陰謀論とは何か ー 権力者共同謀議のすべて/副島隆彦

最近、自分でも許容量オーバーしてると思うぐらい、同時進行で読んでる本が多くなっていて、良本もたくさんあるのだけど、ブログに書くとなると迷う。別にわたしが書かなくても。とか、誰かにお奨めするのは面倒だなぁとか、理由は様々なのだけど。。

特に、副島氏に関しては、このところ「アホか!」(←いい意味でw)と言いたくなるぐらい、多くの本を出版されているので、今年中は「もういい」と思っていたのだけど、、うっかり読んでしまったら、面白かったというか、

とても癒されたので「癒し系」の本を2冊紹介します。

まずは、幻冬舎の新書『陰謀論とは何か』から。

こちらは、一部で陰謀論者と言われている副島氏が、自ら、ウィキペディアの「陰謀論の一覧」の項目ひとつひとつを、評価・判定し、それらの著者を分類し、「陰謀論本」の歴史をひもといたもの。

「暴き系」を自認し、激情型の文章が多い副島氏ですが、本書は、編集者の質問に答えていくようなスタイルで、副島氏の「先生」としての優しさに癒されます。

下記は、第一章「陰謀論とは何か」から、要約して引用。

ーー編集部からのお願いです。陰謀論といっても、宇宙人の話もあります。UFOや、爬虫類人が人類になりすまして地球を支配しているといったものや、イルミナティ、ロスチャイルド、ロックフェラー陰謀説まであります。

この本ではとりあえず、宇宙人系の話(笑)は、独自に楽しんでいる独特の皆さんにゆだねまして、ユダヤ人やロックフェラー、ロスチャイルドなど、実在して巨大な金融や財力をもっていることが、ほぼはっきりしている人々の陰謀を中心に、話を進めてもらいたいのですが。

副島:そうか… 残念ですね。私はまず、宇宙人、とりわけ爬虫類人(レプリティアン)の話から始めたかったのですが。みんな本当は胸をドキドキさせながら、こういう話をききたいんですよ。

胸がドキドキしてワクワクする、というのは大事なことです。これがないと生きている甲斐がない。世の中には、ビックリするような裏側の秘密、すなわち隠されている真実というのがたくさんあります。ですから大切なのは疑うことです。「アレ、変だな」と思うことです。

そうしたらこれまでとは違う新しい世界が見えてきます。その時に大事なことは、何か妙な感じがして胸がドキドキする、という感じです。この経験を大事にして欲しいですね。

ですから、こういう途轍もない、バカ話を、それこそ密かに読んでいる、マジメ人間たちが案外たくさんいるんです。それでもいいんですよ。地球外生命体の話の面白さに引き込めれていくのも、人生の楽しい過ごし方だと思いますよ。陰謀論の本にあえてハマってみることも新しい世界の発見です。

それは新しい癒しの方法です。今、陰謀論は、スピリチュアル(精神世界)の世界と融合しつつあるのです。こんなキツい世の中に生きていて、頭(脳)が壊れそうな厳しい競争ばっかりさせられている。

本当に私たちに必要なのは、陰謀論の世界という新しい癒しだ、
それは「アレ、ヘンだな」と疑ってみることから始まります。


(引用終了)

わたしも、爬虫類や、宇宙人系の話がなくて残念ですがw、ユダヤ陰謀論も、新世界秩序陰謀論、地震兵器、中央銀行陰謀論.... などなど、最近のスピリチュアル系陰謀論の言様を見ていると、物事の裏側を知りたいと思う好奇心を持ちつつ、脳の健康を維持するのはむつかしいと、感じることばかりだったのですが、、

この本では、そんなストレスをも解消されるというか、

本書は、日本の陰謀論のネタ本にされている、アメリカで書かれた、コンスピラシー・セオリーの重要な文献について、また、それを輸入して書かれてきた日本の陰謀論者についても、すべてが、ざっくりとまとまっていて、簡単に読めるうえに、ちょっぴり笑える新書になっていて、

わかりやすい内容だけでなく、参考文献一覧も含め「資料価値」もあり、
お値段も素敵な、777円!


◎参考書評[読書メーター]

☆こちらの「なか見!検索」で、目次が見られます。
◎[Amazon]陰謀論とは何か(幻冬舎新書)

癒し系のもう1冊については、明日また。。




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by yomodalite | 2012-12-12 12:44 | 政治・外交 | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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