医療ビジネスの闇 ー “病気産生”による経済支配の実態/崎谷博征

新・医療ビジネスの闇: “病気産生”による日本崩壊の実態

崎谷 博征/学研パブリッシング




最近、次々と効果的だとされるワクチンが登場し、そのこどもへの接種の多さに驚いたり、遺伝子治療に興味をそそられるニュースも増える一方で、実際の医療に従事している方による、がん治療の不毛について書かれた本も多く出版されるようになったり、

原発事故以降の、放射能の人体への影響についても、とにかく「健康」について、さまざまな情報が溢れていて、何を信用していいのか、わからないことが多くて困ります。

本書は、実際の医師による、とてもとても興味深い本で、

内容について、一応、ポイントかなぁと思うサブタイトルを勝手に付けてみたのですが、あまりに興味深い話題が「てんこもり」なので、


目次ページ写真の方をご覧くださいませ。(クリックすると拡大します)


◎第1章 病気ビジネス
現在の格差社会が、医療の現場にもたらした惨状から、製薬会社が徹底した「安定ビジネス」である理由


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◎第2章 健康の産業化
ロックフェラーなどの国債金融資本が、いかに「近代医療」を乗っ取り、メディアだけでなく「国境なき医師団」や「市民ネットワーク」を使って、ワクチンビジネスを世界に提供しているか


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◎第3章 洗脳される医師たち
医学論文の段階から、製薬会社に「教育」され、反対意見を述べたものは「暗殺リスト」に載るという実体



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◎第4章 惨事を利用する医療
「サーズ」「鳥インフルエンザ」感染の真実。パンデミックウィルスが人工的に創られていることや、遺伝子研究=優性思想について



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◎第5章 食糧支配と人体汚染
GM種子による「食料支配」と、「人体汚染」の危険性がある様々な化学物質



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◎第6章 産業がガンをつくる
現代人にガンが急増する本当の理由 ー 抗ガン剤という巨大な市場、アメリカ がん協会は「ガン産業」協会…



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また、本書のAmazonレヴューの中の

「放射能の問題もすでに100uSv以下でも健康障害が出ていたのですね」について。

これは、337ページ「第6章 産業がガンをつくる」の中の「それでは、低線量放射線でも実際に健康被害が出るのでしょうか?」から続く記述によるものなのですが、下記に省略して引用します。

IARC所属のカーディス氏らが中心になってまとめた15カ国の原子力施設労働者の調査が、「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル」誌に掲載されました。5カ国の59万8068人の原子力施設労働者のうち、1年以上原子力施設で働き、外部被爆線量記録がはっきりしている40万7391人を対象に、追跡調査を含めて、約520万人分 年分の調査がおこなわれました。

これまでの原子力施設労働者の調査では最大規模です。原子力施設労働者は普段より線量計をつけていますので、外部被爆蓄積線量が正確に分かります。したがって、この調査で、ある程度、外部被爆量と疾病の関係が明らかになるはずです。

被爆線量は、対象となった集団の90%は50ミリシーベルト以下、500ミリシーベルト以上被爆した人は0.1%以下で、個人の被爆累積線量の平均は19.4ミリシーベルトでした。ほとんどの人が低線量被爆だったのです。

調査期間中の全死亡数は2万4158人、白血病を除く全ガン死は6519人、慢性リンパ性白血病を除く白血病による死は196人で、1シーベルト被爆すると、被爆していない人の約2倍になるという結果が得られました。

平均は19.4ミリシーベルトの低線量被爆調査集団で、すべてのガン死を調べると、約1~2%は放射線被爆が原因と考えられました。また、広島・長崎の原爆被爆調査では、すでに100ミリシーベルト以下の低線量領域でも、ガン発症率と線量との間に直線比例関係が認められています。以上より、100ミリシーベルト以下の低線量放射線外部被爆でも、ガン増加作用があることを示しています。

このように最近の調査では、原発産業従事、あるいは原発事故による低線量被爆によって、ガン発生のリスクが高くなるという事実が次々と発表されるようになりました。(引用終了)


というもの。ただし、本書で本当に重要なのは、「100ミリシーベルト以下の低線量放射線被爆でも、ガン増加作用がある」から、原発は危険だと言うことではなく、

原子力発電や原爆の低線量被爆によるガンの発症率は、CT検査などの医療被爆による発ガン率と同程度(p338)

と言うことで、

イギリスのオックスフォード大学のガン研究調査で、診断用のX線写真で、どの程度ガンを発生させているかを、日本を含めた14カ国にわたって調べたところ、イギリスでは75歳になるまでに、ガンの0.6%は医療の診断用X線写真が原因であると推測されるのに対し、

