Johnny Depp talking about Marlon Brando(2)

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(1)に続いて、ジョニー・デップがブランドについて語っているインタビューを紹介します。こちらは、2011年のヴァニティ・フェアの最新号(11月号)。ブランドに関することのみ抜粋しているので、最初一部分しか気づかなかったのですが、全部見てみたら、ロングインタヴューの中で、ブランドのことを語っている部分は長いので独立させました。

彼が亡くなってからもう7年経っているのに、ジョニーは何を聞いてもブランドのことを語りたいというか(笑).....私より遥かにゾッコンみたいで(嬉)ますますジョニー・デップが好きになりました。

しかも、このインタビュアーはパティ・スミス!詩人でロックレジェンドでもあり、デップもファンである(画も描いてる)彼女のおかげで、その他の内容もすごく充実していて、デップファン必見の内容かも。彼は『ラスベガスをやっつけろ』で演じたハンター・トンプソンを再度演じるみたいですね(『ラム・ダイアリー』The Rum Diary)。

☆トンプソンの小説本ではなく、彼のジャーナリストとしての文章が読める本→『アメリカンドリームの終焉』(翻訳者の副島隆彦氏は実際にトンプソンに会いに行って『アクターズスタジオ』でデップが語っているのと同様の体験をして翻訳されてます。入手困難なうえに20世紀史への興味とロック魂の両方がないと読むのも困難ですが...)



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☆2011年「ヴァニティフェア誌インタヴュー」
◎"Vanity Fair," The Crowded Mind of Johnny Depp by Patti Smith

日本語部分は私訳なので・・気になる点はぜひご指摘くださいませ

Smith : Do you have any actors that you studied from the past, actors from any era, who were helpful either in a specific role or just in general?

過去に研究した俳優はいますか?彼らの演技は今の時代においても有用でしたか?

The guys I always adored were mostly the silent-film actors, Buster Keaton first, Lon Chaney Sr., and Chaplin, of course—those three for me.

僕が敬愛したのは、ほとんど無声映画の俳優なんだ。1位はバスター・キートン、ロン・チェイニーとチャップリンももちろんです。彼ら3人から僕は影響を受けた。

And John Barrymore. The gods: those are the gods. And then you've got the people that came out of that, Paul Muni, certainly ...

それと、ジョン・バリモアは神だな。そのあと、そこから出て来た人々...ポール・ムニもそう。


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But Marlon, it wasn't until Marlon Brando came along that … it was revolutionary, it just changed everything. The work he was doing, Streetcar —completely different fucking animal. And everybody changed their approach from that moment on.

でも、マーロン、マーロン・ブランドは彼らからではなく、それは革命的なんだ。彼は何もかも変えた。彼は『欲望という名の電車』で、今までとは異なる野性的な男を演じて、そのアプローチで誰もが変わったんだよ。

smith: He was bigger than—I don't know how to say it—it was almost like the screen could not contain him. Does that make sense?

彼より大きな存在... 私にはスクリーン上の彼のことをどう言っていいのかわからないのですが、それは何だと思いますか?

depp: Absolutely. I don't know what the fuck it is, or was, but, at that time—especially at that time—he had too much.

うん。それはスゴすぎて僕もわからない。でもその時...その特別な瞬間に....彼はものすごく多くを持っていたんだ。


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And the shape of his face and his nose and his—and the distance between his forehead and his eyebrows, and whatever was going on for whatever genetic reason, or whatever.

彼の顔、彼の鼻の形、そして彼の額と眉と眉の間の距離、彼の知性といった遺伝的なものから、何もかも。

He was placed in that spot for that particular thing. And, man, he cranked it. He just absolutely owned it.

彼のいる場所は常にスポットライトが当たっていて、人もカメラも、彼はすべてを動かしその場を支配していた。


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smith: It's interesting when one individual—whether it's Michelangelo, Coltrane, Bob Dylan, Jackson Pollock—they're so inspiring, and they help beget almost a whole school, but no one can touch them. They have this place of kingship, but also solitude.

1人の人間として興味深いですね。ミケランジェロ、コルトレーン、ボブ・ディラン、ジャクソン・ポロック...彼らは多くの影響を与え、すべての学校の教師も生徒も支持するでしょう。しかし、誰も彼らに触れられないし、彼らのような王座には孤独もあります。

depp: And Marlon hated it. He hated it, which is probably why he rejected the whole idea of it, you know, and made fun of it.

