きものを解いた。。[弐]

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きものを解いた後は「洗う」




着物としては、着ないことを前提しているので「縮み」も「色落ち」も気にせず、清潔感を第一に洗うのだけど、

[壱]で紹介したような「赤いもの」に関しては、端切れを洗って、アイロンをかけてみたものと、現物の色を確認してから洗うようにしている。赤い布は「色落ち」が激しいし、、たぶん、この素晴らしい「赤」が廃れてしまった原因も、この色落ちにあるのかなぁと思う。

今回も、乾かした後と比較して、色はそんなに変わらなかったけど、実際洗っているときは、水が真っ赤になるし、指先も赤く染まるぐらい色落ちするので、洗うときは、それぞれ一種類づつ洗った方がいいですね。

それと、以前「キモノの洗濯(失敗編)」でも書いたけど、着物って洗うと、揮発性の匂いがスゴいの。

今回は、着物地の方は洗わず、裏地のみだったことと、色の美しさに魅せられて、ボーッとなっていたせいか、あまり気づかなかったのだけど、帰宅したダーリンは、石油ストーブを空焚きしたと勘違いして騒ぐほど、部屋中に匂いが充満してたみたい。

そういえば、私も、お洗濯後、強烈に眠くなったんだけど、、

もしかしたら、関係があるのかな?

と、まぁ、そんなこともあるので、着物のお洗濯は、お部屋の換気がしやすい季節の方がお奨めではあるのだけど、思い立ったら突っ走りたいよね。

で、そんなリスクもあったりしつつ、解き終わった布なんですが、

色々手作りするのが好きな方は別として、

わたしのような面倒くさがりにとっては、もうここまでで充分メンドクさいし、何に利用しようか迷ってしまっておくだけで、またもや「たんすのこやし」になってしまいがち。

昨日、紹介した「赤い布」の使い道はまだ決まってないものの、
一緒に解いた帯について。(一番上の写真)


これは、一見、オークションに出そうかと思った帯だったんだけど、よく見たら、二つ折りの部分が大分擦れていて、それで、処分することにしたもの。

長さはあるものの、真ん中にダメージがある場合、半幅帯なら、作りなおせないこともないけど、、でも、正面からの印象は変わらないし、帯としての使用は、なんだか飽きた。

そーゆー場合、私は「帯揚げ」もしくは「重ね襟」「半襟」として使用します。
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いずれも、端は、二つ折りか、ほつれやすい部分は三つ折りにして、アイロンをかけて、メンドクサイ人は、縫わなくても大丈夫。

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重ね襟って、半襟よりも簡単に取り付けられるし、

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私は、晴着のようなコーデでじゃなくて、普段着に使ってます。

また、解いた帯が、黒の繻子の場合は、小躍りして「掛け襟」にします。(掛け襟が作りたくて、安い黒の繻子帯を探したりするぐらい)

よいこのみんなは真似しない方がいいかもしれないけどw
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Commented by jean moulin at 2013-01-11 18:41 x
綺麗な帯が、生まれ変わったね。
帯揚げも半襟も素敵!
私は、相変わらずエア着付けしかできないけど・・。
実は昨年、お正月の念頭の目標に「着物が一人で着られるようなる」を掲げていたので、今年のお正月は皆さんから、「さあ、どうなった?」と突っ込まれてるの(泣)

「壱」 の赤い裏布もとっても綺麗だね。
是非、冴えない表面も見てみたいけど。
あの記事を見ていると、なぜか、石岡暎子さんの事が浮かんで来ててね。
そうしたら、アカデミー賞にノミネートされたという嬉しいニュースが!
受賞されると良いね。
Commented by yomodalite at 2013-01-11 21:56
moulinさん、コメントありがとーーー!!!

着付けは、無料の着付け教室に1日通うのが、一番楽だと思うけど。。無料のは販促だから、色々売りつけられるけど、そんなの無視すればいいし、、でも1年前から袋帯は全部「作り帯」にしちゃってるし、私も袋帯の結び方もう忘れちゃった。

>あの記事を見ていると、なぜか、石岡暎子さんの事が...

ええっ、なんで石岡氏のことを?って思ったけど、赤い色かなぁ。でもよく考えたら、私がデザイナーを志したのは、石岡氏のパルコの広告とか、田中一光のデザインに、少女時代から憧れていたからだから当然なのかも。。当時はクリエーターの名前は知らなかったんだけどね。。確かに、お重に赤い布を入れてみるとか、自分で気がつかなかったけど、石岡氏らの影響かも。

石岡氏には帰国後「衣装」だけでなく、もっと色々なデザインに関わって欲しかったなぁ。。
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by yomodalite | 2013-01-11 08:13 | きもの | Trackback | Comments(2)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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