Patti Smith『Banga』[1]パティによる紹介

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下記は、『Banga』CDに納められた、パティ自身の文章を要約して引用。

2009年3月17日、わたしたちは、ジャン・リュック・ゴダールの新しいグループに誘われ、クルーズ客船に乗って、10日間の旅に出た。ゴダールは船上で社会主義映画映画を撮影していたが、わたしたちが地中海を旅してキプロスやロードス島、イズミル、アレキサンドリアなどの港を訪ねた時に乗った船にゴールデン・アロー号(*)という名前を付けたのもゴダールである。

『Banga』の企画を始めたのは1年前の2008年3月だった。私はルネ・ドーマルの生誕100周年のための、パリのカルティエ現代美術財団での私の個展で、彼に捧げるインスタレーションの仕上げに入っていた。私は困窮生活を送ったその詩人の馬のたてがみのマットレスに合う特製のカバーを送ってくれと友人のミロスに頼み、

3月16日、ドーマルの100回目の誕生日に地味なエチオピア製のプランケットが届いた。粗末な梱包の中にはミハイル・ブルガーコフ『巨匠とマルガリータ』が同封されていて、「この本を読め」というメモが付いていた(*)。

私は、彼の全作品を読破し、レニーと『犬の心臓』について語り合い、彼が崇拝していたニコライ・ゴーゴリの『死せる魂』も読んだ。

(引用終了)

(*)ゴールデン・アロー/どうして、ゴダールはこの船に「ゴールデン・アロー」と名付けたのか?という註を書こうと思ったんだけど、やっぱりよくわかんなかった(笑)。この意味がわかる方は、是非教えてくださいませ。

(*)“Banga” は、ブルガーコフの『巨匠とマルガリータ』に登場する、ピラト提督が飼っている犬の名前らしい。どうして、その犬の名前がタイトルで、♪Say - Banga!Say - Banga!ってことになるのかは、現在調査中。でも、『巨匠とマルガリータ』って600ページもあるような本なので、いつになったら、わかるやら。。



大鷹俊一氏による、国内版CDのライナーには、

偶然にも本作とほぼ同時期に出たニール・ヤングの新作「アメリカーナ」や、ブルース・スプリングスティーンの最近の作品など、大物ベテラン、そして真摯にアメリカの現状や自分たちの世代との関係を歌ってきた人たちが、こぞって改めて積極的に、アメリカの歴史や、現在と向かい合うアルバムを出してきているのは興味深く、

ウォール街占拠に象徴される格差問題やいまだ復興の遅れが言われるハリケーン・カトリーナの被災を含め国内の諸問題、そして中東など国際社会との関係などアメリカが抱える問題は多いが、それらと向かい合い、この国の原点、そして理想や夢は、と問い直そうという姿勢は共通している。


と書かれていて、わたしは、ニール・ヤングも、ブルース・スプリングスティーンの作品も全然しらないのですが、パティがアメリカの原点や、人々の理想や夢と考えている部分には、マイケルの神について考えていたことに近い感覚が感じられると同時に、まだ、しっくりと理解できないことが、たくさんあって、

パティの音楽を聴き、詩を感じながら探ってみたくなったので、『Banga』から、 “AMERIGO” と、“Tarkovsky" と、“Constantine's Dream” を訳してみようと思いました。(“Banga” はいつになるか見当もつかない)

これらの曲については国内版の訳詞も読んだのですが、それだけではわからなかったので調べてみなくちゃ。と思ったのだけど、2、3日考えてみて、“Tarkovsky" と、“Constantine's Dream” も、時間かかりそう。。ということだけはわかって、、現在お悩み中。

洋楽の中にはヒット曲でも、日本人には理解しにくい曲って、結構いっぱいあるよね。

ふぅーーー、あーあ、もう鎖国したいっ...www

◎[関連記事]Patti Smith『Banga』[2] “AMERIGO”


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by yomodalite | 2013-02-15 10:13 | 現代文化・音楽・訳詞 | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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