日本では75歳になるまでに、ガンの3%は診断用X線写真が原因で、日本以外の13か国の平均が0.6~1.8%に比べて、日本がいかに医療被爆国で(p332~333を要約して引用)


ガンの治療だけでなく、現在の医療がどれほど「健康」を損なっているか。ということを、豊富なデータを駆使して論じているところだと思います。

ちなみに、著者は、病院の副院長も務められている、現役の医師ですが、副島隆彦国家戦略研究所研究員の方でもあり、副島氏は、当然これらのデータをよくご存知の上で、今まで暮らしていた場所をどうしても離れられなかったり、一時的には避難したとしても、現実的な判断として、被災地での生活を選ばれた方、また、自分の不安から、被災者を差別してしまう人たちに向けて、

「子供も皆、家に帰って来て、元気に暮らしましょう」

と安全宣言をされたのであって、科学的データを軽視したのではなく、徹底的にデータを検証されたうえで、今後の福島の復興と、現在もそこに住む住民の方や、不安からパニックになってしまう大勢の人の「本当の健康」を考えて、

2~10マイクロ(μ)シーベルト毎時 ぐらいの放射能は、幼児や少女であっても、普通に背負って、健康に生きて行ける数値で、私たち、日本人は、今後は、居直って生きて行く国民になるべきだ。

と判断し、

「住民をいじめるな」

というメッセージを、第一に発せられたのだと思います。

そういったところが、子供の痛みや、地球の痛みを切実に感じて、巨額な寄付を行ったり、歌を作ったりしても、決して、金融資本家が支配する「ボランティア団体」や「NPO」の広告塔になることなく、支援するということを「慎重」に考え続けたマイケル・ジャクソンと似ているなぁと、つい、思ってしまうところで、

多くの「反原発」の方が、広告代理店や商社のビジネスモデルである「ロハス」をコンセプトに、原発マネーで創られた『ソトコト』に疑問を感じることなく、原発事故による各地の「放射能」や「セシウム」などの危険物質のガン発生率ばかりに気をとらわれ、がん検査や、レントゲンの放射能値と比較もせず、なぜか、原発事故原因や、その責任追求にはまったく興味がなく、ひたすら原発の「放射能被害」にばかり集中し、

結局、外国から輸入したGM種子に汚染された「オーガニック食品」や、天からの恵みであるはずの「水」を企業が独占することで商品化されている「ボトルウォーター」が、安全だと信じ込み、製薬会社や水会社といった「企業」を儲けさせるための「ボランティア団体」に小銭を寄付しただけで、日本や、世界だけでなく、地球にすら「上から目線」で発想してしまいがちな、よく見かける方々とは違って、

頭の良さも、愛の深さも…「桁外れ」だなぁと尊敬してしまうところなんですよね。。


陰謀論でなく、本当の国債金融資本の闇を教えてくれる「啓蒙書」
本当の健康を考えるうえで、何を「選択」すべきかというのは、ますます「複合的」な問題に。。。


☆☆☆☆★


______________

[内容説明]医学の進歩にもかかわらず、世界から病気が一掃されないのはなぜか。その裏には国際資本家たちのある“意図”が隠されていた。現場の事態から見えてきた、知られざる「医療による経済支配」の構造を、現役の医師が自らの経験を通して明らかにする衝撃の一冊。

[著者紹介]崎谷博征(サキタニ ヒロユキ)/1968年、奈良県生まれ。脳神経外科専門医、医学博士。国立病院をはじめ、いくつかの病院勤務を経て、現在は熊本市内の私立病院で副医院長を務める。主な著書に『患者見殺し 医療改革のペテン』などがある。

2006年に「崎谷研究所」を設立。2011年にアメリカ医師国家試験(USMLE)STEP1、2に合格。2012年「みどりの杜あんしんクリニック」開設。中国海陽市に崎谷研究所分院、健診・予防医学センター開設中である。アセアン諸国でも医療施設の開設に従事。アメリカの最先端医学である「精神神経免疫学」を研究し、難病治療に専念しながら、生活習慣改善による自然治療と土壌からの健康改善活動に従事している。

アジア、南米でも土壌改良に従事。また、多くの経済誌、健康誌などに論文を寄稿し、セミナーや講演など幅広い活動を展開。宅地建物取引主任者。副島隆彦国家戦略研究所研究員





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by yomodalite | 2012-05-11 08:43 | 健康・医療 | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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