わらしべ偉人伝 ー めざせ、マイケル・ジョーダン!(角川文庫)/ゲッツ板谷

わらしべ偉人伝―めざせ、マイケル・ジョーダン! (角川文庫)

ゲッツ板谷/角川書店

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本書は、2001年1月〜2003年1月まで「SPA!」に連載され、2003年5月に単行本化。この文庫版は、2007年5月に出版されたもの。

これまでのエッセイやレポートと違い、これはインタヴュー集なんですが、会った人の紹介により、次にインタヴューする人が決まるというシステムで、最終的に、ゲッツ師匠がこよなく愛する“MJ”、マイケル・ジョーダンを紹介してもらいたいっ!という熱い願望を込めつつも、そのことは、インタヴュー内では一切、触れては行けないというルールで、始まられていて、そこが、タイトルの『わらしべ...』に繋がっているんですね。

で、その偉人伝、最初の偉人とは、、

針すなおさん! 様々な人の似顔絵と、モノマネ番組の審査員としても活躍した方。

ここからは、すべて紹介によるものなので、この方のみ、ゲッツ師匠が選んだわけですが、意外といえば意外ですし、MJとの繋がりは皆無と思われるものの、芸能界には顔が広いかもと思わせる人選。。。

果たして、針すなおさんとは、いかなる人物なのか?という内容は、本書で確認して頂きたいのですけど、なんと、この後すぐに紹介されたのは、まず、誰も名前を知らないだろう、ゴールデン街のバーのママ。。。既に2回目にして、この偉人伝は、渋すぎる人選へと突入し、この当時も、今も「誰それ?」みたいな方々が、大勢出演されるインタヴュー集になっています。

で、それらの有名、無名の人々から、あのゲッツ師匠が、何を引き出したのか、あるいは引き出さなかったのか?という内容も、本書で確認していただきたいのですけど(笑)、結果を言えば、やっぱり引き出したり、引き出さなかったりなんですね(笑)で、引き出さなかった回は、ゲッツ師匠の「芸」と「技」で、何とかやっているという感じでしょうか(笑)

あの「友だちの輪(古!)」とは違い、こちらは週刊連載ではありながら、次の紹介者が、常にインタビュー後に決まるという「ルール」は、やらせなしに守られたようで、紹介者のインタヴューが連載締め切りまでに間に合わないということも、しばしば。。で、そんなときには、ゲッツファンにはおなじみのケンちゃんやセージも登場してます。

文庫本化にあたっても、インタヴューは行われた順番どおりで、

第一章 「いぶし銀座」
第二章 「深爪アーティスト」
第三章 「トンガリ右京」
第四章 「野菊のヤンキー」
第五章 「妖怪タンメン」

と、なんかわかるような、さっぱりわからないような、章タイトルに、様々な“意外な人たち”が、繋がっていて、

これは、、、ある種の「旅」のようです。

ゲッツ板谷と行く「因果鉄道の旅」(←by根本敬)なんだと思います。

また、この連載は、50人というキリのいいところで終了し、そして、最後に、とうとう、MJが登場します!!!しかも、2人も!(笑)

最後に、マイケルファンとして、ひと言。

本書の内容には、ジョーダンは登場しないんですが(ネタバレ?)、ジャクソンの方は、登場するんです。なぜなら、高須クリニックの人が登場するからなんですね(苦笑)。
で、高須氏を否定するつもりはありませんが、こういった美容外科医の発言にも、いつか決着つける!(笑)ために、今後も精進して行きたいと思います!!!!
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[BOOKデータベースより]ライター界の特攻隊長・ゲッツ板谷が各界の偉人に直撃インタビューを敢行!そして、その偉人が「偉い」「すごい」と思っている人を紹介してもらい、次回はその人に会いに行くという“活字版テレフォン・ショッキング”。登場するのは、堀内恒夫、伊集院静、ピエール瀧、市川染五郎、京極夏彦、水木しげる、崔洋一ほか全50人+α。最終目標のマイケル・ジョーダンめざし、ゲッツ板谷と大物ゲストのぶっちゃけトークが炸裂する。角川書店 (2007/05)



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by yomodalite | 2010-11-28 19:58 | 評論・インタヴュー | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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