新座頭市『雪の別れ路』ゲスト:吉永小百合 監督:勝新太郎[2]

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☆新座頭市『雪の別れ路』[1]のつづき

『雪の別れ路』は、勝プロダクション制作により、1976年から1979年まで放映されたテレビ時代劇「新座頭市」第1シリーズ ('76~'77)の作品。テーマソングを石原裕次郎が歌っていたり(出演は第4話)主演映画があるような豪華なゲスト俳優にも、もちろん、勝新が演じる座頭市のカッコ良さにも魅了されっぱなしなんですが、

特に見逃せないのは、勝新自身が監督した作品のときで、もう冒頭のシーンから、テレビとは思えないような緊張感溢れる鮮烈な映像、音にも気を配った演出で、普段より何十倍も楽しめるんですが、黒澤や北野武にはない、勝新監督の特に優れたところは、女優を撮るのがすごく上手いところ。

出演している女が、みんな市に優しくて、市を好きになってしまうということの多い「座頭市」なんですが、勝新が監督のときは、むしろ、そーゆーことはなくて、いずれの女優も、その魅力を最大限引き出していて、どの女優を撮ってもすごくイイっ!(このすぐ後の真野響子さんがゲストの回は女優の美しさだけでなく「傑作」でした)

でも、小百合さんは....

録画した「絵」をスローで見て、これほど一瞬一瞬が「完璧」だったのは初めての経験でした。


お雪は、3年間ずっと忘れられなかった男(宇乃)に偶然出会い、
再会したふたりは並んで蕎麦を食う....


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宇乃「櫛やろうか」


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お雪「前にもらったのがあるわ」


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お雪「これだけは大事にとっておいたの」

市と一緒に泊まっている宿に戻った、お雪....


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十三のときからよ。
おとっつぁんが唄を歌って、
わたしが三味線を弾いて....
旅から旅へと、あちこち流して歩いた...
今でも目に残ってるわ。
おとっつぁんの背中と砂ぼこり...


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寒くてね、
野良犬抱いて寝たこともあった....


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そんときだったわ、宇乃さんに会ったの....
ふたりで身体を暖っためながら生きていこうって...
だけど、おとっつぁん倒れちまって...


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わたしの身体の中は、
いつも、宇乃さんでいっぱいだった...



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三年もよ、
わたし、あのひとのことばっかり
思って暮らしてたの...


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ね、市さん、飲んで。
わたしと一緒に喜んでちょうだい。


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女たらしの宇乃の嘘に気づいた市は、
宇乃を脅し、
お雪のために「別れ」を演出する....


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宇乃「俺には、かかあがいるんだ...」


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☆新座頭市『雪の別れ路』[3]につづく


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by yomodalite | 2012-02-15 09:43 | 美男・美女 | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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