは「ジャクソンは、ラルフ・ウォルドー エマソンがお気に入りだった」と話の中に割り込み、「彼の歌詞には、すべての素晴らしく偉大な哲学の影響が感じられる」と語る。


◎ラルフ・ワルド・エマーソン(Wikipedia)
◎ラルフ・ウォルドー・エマソン(Amazon)
◎R.W. エマソン(Amazon)


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Largely an autodidact, Jackson was quite well read, according to Jackson's longtime lawyer. "We talked about psychology, Freud and Jung, Hawthorne, sociology, black history and sociology dealing with race issues," Bob Sanger told the LA Weekly after the singer's death. "But he was very well read in the classics of psychology and history and literature . . . Freud and Jung -- go down the street and try and find five people who can talk about Freud and Jung."

ジャクソンはほとんど独学でした。ジャクソンの永年の弁護士ボブ・サンガーによれば、ジャクソンはまさに博識で、「心理学、フロイトとユング、ホーソン、社会学、黒人の歴史と人種問題を扱う社会学について、我々は話しました」「彼は心理学と歴史と文学の古典に、非常に造詣が深かった... フロイトやユング... 通りに出て試してみてください。フロイトとユングについて話すことができる5人でも見つかるかどうか」弁護士は、歌手の死後、LAウィークリーに語りました。

Hours after his death, Jackson's 1988 autobiography, "Moonwalk," despite being out of print, entered the Amazon bestseller list for biography and memoir at No. 25.

彼の死の数時間後、1988年のジャクソンの自伝『ムーンウォーク』は、絶版だったにもかかわらず、アマゾン・ベストセラー・リストの伝記と回顧録部門において25位を記録。


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相変わらずパジャマなんですけどw、書店に行くときは、グレーのペイズリーという「知的でクラシック」なものを選んでいてw、このスリムなトレンチコートの下に着て、袖口を折り返してるとことか、妙にオシャレに感じられるのが、、不思議。。


"I've always wondered if there was a library in Neverland," Doug Dutton mused. Indeed there was -- Sanger told LA Weekly that Jackson's collection totaled 10,000 books.

「私は、ネヴァーランドに図書室があったかどうかは知りません」と、ダグ・ダットンは感慨を込めて言う。しかし、それは本当にありました。サンガー弁護士は、LAウィークリーで、ジャクソンの蔵書は合計1万冊だったと語った。

And while the seven-bedroom Holmby Hills home that he leased this year had a sunny pool and other luxuries the sunlight-wary Jackson might not have taken advantage of, it also featured something he very well might have: a wood-paneled library.

そして、太陽に敏感であったジャクソンが利用しなかったかもしれない日当りのよいプールと、他の贅沢な施設を備え、今年、彼が借りていた7ベッドルームの豪邸「Holmby Hills」は、彼が多く所有していたのものを特徴としていました。ーーー「木製の重厚な造りの図書室」

carolyn.kellogg@latimes.com
Copyright © 2013, Los Angeles Times

source : http://www.latimes.com/

(記事引用終了)


*ダットン・ファミリーが経営する「Dutton's Books」は、希少な古書なども扱う、LAの有名なインデペンデント書店でしたが、2006年に閉店しています。ウォルマートや、Amazonの台頭といったことが、主な要因と考えられているようですが、同じ頃、超優良顧客だったMJがこの地を離れたことも、かなりの痛手だったりして....


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「Holmby Hills」の紹介動画
Michael Jackson's Final Home : Zillow Home of the Week





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これが、Holmby Hills の「wood-paneled library」だと思う。。


☆MJと書店オーナーの話は、6月25日にもアップします。



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Commented by akim at 2013-07-01 01:30 x
この日の彼はこんなにファッションセオリーとかけ離れているのに、どうしてこうもインテリジェンスに満ちているように思えるのでしょうねw
メガネが理知的な効果を生むって、バンビアワードでいやいやかけてる小芝居までしていたなんてさすがKINGですけれど、やはり書店に行くならグラサンではなくメガネだねって思ったのでしょうかねw
効果抜群^^
Commented by yomodalite at 2013-07-01 23:08
>どうしてこうもインテリジェンスに満ちているように思えるのでしょうねw

ホントに、パジャマ・コーデなんて誰にも真似できないって。したくもないけどw

バンビアワードのメガネのことも「ディーター本」に書いてあったよね!
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by yomodalite | 2013-06-21 09:09 | ☆マイケルの愛読書 | Trackback | Comments(2)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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