to be always happy “わたしが疑問に思うこと” 

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[NOTICE]わたしは基本的に、報道の中のMJには興味がないですし、始まる前から何度も言っていますが、この裁判がMJの正義に関係があるとは思えません。ただブログに書いてしまったことで間違っていた点があったら訂正しなくてはという「責任」でざっくり情報を追っていて、この件に関しては、ライブを傍聴したり、英文サイトを読んだりということはあまりしてません。翻訳して情報を伝えてくださっている、いくつかのサイトから、重要だと思うポイントだけ確認しています。



どういうわけだか、あの「つぶやき」を何度も見てくれるひとが多いみたい....
やっぱり、どうして「to be always happy」なのか、疑問なのかな?

前にも言ったけど、Schaffelとの裁判での、

"Why are you sure he got money?" King asked.
"Because he seemed to be always happy!" Jackson says with a goofy grin.
(参照:http://nikkidoku.exblog.jp/14905753/)

MJのこういった発言や、2002年のときも、2005年のときも、MJの裁判のときのキュートな態度が、好きで好きでたまらなくて、

特に、"Because he seemed to be always happy!" は「ツボ直撃」で、こんな面白いことを言う人になりたいし、どうしたらそうなれるの?ってよく思っているんですね。

現在、わたしが「happy」なのは、あまり「happy」とは思えなかった、こういった裁判でのMJの姿がすごく素敵だったことを発見できたことと、それまでわからなかった色々なことが、彼への興味によって広がったから。

これまでも、わたしが「完全勝利」を感じたときに共感してくれた方も多かったですが、わたしが、その思いをますます強くしたのは、この先どんな情報が出ても、

彼自身が、あの医者に依頼したこと
彼自身が、薬を望んだこと


この2つは、もう動かせないと思うからです。
そしてそうであるなら、やっぱり私は彼の判断を100%以上支持し、納得できます。

なぜ支持できるのか?という問いには、2つの大きな理由があります。

◎ひとつは、彼がその決断によって、これまでずっと望んでいた「永遠の命」を獲得し、より多くの人に類いまれなる「天才」を証明することができたこと

◎もうひとつは、彼の「不眠症状」が限界だったと思うから。


「to be always happy」のために、もっと面白いことが言えたらって、毎日思うけど、あんまり才能なくて、ちっとも「happy」じゃないかもしれないけど、

◎これまでわたしが疑問に思ったこと
◎不眠症の耐え難い辛さ(←これは、まだ迷っているところ)

について、書いてみようと思います。

まずは疑問に思ったことから。

色々な事実に疑いをもったり、様々な情報から「真実」を得ることは本当に難しいです。

でも、彼自身が依頼した医師の過失や倫理観を裁くことが、どうして彼の「正義」に繋がるんですか?

あの医者が無責任で、薮医者なら、なぜMJは、彼に依頼したんですか?

あの医者の倫理を責めている別の医者は、MJを救う手段があったかのように装っている、ご立派な態度だけの医者にすぎないのではないですか?

「どんなに患者が求めても、そんなことは許されない」

そんなことを言うのは、いい大人が「他人の子供と一緒のベッドで寝るなんて」などと、眉をひそめてMJを非難した「ご立派な人たち」と同じように、キレイごとばっかり言う「偽善者」じゃないんですか。(私たちと同じような...)

彼らが言っているのは一般的な治療であって、MJレベルの不眠症を治せる医者や治療法や薬が、本当にあるんですか?

もしあるなら、どうして高額な金額を払って、あの医者を雇う必要があったんですか? 彼でなかったら、MJを救えたと思う人は、その点をどう納得されているんですか?

証言をしているような「スペシャルな麻酔医」を睡眠のために、個人医として雇うことができたと本当に思いますか?

911コールがもっと早かったなら.....それで、私たちが知っているような元気な彼が戻って来れたと思いますか? 

それで、ツアーも中止になって、彼は健康も資産も名誉も快復できなかったとは思いませんか?(また裁判にもなりますよね)

ここまでが「疑問」で、下記は、わたしの「意見」だと思います。

医者の倫理として断るべきだなんて言っているのは、患者が不眠で苦しんていても、医者の責任ではないし、患者が植物状態になっても、命としては救ったことになり、あとの判断は「家族」というだけで、本当に救えたわけではないと思う。

ドラッグや、アルコールで早く亡くなってしまうアーティストが後を絶たないのも、本当に厳しい不眠に苦しんだことがある人も、そうなってしまったら、医者や処方薬がどれほど役に立たないか、どれほど簡単に中毒になるか、大勢のひとが知っています。

