2011年 11月 18日
ひとりごと(2011.11.18)『熱砂の舞』 |
ラミーの季節! でも、森永のことを忘れてたことに気づいちゃって。。。
数年前なら、森永だけでなく、各社すべてのデザインが気になってしかたなかったんだけど、本もCDも「ジャケ買い」禁止するようになってから、世界が広がったということもあるので、「ダース」のロゴの完成度の低さも(ロゴだけじゃないけど...)、目をつぶって味わってみるのだ。
まずは、ミルクチョコ対決。
森永ダースは、一粒一粒分かれてるのがいいよね。。ロッテのガーナは個別包装のタイプもあるけど、同じ価格帯の板チョコの方は割りにくくて、1、2個食べようと思っても、もっと集団で食べちゃうことになったりするのがヤバくて・・
味の方は、ミルク感に差があるなぁ。
森永の方が、ミルク感が濃厚で、特色があるというか、ヘーゼルナッツペーストとか、生クリーム、ホエイパウダーといった「原材料名」が「ふむふむ」って感じで、比較すると、ロッテの方が「シンプル」な味なんだけど.....
Ummm.....やっぱ、日本の「安いチョコ」のレベルの高さって、世界一だわ。
さて、この間、ヴァレンティノの『熱砂の舞』を図書館で借りてみたんだけど、サイレント映画って、似たような音楽がずっと流れているし、VHSだと画面もボケボケだし、どんなに無料でも、ガマンが必須という感じではあるのだけど、、意外と楽しめた。
YouTubeや、写真で観ていたときは、ヴァレンティノの魅力は、冷たい視線と相反する情熱的な態度にあると思ってたんだけど、笑顔もすごく魅力的だったってことがわかったり(ヴァレンティノは「シークの息子」を演じていて、パパのシークもカッコ良くて、誰?て思ったんだけど、ヴァレンティノが1人2役を演じているらしい)、
ここで、MJがモノマネしてるシーンは、写真では、なにか復讐を企んでいるような感じに見えたんだけど、実際は、ヴァレンティノが踊り子の女を見つめているシーンで、それに気づいた踊り子が、彼の元に近寄っていくと、
Yasmin, Yasmin, my beloved. Can you ever fogive ー?
最愛のヤスミン、ゆるしてくれるかい?
という「字幕」とともに、ヴァレンティノの表情は一転して、女に懇願するような表情になり、その後は群衆と戦うシーンになるんですよね。。
Ummm....どこがって言われても、ホント困るんだけど『熱砂の舞』を観てたら、何度も「Remember the Time」を思い出しました。
「熱砂の舞」(The Son of The Sheik)には、ヴァレンティノが踊るシーンもないし、「Smoose criminal」と「Band Wagon」以上に違うので特にお薦めはしませんが。
お薦めしないと言えば、1998年ブランドの映画『フリーマネー』(Free Money)
わたしは相当笑ったけど、、変なコメディに目がないひと以外は、絶対に観ない方がいいです(って、言わなくても誰も観ようとしないよねw、)
でも、、ジョニー・デップ(1995)(1997)、チャーリー・シーン(1998)、ロバート・デニーロ(2001)との共演でも、ブランドは全部イケてて、
それなのに『You Rock My Would』だけ良くないのは、、やっぱ、MJの責任ってことだよね。。Ummm....とりあえず、そこは「断定」するしかないかなぁ。。
ブランドものでは『地獄の黙示録』に、再挑戦しなくちゃと思っているのだけど、その前に読んでおこうと思った、新訳の評判が高い『闇の奥』(翻訳:藤永茂)がスゴ過ぎて、まだ映画の方が観られない。。。
ブランドはデヴュー作から、一貫してアメリカの光と影の「影」を意識して演じてきたスターで、ジョニー・デップが「He's as important as, uh... who's important today?」と言っているのも、そーゆー意味なんだと思いますが、、、アメリカにとっても早過ぎたし、当時の日本にとっては、もっと早かったと思う。
MJの親友、エリザベス・テーラーの映画も、今日本で観られないものが多いけど、2人とも、世紀の美男美女だったけど、そのイメージに納まりきらない、早過ぎた個性のひとだったみたい。。。
☆わたしは、岩清水氏のものは未読。
◎『闇の奥』(中野好夫 訳)松岡正剛の千夜千冊
◎『闇の奥』(岩清水由美子訳の感想)
◎『闇の奥』(黒原敏行訳の感想)
by yomodalite
| 2011-11-18 13:13
| MJ系ひとりごと
|
Comments(3)
yomodaliteさま
こんにちは
チョコもまさかのジャケ買い・・。
「地獄の黙示録」、コッポラが「豊饒の海」片手に制作したというのが気になって、ちゃんと見直さないと、思ってたんです。といことは、「闇の奥」も読まないと、と。
新訳、評判良いようですが、高いので、中野版にしようかと思っているのですが、yomodaliteさま両方読まれました?やっぱり、新訳版が良いですか?
デニス・ホッパーも亡くなっちゃいましたね。ウォーホールとの共作、毛沢東像は印象的でした。
こんにちは
チョコもまさかのジャケ買い・・。
「地獄の黙示録」、コッポラが「豊饒の海」片手に制作したというのが気になって、ちゃんと見直さないと、思ってたんです。といことは、「闇の奥」も読まないと、と。
新訳、評判良いようですが、高いので、中野版にしようかと思っているのですが、yomodaliteさま両方読まれました?やっぱり、新訳版が良いですか?
デニス・ホッパーも亡くなっちゃいましたね。ウォーホールとの共作、毛沢東像は印象的でした。
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yomodalite at 2011-11-19 00:47
ブログには書いてないけど、今年の初めごろに、ようやく「豊饒の海」4巻読み終えたときには、まさか、そのあと、ブランドが「来る」なんて思ってなかったんですけど。。。わたしもコッポラの片手発言とブランドの自伝で「闇の奥」必読かなって思ったんですが、中野版は挫折経験ありです。。松岡氏のように、どこかに種痘を打っている方でないとキツいかな。。。中野版以外を図書館で探されては?
わたしが読んだ藤永氏は「『闇の奥』の奥」という植民地研究の本も書かれている、量子化学の研究者の方で、『預言者』の柳澤氏のように、かなり確信的な翻訳。
アマゾンレヴューは、どの翻訳版も同じレヴューを使い回しているので、わかりにくいんだけど、中野本と比較すれば、わかりやすいという感想は共通かも。。
デニス・ホッパーは、勝新の親友でもあるし、ウォーホルはMJのファンだし、次に観る、ブランドの映画は『ビートニク』(ホッパー、デップ共演)にしようと思ってたとこです。
わたしが読んだ藤永氏は「『闇の奥』の奥」という植民地研究の本も書かれている、量子化学の研究者の方で、『預言者』の柳澤氏のように、かなり確信的な翻訳。
アマゾンレヴューは、どの翻訳版も同じレヴューを使い回しているので、わかりにくいんだけど、中野本と比較すれば、わかりやすいという感想は共通かも。。
デニス・ホッパーは、勝新の親友でもあるし、ウォーホルはMJのファンだし、次に観る、ブランドの映画は『ビートニク』(ホッパー、デップ共演)にしようと思ってたとこです。
そうですか 闇の奥情報ありがとうございます。検討します。ウォーホルかなりMJ好きですよね。また、レヴュー楽しみにしてます。