時代劇のきもの(5)『必殺仕置人』鉄砲玉のおきん(野川由美子)

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『必殺仕置人』棺桶の錠で、沖雅也さんの男前ぶりを紹介しましたけど、このシリーズ、登場する役者さんも、キャラクターも、ストーリーも、すべてGood!なんですが「着物」もすごくイイんです。



第8話「力をかわす露の草」から

鉄砲玉のおきんこと、野川由美子さんの着こなしは、時代劇の姐さん系の定石どおり、縞か格子柄の着物に、たっぷりとした分量の水色の半襟、片側のみ「赤襦袢」をチラ見せというもの。
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縞も格子も、時代が後になってくると、なんか、すっきりとしない感じのものに変化し、水色も妙に濃い色になったりとか、ディティールの差で、そんなに「オシャレ」に見えないものになっていっているのですが、
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この番組のおきんさんの衣裳は、毎回(10回まで見たところですが)「粋」で素敵!!! 着物の柄が捕えられるときが、静止画像じゃないので、ピンぼけ写真が多いのですが、、、
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「モダン」と言いたくなる柄に、帯結びもイイ感じ!
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着物の色は、江戸紫で、柄は白抜き、裾裏は藤色、帯は白地に、深緑のストライプ、半襟と帯揚げが水色、帯締めは黒か、濃紺。定番で、シンプルなんだけど、最高!って言いたくなる感じ。

次は、

第9話「利用する奴される奴」から、岡場所の遊女役の日高澄子さんの着物。

遊女をたぶらかす、津川雅彦さんのいやったらしい二枚目ぶりもステキだったんですが、日高さんの貢ぐ女の儚い可愛らしさもすごく魅力的で、この着物は、休みの日に食事に行くときのもの。
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茶系の地味な色の変わり縞の着物に、朱色の波模様の襦袢って、素敵過ぎません?
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最初、着付けの途中かなって思ったんですが、帯を前結びにされてるようです。遊女が「一夜妻」という設定で、だらりの前結びにしているのは、よく見かけますが、普段着の「前結び」を時代劇では初めて見ました。
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この回のおきんさんは、赤紫の斜格子!


☆おまけ

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今回のりつさんは、江ノ島に旅行中。

籠目の小紋に金茶の帯。
やっぱり、少し後の時代劇では登場しない凝ったものだと思う。
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by yomodalite | 2011-02-28 23:22 | きもの | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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