MJは鎮痛剤中毒の治療の経験もあるし、デトックスの知識もあった。だから、こんなに長く精神も肉体も健康で、ずっと天才でいられたんだと思います。

彼のことをイエスのようだと思う人は多いですね。私はイエスに関してあまり知りませんが、MJはとても計画的に人生を歩み、色々なことを「予測」できた人だと思っています。

もちろん、MJに自殺の意志がなかったことも明らかです。そうしたくないから、自宅での個人医を雇ったのですから。でも医者としての責任に問われている医者が、MJの自殺という戦法を取らざるを得ないのは、2005年のときに、MJがお金に疎くて無邪気で、側近に騙されていたという「戦法」と同じで、裁判用の「建前」でしょう?

眠ることを求められて、個人医になった医者が、彼が「死にたい」と思っていたわけがないことは明らかですが、それでも責任の軽重を審判されるのが裁判であるなら、その戦法は当然ではないですか?

「真実」を言って欲しい.....

感情としてはそうかもしれませんが、本当にそれが出来ると思いますか?

自分の仕事、社会的な名誉、家族の幸せ....医者という知的な職業の人間が、それらのリスクを天秤にかけ、決断したMJの依頼は、そんなにオイシイばかりで「お金のため」の仕事だったでしょうか?

高額な医療費が認められたのは、それほど「必要」とされ、また「リスク」も大きかったということですよね。

MJの死にどれだけの責任があったか、突然の別れに、それを考えずにいられないのは仕方のないことだけど、

わたしは、あの医者が、同業者の医者から「倫理」を問われていると、MJが倫理に問われている気がして、ちっとも気が晴れません。

この医者の裁判で、多くの方が証明したいのは、彼が「自殺」ではないということでしょうか?ただ、彼が陥った薬物中毒への理解はされそうにないし、彼が依頼した治療方法は現在の医療では認められていませんよね....

「正義」の見方もいろいろですが、何の医療知識もない陪審員ですら必要かどうかわからない写真を、裁判所内で公開することもそうですが、それがネットにまで流出していることは、あの医者の責任と比べてどうなんですか?それを引換えにしても、裁判で守られる名誉や正義が本当にあるんでしょうか?

民主主義的倫理を弱者の奴隷道徳とみなし、強者の自律的道徳すなわち君主道徳を説き、その具現者を「超人」とする思想に達した、ニーチェはこう言っています。

悲観をその基盤とし、不幸と悲哀を善とするこの道徳。

この善悪の価値表は速やかに破り捨てなければならない。
(『善悪の彼岸』より)

わたしは、医者の過失より、わたしたちのKINGの道徳や、倫理に、口出しなんかされたくないんです。

わたしも含めて、世の中の人はすべて「偽善者」で、MJだけがそうではない。だから、あの医者に対して、どんな判決が出たところで、それは偽善者に理解できるような「結論」になるでしょう。「MJは被害者。可哀想...」というのが、この世界の「善」のレベルで、それは「超人」であるMJの論理とは違うんじゃないかと、わたしは思っています。イエスの実像と、その後に書かれた「聖書」の違いとか....

『BAD』の頃、まさかMJでニーチェがわかるなんて、思ってもみなかったけど、最近MJのことを考えてると、やたらとニーチェのこと思い出します。今本屋でもニーチェ本いっぱい並んでるけど、ホント、思想レベルのものに接していないと、おバカ報道からくる害悪に抵抗できないよね。

わたしと同じように、裁判を遠くから見ているタイプの人へ

「測り」の目盛りの一方の極には「殺人」があって、
もう一方の極には「無罪」がある。

でも、あの医者の責任が「殺人」まで拡大されたのは、裁判という「娯楽」のためではないでしょうか。公開処刑もそうですが、裁判は古来から、人の欲望を満たす側面があり、有名人の裁判は他の重要なことから目線を反らすということもあるでしょう。

また日本のTPPへの参加は、法律・裁判の統一化に繋がるので、現在のアメリカの裁判手法は、日本にも輸入されるという流れになるでしょうね。弁護士を増やす政策からずっとそうなってきてるし...日本でも、この数年で何人もの愛国者や改革者が塀の中に送られてますしね。。

◎あの医者に故意があったか、なかったかということに関して、

わたしが、故意はなかったと思うのも、
911コールが遅かったり、目を離したことに憤りを感じないのも、

MJの症状に対しての想像が強く影響しているのかもしれません。

ここまでで、わたしが疑問に思うことをまとめてみましたが、最初に想像したとおり、ちっとも「happy」なことは書けなくて、どうして「to be always happy」なのか、全然説明できてないと思いますが、

