マイケルと神について「藤永先生のメールから」

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☆「他のインタビューから」の続き

わたしは、量子論については、さっぱり理解できないものの、チョプラの本を読んでいて、彼が、科学者たちの量子に対する意見の違いを無視していることが気になりました。

特に、一般的に有名なアインシュタインの名前は頻繁に登場するのですが、アインシュタインの有名な言葉「神はサイコロを振らない」というのは、量子力学への懐疑から発言されたということを、なんとなく覚えていたからです。

◎「アインシュタインの科学と生涯」量子力学、統一場理論

また、 「黄金律に従おう(註釈1)」 で、うっかりMJの神の考え方は、スピノザやニーチェに近いと書いてしまってから、アインシュタインがスピノザに影響を受けたということも気になってきて、

パイスという理論物理学者が書いた、アインシュタインの伝記『神は老獪にして』(“Subtle is the Lord”)という本を読んでみようと思ったのですが、その本の重量感は、ページを開いた瞬間、もっと重たく感じられ、すっかり意気消沈した私は、

物理学者である藤永茂先生に直接質問してしまいました。

◎[関連記事]藤永先生に贈ったマイケルの曲[1]

この質問をしたのは、まだ、エリ・ヴィーゼルについて書いていたときで、物理学者の方に、自分の疑問をどう質問していいいかもわからず、科学音痴のわたしに、質問されるなんて、先生もお困りだろうなぁと思いつつ、、

・先生は、ビッグバンをどう思いますか?
・先生は、ヒッグス粒子発見のニュースを聞いて、どう思われましたか?

という2つの質問をメールしたのですが、

先生はそれまでの「マイケルと神について」も、読んでくださっていて(感涙)、また、「ディーパック・チョプラ Part 2」で、一部引用をお願いしたところ、さらに、MJの死後の世界観やビッグバンの考え方を否定したくないということと、チョプラに関しての意見も加えたものを送ってくださいました(大泣)。

下記が、その内容です。

(引用開始)

アインシュタインは、

「自然の深遠な法則(真理)の一部が人間に分かるという事は奇跡に思える」と幾度も語っています。

また、

ビッグバンはアインシュタインの方程式の数学的な解として確かに存在します。物理学の理論から出てくることとして、私はビッグバンに相当する解の存在を受け入れます。それに基づいたいろいろの自然現象の物理学的説明も説明としてなかなか魅力的です。

これは、私の意見ですが、大多数の物理学者の意見でもあると思います。

我々人間は、ある事柄について「100%こうだ」と断定する事は出来ません。物理学者はこの事を絶えず意識して仕事をしています。ビッグバンが100%確かにあったとは誰も言えないのです。ビッグバンを否定し、神による別様の宇宙の創成を信じ、人生が一回だけ与えられた機会であると考え、残酷な死後の世界の存在を否定するMJさんの心情、あるいは魂を、私は美しいものとして受容します。

ビッグバンの起る前の宇宙はどんなものだったか?、とか、宇宙が有限ならその外はどうなっているか?、といった疑問に答える妥当な物理学的思考の土台が見つからない現状で、それ以上の事を考えてみても始まらない。

というのは、私の意見ですが、

「時間に原点があるということは物理学的にどのような意味を持つか?」とか「宇宙が有限であるか無限であるかを判定する物理学的操作をどう定義するか?」

この問題を考える物理学者はあり得ます。
 
チョプラさんが、実際に、人々の病いを癒し、健康にして、幸福をもたらしているならば、それはそれで、結構なことだと私は考えます。しかし、同時に、彼がその癒しの営みを、量子力学を使わずにやってくれればよいのに、とも思います。量子力学に就いて彼が言っていることには正しくない事が沢山ありますし、その意味では、彼は人々に嘘をついています。もっとも、人の心の平穏のためには嘘も方便という考えもありましょうが、私の趣味には合いません。

(引用終了)

尊敬する先生から、チョプラに抱いた疑問を後押ししてくださったや、また、

「MJ宿題は懸命にやっています」

という 「MJプログレスレポート」の進捗状況もお伺いできて、私はすごく力をいただいたのですが、

これを「Part 2」で紹介するのをやめたのは、量子力学に詳しい先生は、チョプラの「間違い」がわかるから批判ができるのであって、私が同じように、物理学者の先生が「こう言っている」からと言ってしまっては、チョプラが、アインシュタインを利用していることよりも、

もっともっと、ずっと「虎の威を借りてる」感じがしたからです。

それで「量子」を理解しなくても、チョプラを理解できないかと『ヴェーダ』や、チョプラの師匠マハリシの本とか『バガヴァッド・ギーター』をちょっぴり覗いているうちに、

Part 3の最後にしつこく付け加えた「仏教は物理学が解明した宇宙を先取りしていた」に関して、もっと絡みたくなってきて、付け加えた部分を、再度、消去してみたり、、

「サイの皮膚(rhinoceros skin)」って … とか、 ジョン・レノンとマハリシのこととか、MJはやっぱり『Imagine』が大好きなんだなぁとか、下書きを書いたものが何種類もあって、どこに続けたらいいのか、もう何日も迷っていたのですが、、


☆「ジョン・レノン Part 1」に続けることにしました


◎冒頭の写真

FEEL BELIEVE by : Michael Jackson
(MJ write this in the late 1970’s about writing and composing a song)

LET THE SONG WRITE ITSELF

LET IT TELL YOU WHAT TO WRITE

WHAT INSTRUMENT TO USE

WHAT MELODY SHOULD BE USE

LET THE FEELING BE YOUR GUIDE

FEEL, FEEL, FEEL

AS THOUGH A PROPHET

WRITING THROUGH THE THOUGHTS OF GOD

HIS PENMANSHIP, HIS THOUGHTS

FEEL, FEEL, FEEL

FEEL, FEEL, FEEL “BELIEVE”

THE FORCE,

MJ

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by yomodalite | 2012-09-28 09:38 | マイケルと神について | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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