銀座の中国人

銀座は、今、中国人観光客で賑わっているという話をよく聞く。銀座まで、結構近いところに住んでいるけど、確かに、そのとおりだと思う。

わたしが、銀座の、まあまあ近くに住んでいるのは、郊外の広々間取りに興味がなく、狭いところに住むことに苦痛を感じず、セレブ生活とも関係なく、ただ、街をママチャリで利用するというライフスタイルが好きなだけで、

銀座の前は、渋谷や、新宿、六本木もママチャリで利用し、子供のころ、名古屋に住んでいたときは、栄もママチャリで行っていた。買物はあまりしないのだけど、街のフィールドワーク(笑)が好きなんだと思う。

電車も苦手なので、近所ではなくなると、渋谷も新宿も全然行かないので、そっちの外国人のことは最近全然見ていない。

銀座の近所に住んでから、8年ぐらいになるけど、中国人が増えたなぁ〜という印象を、最初に抱いたのは、いつ頃だっただろう。銀座三越のお正月の垂幕に、中国語が登場したときは驚いた。あれから何年経ってるかなぁ。

また、中国人観光客のことばかり、話題になることが多いけど、とにかく、今、銀座には、外国人観光客が、すごく多くて、中国人以外は、どの国から、来ているのか、全然わからないけど、とにかく、西洋人という見た目の外国人観光客も、すごく増えている。

彼らは、銀座だけでなく、皇居の周辺でも、よく見かけるし、浅草、上野など、ときどき出かけるような地域にも多く、東京には、外国人観光客が、すごく増えているのだと感じる。

そういった西洋人としかわからない外国人観光客の印象は、人数は増えているけど20年前と比べて、全然変らない。彼らは皆一様に、日本ではまったく見かけない青々としたジーンズに、何の印象も残らないTシャツとかポロシャツなどを着ていて、20代ぐらいの若い世代を除くと、ほぼ全員、日本人より縦にも横にもすごく大きいので、日本のユニクロではサイズが合わなくて買物できないんじゃないかと思う。

上野や浅草には着物で行くことが多いので、彼らに一緒に写真を撮ってくれとよく言われるけど、比較的大きいカメラを首から下げているところも、20年前と変らない。

ただ、団体の西洋人観光客というのは、20年前はあまり見かけなかったと思う。添乗員が同行している団体ツアーというのは、日本だけかと思っていたけど、最近、西洋人の団体ツアー客というのも銀座では増えている。

彼らは街中では、よく見かけるのだけど、デパート内にはほとんどいない。でも見た目の印象は、団体でも、個人でもペアでも、西洋人観光客の印象は皆一様で、猛暑で厳しかった今年の夏、西洋人観光客は、かなりの割合でビーチサンダルを履いていた。

どんなに暑くても、銀座にビーチサンダルで来る中国人は見たことがない。

彼らは、私たちと見た目が似ているので、近くで見ないと中国人なのかどうかわからないけど、近くで見るとどこか少し違う。

彼らは、大抵ブランドバッグを持っているけど、日本では、普通のひとはあまり持っていないような新作のルイ・ヴィトンとか、もしくは、バッタもん?って感じのブランドロゴが、はっきりし過ぎているようなデザインのバッグを持っている。男女ともに、ブランドバッグが大好きなんだけど、着ているものは、ちょっとあか抜けない感じで、ヘアスタイルはもっとその印象が強い。

と言っても、それは(わたし以外の)銀座に来る日本人のオシャレ度が高いからで、平均的日本人と比べて、彼らがダサいってことはないし、西洋人の観光客に比べれば、ファッション的にも日本人の感覚に近い。

また彼らは、浅草や上野ではあまり見かけないように思う。銀座の交差点付近でも、とにかく写真を撮っているのは、西洋人の方が多く、中国人観光客の団体ツアーは減っているように思う。たぶん、今、大勢いる中国人客はリピーターが多いのだと思う。

彼らは、まさにショッピングで日本に来ていて、道を聞かれることも一緒に写真を求められることもなく、とにかく、声をかけられたことは一度もない。

デパートの中では、以前は、声の大きさに、少し閉口するところもあったけど、最近それはあまり気にならない。慣れたせいもあるかもしれないけど、やっぱり何度も来ていたり、リピーターの友人と一緒だったり、とにかく情報が行き渡っているからではないだろうか。

銀座に買物に来られるのは、中国人の中では、エリート階層のはずだし、化粧品やバッグなどの買物が、それほど好きな彼らなら、マナー問題での報道も知っていると思う。

どこに行くにも、着るものに気を遣わず旅をしている西洋人観光客と違って、銀座でショッピングを楽しむために、「今」の日本の情報に敏感なのではないかと思う。

最近では、日本の観光客のマナーの良さが、よく報道されているけど、イタリアやフランスの、ブランドショップで、日本の観光客の買物が、揶揄されているといった報道がよくあったのは、どれぐらい前のことだろう。。

今の銀座の中国人客の様子は、それぐらい前の日本人と変わらず、「農協ツアー」が非難されてた時代より遥かにマシだと思う。

写真を撮って欲しいとか、SONYビルはどこですか?とか、聞いてくる外国人はちょっぴり笑顔だけど、それが親しみかどうかはわからない。アジアに住むアジア系は、大体表情に乏しい。

ちょっと気を抜くと、すぐアジアになってしまう地域も、東京にはすごく多い。新宿は、常にそんな危険(?)を孕んできたけど、今後は、渋谷の方が、その勢いが加速するんじゃないかな。。

たぶん、銀座を含む、皇居を中心とした地域は、日本の都市の中では、もっとも、アジアっぽくない地域だと思うけど、外資のビルがたくさん並んでいて、何年も日本に住んでいても、まったく日本語をしゃべらない外国人も多い地域だと思う。

昨日、そんな地域の中では、外国人が少ない、帝国ホテルに久しぶりに行ったのだけど、相変わらず、地下のトイレに行列が出来ていたのには驚いた。一階にトイレがなくて、地下の女子トイレが、たったの3つ(5つ?ま、どっちにしてもだけど)のロビーで、アフターヌーンティーを提供するのは、どうなんだろう。

17階のインペリアルラウンジのアフターヌーンティーは、悪くないんだけど、このロビーでは、アフターヌーンティーは、もちろん、カフェを注文しただけでも、帝国ホテル、サービス悪!と思う可能性は、かなり高いと思う。

客席も多くて、サービスも悪いし、トイレは地下ですって言われて、行った地下のトイレが並んでいる。120周年企画のイベント前に、これを解決したいと思わないような経営者の老舗ホテルなら、もう、外資に買われた方がいいんじゃないかと思う。

「ホスピタリティ」は、今の日本が誇れるものだと思っていたけど、今、頻繁に訪れている、中国人の方が、その素晴らしさだって、学んでしまうんじゃないかな。トップは、それが「大事」で「武器」になるって、わかってるだけでいいんだから、とりあえず、従業員は、日本人が雇ってもらえるでしょう。

豊かな国では、ダメな人でも豊かに過ごせるけど、そういう国が、豊かじゃなくなるときは、悲惨だなぁと思う。

◎漁船衝突ビデオ流出。ますます悪化する日中関係で漁夫の利を得る米国





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by yomodalite | 2010-11-04 13:52 | 日常と写真 | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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