でも、彼のメッセージソングは、いつも「自分の心の中を変えること」だったと思っていて、人の心も、もちろん世界を変えることも、私にはまったく出来ませんが、誰でも「happy」になるチャンスは平等に与えられていることは、MJに興味をもてばもつほど、そんな経験ばっかりだったので、揺るぎようがないんですよね。

このエントリもすごく迷って書いたけど、不眠症の耐え難い辛さや、これまで、彼がどれほど辛かったかについて、わたしが想像していることを説明した方がいいのかどうか、もう少し考えてみたり、反応も見たいと思います。

個人宅での麻酔薬の使用など、誰も経験したことのない治療について、わたしが説明できるわけはないんですが、検察側で証言している医者に、それが本当にわかるのかどうかも、ものすごく「疑問」があります。だって、彼らは、同様の症状を治してきたわけではないでしょう。がんの治療方法だって、いろいろと意見が分かれるはずですが、今、裁かれてる医者に対して、あの治療方法を支持するとは誰も言えませんから。。

いつもそう思ってますが、、お気軽に、ご意見くださいませ。


☆昨日、久しぶりに岩井俊二監督の『打ち上げ花火、下から見るか 横から見るか』を見たので....すごく可愛くて優しい曲です。




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Commented by chico at 2011-10-17 10:33 x
こんにちは。いつも閲覧させていただいています。yomodaliteさんのお考え、一意見として興味深く読まさせていただきました。仰ること、よく分かります。この裁判、私なりに思うこといろいろあるけれど、最近になってわたしも感情論だけで判断している自分に気づき、少々複雑な思い抱えてたりしてます。
視点を変えてみてみた時、必ずしも今まで通りとはいかない思いも湧きおこっている・・。正義って本当に何なんだろうか?

まだまだ勉強中ではあるのですが、ニーチェは結構好きです^^
yomodaliteさんがニーチェとMJを繋げて考えていたこと知って、ハッ!!となりました。わたしも密かに同じこと考えてたから。。稚拙過ぎではあるけれど自分も前に少しだけつぶやいたことあったりしたので。。
そうそう、ニーチェ読んだりしてるとマイケル彷彿させられるんですわたしも!!なので同じように感じていた方がいたんだと嬉しくなってしまいました♪
Commented by yomodalite at 2011-10-17 22:58
chikoさん、コメントありがとうございます!chikoさんのコメントのおかげで、ちょっぴり安心して、ジョニー・Dとブランドの方に戻れそうですw この裁判だけでなく、MJとメディアの総攻撃の理由には、現在の民主主義的倫理と超人思想との対立という側面があったはずなんだけど、

元々世界一の愛されキャラへの虐めの激しさから、ファンには、彼への「可哀想」と「被害者」を救わなくちゃという感情がどんどんエスカレートして、両極とも民主主義的倫理になってしまったところがあって、そこは、ニーチェを思い出すと、わかりやすいというか、目線をずらしやすいんじゃないかなって。。。

わたしたちの感情は、民主主義的倫理というか、弱者の道徳から抜出すことは難しいけど、でも、その感情からは、MJの受難に対して、常に側に居た人を「悪者」にすることで、彼を救おうとしてしまう。(つづく)
Commented by yomodalite at 2011-10-17 22:58
(つづき)過失や、殺人の意図も、すでに大勢の人が疑っているので、そうでなかったら....という懸念を表明しておきたかったのね。とにかく、MJを「被害者」と考えている人たちによって、彼の周囲は、すべて「悪者」にされてるところがあるでしょう?

わたしは、彼はアーティストとして、最初から最後まで、完璧すぎるほど完璧だったと思っていて、その完璧さに涙が止まらないんだけど、最後の瞬間に対しては「可哀想」って思ったことなくて....不眠でいろいろ薬を飲んで来た人には、そう思うひと多いと思うんだけどなぁ。
Commented by chico at 2011-10-18 00:44 x
yomodaliteさんの深すぎる見解に、ただただ唸ってしまったのですが、わたしがモヤモヤと感じてたこと代弁してくれたような気がしました。
>MJを「被害者」と考える人たちによって彼の周囲は、すべて「悪者」にさせられているところがある・・・
そうなんですよね。自分もこういう考えでいたりするのはあるんだけれど、とかくMJファンやってるとつい極端な考えに偏ってしまうというのはあるように思います。ファンでない人達からみるとそこがどうにも滑稽に映るみたいで(汗、ファンじゃない友人に指摘されたことあり)
自分はそんなに経験ないながら、朝まで寝付けないこと過去にあったし、不眠症の人の苦しみも知ってるので、あの医者を擁護する気はないけれど、その辺を考えたときMJの必死さが想像できて・・今では複雑な心境になってしまってます。
Commented by yomodalite at 2011-10-18 21:34
>深すぎる見解に....
彼のメッセージを深く受けとめている人の中には、誰かを傷つける恐れがあるし、他に考えなくちゃいけないことがって思ってるだろうし、MJのことを深く尊敬してるアーティストも一杯いるけど、あの裁判に「Justice!」って言ってる人いるのかな? 私は暇なだけですw

