John Lennon “Mind Games”(訳詞)

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これまで、なんとなくって感じで、ジョンのこと好きだったんですけど、MJのことを考えながら、ジョンのことを考えているうちに、すっかりジョンにハマってます!

ビートルズは1963年のデヴューアルバム『Please Please Me』から、1970年のラストアルバム『Let It Be』までの7年間に、オリジナルアルバムだけで、13枚もリリースしていて、ソロとしても、ジョンは、1968年から1980年に亡くなるまでの12年間に、11枚ものアルバムをリリース!

そんなことに驚いてしまうのも、MJが本格的ソロデヴューの後、1979年の『Off The Wall』から、2001年『Invincible』までの22年間で、たったの7枚しかオリジナルアルバムをリリースしていないという「めずらしい例」に慣れているからで、同じ時期のスティービー・ワンダーと比較してみても、当時のトップアーティストとしては、ジョンの方が普通なんですよね。

ジョンも、ポールも、ソロアルバムの方がよく聴いているので、そう思うのかもしれませんが、ビートルズ脱退後のジョンのアルバムの方が「天才」の凄みを感じるというか、MJの完成度に異常にこだわったアルバムに慣れているせいか、最初はジョンの剥き出しで荒々しいようなところに、ちょっぴり抵抗感があったんですけど、少し慣れてくると、むしろその繊細さに、心が震えずにはいられなくなってしまって、、

ジョンの曲から「インスタント・カーマ」以外も、何曲か訳してみたくなりました。

まずは、1973年のアルバム「Mind Games」から。タイトルの「Mind Games」は、何種類かのことばを当てはめましたが、「mind guerrilla」を、意識革命にしたのは、この歌が生まれた時代、多くの若者が政治革命に夢を感じていて、キューバ革命の戦士、チェ・ゲバラが亡くなったのは1967年ですが、彼は死後も、英雄的ゲリラとして、カリスマになるものの、一方で、革命にともなう「暴力」は、非難の原因にもなり、それは革命的精神をも破壊してしまう。。

私は、ジョンも世界を変えるんじゃなくて、自分を変えるんだ、と言っていると思いました。

ジョンは、Part4のインタヴューで「次の目標はカルマだ」と言っていましたが、この曲にも「karmic wheel」という表現がありますし、「mind」の訳語や、その他、色々悩んでいる箇所が多いので、今後もあちこち修正していきたいと思います。お気づきの点など遠慮なくご指摘くださいませ。





Mind Games
Written By John Lennon


We're playing those mind games together
Pushing the barriers planting seeds
Playing the mind guerrilla
Chanting the Mantra peace on earth

僕たちはみんな精神の試行錯誤を繰り返している
固い壁を突破したり、そこに新たな種を植えたりしながら
意識革命をしているんだよ。
地球に平和を!というマントラを唱えながら

We all been playing those mind games forever
Some kinda druid dudes lifting the veil(☆1)
Doing the mind guerrilla
Some call it magic the search for the grail

僕たちは、これからも思考実験をくり返すだろう、みんな永遠にね
ドルイド教の司祭のような男もベールを剥げば、
自分の精神と格闘している
魔術とか、聖杯探しなんて意味がないとか言われながら

Love is the answer and you know that for sure
Love is a flower you got to let it,
you got to let it grow

愛こそが「答え」だって、君にはよくわかってる
愛は、君が育てて、君が咲かせる「花」なんだって

So keep on playing those mind games together
Faith in the future, out of the now
You just can't beat on those mind guerrillas
Absolute elsewhere in the stones of your mind

だから、一緒に思考することを続けていこう
これから生み出される未来を信じて
自分自身の精神を革命しようとする人々を、攻撃するなんてできないよ
意志の力は、何よりも強いんだから

Yeah we're playing those mind games forever
Projecting our images in space and in time

そうさ、僕たちは思考実験を永遠にくり返して
僕たちが思い描いたことを、今、この場所に映し出していこう

Yes is the answer and you know that for sure
Yes is surrender, you got to let it,
you got to let it go

答えは「Yes」だって、君にはわかっている
まずは肯定することから、それは始まるんだ

So keep on playing those mind games together
Doing the ritual dance in the sun
Millions of mind guerrillas
Putting their soul power to the karmic wheel(☆2)

さあ、一緒に思考することを続けていこう
太陽の下で、神に捧げるダンスを踊ったりしながら
何万人もの意識の革命者たちの魂の力で
この世界の運命の車輪を廻していく

Keep on playing those mind games together
Raising the spirit of peace and love

一緒に思考することを続けていこう
愛と平和の精神を掲げてね

Love...
(I want you to make love, not war
I know you've heard it before)

愛だよ…
(愛を育てて行くんだ。戦うんじゃなくてさ。
君も聞いたことがあるだろう)

訳:yomodalite


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☆1「druid」ケルトの古代信仰 
◎[Wikipedia]ドルイド

☆2「karmic wheel」
これは、日本のスピリチュアル用語では「カルマの輪」と訳されていると思います。曼荼羅も、生命の樹も、太極図も「karmic wheel」の一種ですが、思想によって、その解釈はそれぞれ少しづつ違っていて、ジョンも「カルマ」のことは色々と悩んでいますし、ここでは「運命の車輪」としておきます。


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by yomodalite | 2012-10-31 09:56 | 現代文化・音楽・訳詞 | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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