映画『ブレイブ』監督・脚本・主演:ジョニー・デップ[1]

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1997年の映画。ジョニー・デップと、マーロン・ブランド共演の第2作目で、ジョニー・デップ初の監督作で、脚本・主演もした作品。

『ドンファン』『ブレイブ』を観て感じたのは、ブランドを尊敬している俳優は一杯いるけど、ジョニー・デップ(以下JD)の彼への思いは本物で、本当に魂の奥で繋がっていたんだなぁということと、今までも、JDのこと素敵な人だって思ってたけど、もっともっと素敵な人だったってことがわかりました。

この映画を、とてもシンプルに言ってしまうと、ダークな色調と、シリアスなテーマで描かれた、家族への愛の物語なんですが、、

『ブレイブ』(Brave)は、勇士を意味し、この映画の「シンボル」とは。。


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This is what Johnny had to say about the symbol :

ジョニーが、そのシンボルに関して言わなければならなかったこと

"I suddenly fell for this image. To me, it is the animal human.

私は、急激にこのイメージに心を奪われた。それは、私にとって動物的人間である。

The ultimate questions of our life : Where do I go? What do I do?
What is this all about?....this eternal confusion.
And even more than this, this drawing also represents the things you do.

人生の最終的な疑問 : 私はどこに行くのか。私は何をすべきなのかといった
すべてに関する、永遠に続く謎について、この画は、さらにそれ以上のことを表わす。

Never stop questioning.
You should never stand by without taking a position.
You have to face the things that will happen to you,
you have to confront the media, the governments, the people
who pretend they know everything
and who say they can control your life.

問いかけることを決して止めてはいけない。あなたは常にその傍らに立って、
自身にふりかかることに直接眼を向け、メディアや政府に直面しなくてはいけない。
彼らはすべてを知っているふりをして、あなたの人生をコントロールできると言う。

Questioning, exploring and investigating everything yourself,
that's the key. Never give up

問いかけには、あなた自身が、調査に調査を重ねることが重要だ。
絶対にあきらめるな。ー ジョニー・デップ



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MJも、2000年頃のインタヴューで、とにかく徹底的に調べないと気が済まないって言ってて、それで、わたしも多少は見習おうと思ってるんだけど、、、ホント、毎日わからないことばっかり.....

でも、やっぱり、あきらめちゃダメだよね。。


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それと、、ジョニー・デップと言えば、タトゥーが有名ですよね。

一番上の写真の向かって右側の手の上に、この「シンボル」の上の部分のクエスチョンマークのような部分だけのタトゥーがあるけど、これがいつ入れられたものなのか、また、この「シンボル」を創ったのが、JD自身なのかも、まだよくわからないんだけど、、

◎ジョニー・デップのタトゥーについて

上記のサイトによれば、ブレイブの「シンボル」は、映画を創り終えた後、彼の右腕の内側のタトゥーになっています。



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ちなみに、左腕の内側のタトゥーは、ジェイムズ・ジョイスの『若い芸術家の肖像』にある "Silence Exile Cunning" 。


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これは、主人公のスティーブン・ディーダラスが、学友クランリーに言うセリフで、

"You have asked me what I would do and what I would not do. I will tell you what I will do and what I will not do. I will not serve that in which I no longer believe, whether it call itself my home, my fatherland or my church: and I will try to express myself in some mode of life or art as freely as I can, and as wholly as I can, using for my defence the only arms I allow myself to use ....silence, exile, and cunning.”

「どうするか、どうしないかを君に言うよ。ぼくは自分が信じていないものに仕えることをしない。それがぼくの家族だろうと、祖国だろうと、教会だろうと。ぼくはできるだけ自由に、そしてできるだけ全体的に、人生のある様式で、それとも芸術のある様式で、自分を表現しようとするつもりだ。自分を守るための唯一の武器として、沈黙と流寓とそれから狡智を使って。(丸谷才一訳、新潮文庫版 P385〜386)

◎若い芸術家の肖像 (新潮文庫) 丸谷 才一 (翻訳)

『若い芸術家の肖像』は、ジョイスの自伝的小説と言われていることもあって、「沈黙・流浪・狡猾」(Silence Exile Cunning)は、ジョイス自身の創作姿勢として捉えられていることも多いですね。

☆映画『ブレイブ』監督・脚本・主演:ジョニー・デップ[2]につづく

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◎『ブレイブ』2000年版(アマゾン)




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by yomodalite | 2011-10-04 22:19 | 映画・マンガ・TV | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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