情報リテラシーを、たくさんの報道の中から取捨選択したり、選別する能力だと思っている人は多いかもしれないけど、毎日の報道からそんな能力を培うのは無理だし、ましてや芸能人の記事からなんて、そんなの生ゴミの中から金を探し出すようなもの....

わたしはMJが知的な人だってことも、本が好きなことも知ってたけど、亡くなってから、2005年の写真を1枚1枚確認して、彼がどれほどの読書家だったかわかった。。知ってることと、わかることの「差」は大きいね(ぐっすん)

「あのテープ」で、わたしの涙が止まらないのは、その内容じゃなくて(内容に関しては元々よくわかってるでしょ?)あれだけ、普段と違うしゃべり声になっているにも関わらず、完璧に理路整然としていて、意識がはっきりとしているとこなのね(つづく)
Commented by yomodalite at 2011-10-18 21:37
(つづき)末期ガンの患者に付き添ったことのある人なら、オキシコンチン(医療用モルヒネ)で、痛みを感じなくなっているときでも、もっとずっとはっきりした声でしゃべれているか、意識が混濁状態かどっちかじゃなかった?

あの医者に対しても「あのテープ」が本物かどうかとかより、MJの眠れない症状がどれくらい過酷なものだったか想像してみた方がいいと思うけど、たぶん、今の裁判に「Justice!」と声を挙げた人はそれが想像出来ないんだと思う。

だって、どんなに愛していたって、人は自分のことしかわからないし、ほとんどの人は、自分のことだってわからないものでしょう?

この頃、ブランドのことばっかり考えてるけど....ブランドのような演技を1回でもやっていたら、ヒース・レジャーのように亡くなってしまうと思う。

MJはダンサーでもあったし眠れなかったのは本当に可哀想だったね(号泣)
Commented by mika at 2011-10-18 23:07 x
猫飼ってるんですか?
ヒースレジャー好きだったんだけどな~。
Commented by yomodalite at 2011-10-18 23:25
飼ってないよぉ。。この写真は拾い物なんだけど、拾った先忘れちゃったよ!んとに、mikaちゃんてば目のつけどころが違うんだからぁ(苦笑)
Commented by mika at 2011-10-19 00:10 x
返事早っ!
ちゃんと読んでますよ~。気になったのが、そこだったという。。。
こういう人もいますよ~。
Commented by yomodalite at 2011-10-19 01:08
>ちゃんと読んでますよ~。
いや、読まなくていいからww ヒースは、これまででもっともブランドに似てる俳優だったと思う。。あと2、3作は出演してから『ダークナイト』だったら良かったのにね...ホント、MJとかブランドは存在自体が「奇跡」なんだよね。彼らのような仕事の仕方で、あんなに何作もなんて、才能があっても絶対に身体がついていけないよ。
Commented by mika at 2011-10-19 22:54 x
うん、実際読んでるようで、ちゃんと読んでないかも。
さすがお羊座ですね~。
熱い人だ、ヨモダリテさん。
ヒースはブランドタイプの俳優だったのか、そんな風に考えたことなかった。
Commented by yomodalite at 2011-10-20 08:33
って誰が牡羊座なのよ(そんなこと言ったっけww)

熱いか熱くないかって言ったら「熱いけどさ」(ちぇっ。。)

誰に何を言われても、結局自分で行っちゃうタイプだけどさ....で、失敗するんだけどさ、それでも何度も転んで成長して行く「運命」だから、MJの長女(牡羊座)もあれでいいのだ。

ヒースとブランドも牡羊座で誕生日も1日違いみたい。ヒースは時折すごくブランドっぽい雰囲気があって、あれって思っただけなんだけど、でも、そんな風に見える人私だけじゃないみたいよ。まっブランドほど「セクシー」じゃないけどさw(ぞっこん)
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by yomodalite | 2011-10-16 11:20 | always happy | Trackback | Comments(12)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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