2010年 11月 13日
第3回日の出寄席・立川志の輔独演会(東京国際フォーラム・昼公演) |
恵比寿で家賃29000円のアパートにお住まいなんですが、なんと鍵が南京錠!(ファイト♡)
師匠の本日1本目の“枕”は、尖閣諸島の中国漁船衝突映像流出に関して。
さらに、横浜のAPECもしっかり盛り込み、今の報道のおかしさや、なぜか、問題の核心には迫らず、なにが問題だったかも、わからなくなってしまうことなど、切り口が鮮やか過ぎて、斬られた方も、その瞬間は気づかないというか、決して毒舌にならずに、余計な血も流れないといった感じで、世相を扱う手腕は、いつもながら、本当にお見事。
そこから、さらに、皆さんの暮らし向きは存じませんが、家には、もう何もかもある。という師匠の自慢話(笑)。。各部屋にテレビもエアコンもあって、全自動洗濯機も、全自動炊飯器もあって、ガスレンジも3口もあるから、みそ汁を作りながら、お茶も沸かせる(笑)、それなのに、どうして、現代人は「忙しい」のか?
そして、
勤続30年、退職パーティーを終え、帰宅した夫に思いもよらない退職記念品が届くという新作落語「ディア・ファミリー」へ。
仲入り後は、長唄の松永鉄九郎さん。志の輔師匠の独演会では、寄席でなくても、生の三味線が聴けることが多いのですが、鉄九郎さんは、三味線の腕前だけでなく、しゃべりも達者で素敵な方でした。
2本目の枕は、落語ブームは、今、東京から、2年ぐらい遅れて、ようやく地方にも来ている。この公演の前は、九州にいて、長崎での、竜馬ブームを目の当たりにした。竜馬ブームに乗った変なみやげもの〜アンチ竜馬の人〜竜馬役の福山雅治の母が楽屋に来る〜一緒に写メールを撮りまくる(笑)
そこから、古典の「柳田格之進」へ。こちらは、2009年のお正月の「志の輔らくご」で聴いて以来。
それにしても、やっぱり、師匠の場合は、どうしても3本聴きたくなってしまうなぁ。今日の会は、いつもより、だいぶお安い4000円(S席)だったので、仕方ないんですけど。。
今月は、あさって、月曜にも、また落語に行きます。
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[本日の演目]
・牛ほめ……立川志の彦
・ディア・ファミリー立川志の輔
(仲入り)
・長唄……松永鉄九郎
・柳田格之進……立川志の輔
by yomodalite
| 2010-11-13 20:52
| お笑い・落語
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