マーロンはそういったことを嫌っていたね。彼はそういったイメージをとことん拒否していたし、面白いことを常に考えていた。

But I know it's bullshit. I know he was capable of the work and worked hard when he did the work. I saw him do it, you know. He did care.

そういったイメージは本当にくだらないよ。僕は彼と仕事をして、彼の熱心な仕事ぶりを通して彼を知っている。彼はとても気を配っていた。


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smith: Throughout your life you seem to have had beautiful relationships with a succession of mentors—Marlon, Hunter, Allen Ginsberg. You hold these people with you. Is that something that has just come your way? Or is it something that you seek in life?

あなたの人生にわたるメンターである、マーロン・ブランド、ハンター・トンプソン、アレン・ギンズバーグとは、美しい関係を持ってきたように見えます。あなたは、彼らとの関係から何を受けとりましたか?何かの方法ですか?また、あなたが人生で求めるものは何ですか?

depp: I think it's probably a combination. It's never been a conscious sort of searching, but it did happen with these guys. The combination probably goes back to memories of my grandfather. We were very, very close, and I lost him. I was about nine.

それはコンビネーションじゃないかな。意識して探索してなかったけど、彼らから受けとったと思う。そういったコンビネーションは、なんとなく祖父の記憶を思い出すんだ。僕たちはすごく親密だったんだけど、僕は9歳のときに彼を失った。


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Johnny Depp painted Marlon Brando



smith: Do you ever think of doing plays? I think it would be wonderful to see you work live.

あなたが、常にやろうとしている演技とは?私はあなたの人生でそれが見られたら素晴らしいと思うんだけど?

depp: I do, I do, I do. The bitter pill that I swallowed was with Marlon, who asked how many movies I did a year.

やるよ。やります。マーロンからの苦言だけど、彼は、僕が一年にどれだけの映画に出演するか尋ねたんだ。

And I said, I don't know—three? He said, You ought to slow down, kid. You've got to slow down 'cause we only have so many faces in our pockets.

それで、僕は、そうだなぁ、3本ぐらい? 彼は、「お前は、もっとゆっくりやるべきだよ、坊主。もっとペースを落とした方がいい。俺たちは、ポケットにたくさんの顔を持っていなくてはいけないんだからな」

And then he went on to say, “Why don't you just take a year and go and study Shakespeare, or go and study Hamlet. Go and work on Hamlet and play that part. Play that part before you're too old. I thought, ” Well, yeah, yeah. I know Hamlet. Great. What a great part, great play, you know, this and that, And then the killer came.

それから、彼はこう言ったんだ「1年間ずっと、シェイクスピアだけを研究するとか、ハムレットをやってみるとか。。ハムレットに影響を与えられるようなそんな仕事をしなさい。そんなに年を取る前にそれを演じてみるべきだ」うんうん確かに、ハムレットは偉大でそれは重要な役柄だよね。それで、なんだかんだあって「殺人者」の役が来た。

(Brando) said, “I never did it. I never got the chance to do it. Why don't you go and do it?” He was the one that should've done it, and he didn't. He didn't. So what he was trying to tell me was play that f****** part, man. Play that part before you're too long in the tooth. Play it. And I would like to. I'd really, really like to."

ブランドは言ってたよ。「私はそれをしなかった。私には、それをするチャンスが与えられなかった。君は何故それをやらないんだ?」彼はそれをするべきだったのにしなかった。それで彼は僕に初老になる前に挑戦するように言ったんだ。演じることは好きだよ。僕は実際にそうすると思う。(インタヴュー引用終了)



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☆パティ・スミスのレジェンド曲!
♫Because the night belongs to lovers!Because the night belongs to lust...♫

◎Patti Smith Group - Because the night 1978


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☆コンガを叩くブランドの子どもみたいな顔がたまらないっ!! 演奏は9:35〜
◎Person to Person with Marlon Brando (1955).avi

☆しばらく消えていたブランドのコンガですが、
こちらのとても素敵なブログの方が発見してくださいました!

◎マーロン・ブランドとコンガについて(1)
◎マーロン・ブランドとコンガについて(2)


☆これは、コンガを叩くブランド以上にたまらないっ!!! MJの“a-ha!” 初回は1:45〜
◎Diana Ross & Michael Jackson "EATEN ALIVE" (Extended)





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by yomodalite | 2011-10-20 11:17 | MJ考察系 | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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