君がいない夜のごはん、いつも心にクールギャグを

君がいない夜のごはん

穂村 弘/NHK出版

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君がいない夜のごはん/穂村弘

『にょにょっ記』以来、久しぶりのほむほむ。2011年の単行本出版は、今のところ、こちらと投稿短歌集の『短歌ください』の2冊。後者は未読だけど、穂村氏の短歌も納められているのかなぁ。。こちらは、一見「短歌集」のようなタイトルですが、「月刊ベターホーム」(2006年〜2008年)と『きょうの料理ビギナーズ』(2008年〜2011年)の「食」にまつわる連載をまとめたエッセイ集。

グルメでもなく、レシピ系の情報もなく、料理にチャレンジしてみる気もなく、酒に弱く、菓子パン好きで、生ハムとメロンの組合せに違和感を抱き、グレープフルーツが登場したときの衝撃が忘れられない、49歳になったほむほむの目線は、

生まれたときから、アイスクリームが「ハーゲンダッツ」の平成生まれに対しても、世のオヤジたちと、そんなに変わらないのだけど、やっぱり、どこかが全然違っていて、ファンを惹き付けて離さない。

「逆ソムリエ」

私はお酒に弱い体質で、せいぜいビールをコップに一杯くらいしか飲めない。だからワインなどを飲む機会もなく、ソムリエという職種のひとにも縁がない。ただ、なんとなく勝手なイメージだけはもっている。

私の中のソムリエは、お客さんの好みをきいて、「それでしたら88年もののマギーブイヨン(ワインの名前を知らないので仮名です)など、いかがでしょう」とお薦めの銘柄を教えたり、「森の奥で振り向いた仔鹿の瞳に映った朝靄のような香りでございます」とその魅力を表現したりするひとだ...


森の中で振り向いた仔鹿の瞳に映った朝靄のような香り....

何回でも味わえるなぁ....「仔鹿の瞳に映った朝靄のような香り」

そんな期待はしてなかったけど、「くすっ」とか「にやり」じゃなくて、ときどき噴き出しちゃうくらい笑いました。

◎『君がいない夜のごはん』(アマゾン)
◎「作家の読書道・穂村弘」
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[内容紹介]今日も真夜中のキッチンで私は電子レンジの「あたためスタート」ボタンを押す。 人気歌人・穂村弘の「食べ物」をテーマにした異色エッセイ集! 料理ができず、味音痴で、飲食店にひとりで入れない……、という著者の奮闘する姿に 思わずニヤリとさせられるものの、「自分もそうかも??」と我が身を振り返ってしま うこと必至です! NHK出版 (2011/5/25)


いつも心にクールギャグを

デーブ スペクター/幻冬舎


ダーリンが図書館で借りてきて、隣で妙に薦めてきた。あのさ、デーブのツイッター面白いって教えたの、わたしじゃん?.....すでによくご存知なんですけど、、って何度言ってもしつこい。

今、手元にある本ぜんぶ、中身も、外側も、すべて「ヘヴィー級」でそれどころじゃないのにーーーって思いつつも、もう一度あの頃への感謝のきもちが湧いてきて、少し読んでみる。

ときどき、欄外に有名人のRTも掲載されている。河野太郎「フォローしてしまった」坂本龍一「僕も」

そうそう、あの頃、みんな「まさか」と思いつつフォローせざるを得なかったのだ。

地震の被害に遭われた方に、心からお悔やみ申し上げます。いま、被災地を励まし、和ますツイートを一所懸命考えているところです。(Sat Mar 12)


大好きな日本がまた笑顔で溢れる国になるよう、ボクは出来るかぎりのことは何でもするつもり。ユーモアがあれば、辛い時でも電気を使わずに世の中を明るくすることが出来るから。(Sat Mar 12)


心配とは文字通り「心を配る」ことだと思います。辛さや悲しみを代わることは出来ませんが、心中を察することは出来ます。みんなが心穏やかになることを、毎日心から祈っています。では、おやすみなさい。(Thu Apr 21)


「浜通り」ってとても素敵な名前です。皆さんの故郷が1日も早く「いつも通り」になることを祈ってます。(Sun Apr 10)


311の少し前に、CIAに詳しい人wから、CIAはブッシュ政権から反省して、最近は日本の味方だって聞いてはいたんだけど、、まさか、ここまでとは。。そういえば、デーブは赤塚マンガで日本に魅せられたって言ってたなぁ。

◎いつも心にクールギャグを(アマゾン)
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[内容紹介]震災後の人気No.1ツイッターが、待望の書籍化!
「震災後、初めて笑えた」「癒された」「勇気が湧いた」…など、被災地に笑顔を生んだ、奇跡のオヤジギャグ&メッセージ790、一挙公開。一見、ギャグの本だが、お茶の間の視点で、震災直後からの思いや怒りを綴った、どんな震災本よりもリアルに共感できる、ドキュメンタリーでもある!!
「ユーモアがあれば、辛い時でも電気を使わずに、世の中を明るくできる」という信念のもと、震災後も日本に残り、つぶやきつづけた、デーブの命の叫び!?

◎総理の肩や腰にいますぐ貼りたい→リーダー湿布
◎いま松尾芭蕉がいたら復興した後にきっと歩くことでしょう→奥の舗装道
◎普段は悪い意味なんだけど、いまはとても大切なことわざ→冷や水を浴びせる
◎いまこそ活躍してほしい世直し時代劇キャラ→隠さん
◎そういえば計画停電より前から、首相が輪番制のような気がするのは、
僕の気のせいでしょうか?
◎すっかり切れちゃったもの→菅電池
◎こんなときにやめてほしい政治決断→内閣総自粛
◎かなり気をつけたい刑事ドラマ→「あぶない電化」
――など。印税の一部を、義援金として寄付する。 幻冬舎 (2011/6/24)



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by yomodalite | 2011-11-05 22:07 | エッセイ | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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