「成城寄席」2010.10.13 昼の部

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先月初めて行ってすっかりハマってしまった「成城寄席」。

今日は、奇天烈系の着物コーデ全開の気分だったのだけど、残念ながら今日も天気が不安定なので、気合いを入れられたのは、10センチヒールのブーツぐらい。

もしかしたら、そうなのかもって、薄々気づいてはいたんだけど、自分は「有閑マダム」かもしれないと思う。(平日の昼間に落語会に行くのは「ニート」かな?)

でも「ヒマだ!」と思うと、テンションが上がる私としては、もう、その事実だけで落語を聴く前から笑いが止まらない気分になってしまったうえに、今日はトリが春風亭昇太師匠なので、ちょっぴりギャル系で(笑)アゲアゲな気分。

仕事を辞めるとき、周囲の知りあいは、みんな「うらやましい」などと言いつつも、暇な生活への恐怖感というか、世間に置いて行かれるのが嫌という感じが、ありありと感じられたんだけど、確かに、昼間に、自分より高齢者に囲まれて落語を聴くのが楽しいなんて、わからないだろうなぁと思う。

「ビバ!隠居生活!!!」(笑)

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さて、開幕すると、前回と同じく、前座は、立川春樹さん。まだまだ、大学の落研と比較してどーなの?っていうレベルなんだけど、次に二つ目のらく次さんが、登場すると、その差に驚くというか、二つ目になると、もう「落語家」としての魅力と色気が全身に漂っていて、ホント修行ってスゴいなぁと思う。特に、立川流の二つ目さんは、みんな、すごくチャーミング。



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お次は、前回も出演された、音曲の柳家小菊さん。着物のこととか、書いてるけど、わたしは、お茶もお華も、お稽古ごと全般が、基本的にキライだし、三味線だけでなく、和楽器もキライ。それなのに、小菊さんは、すごく魅力的に感じます。本日は、寄席の踊りも見れて前回より一段とファンになりました。たぶん50歳前後?と思われ、そんなにキレイ系というわけでもないのに、老若男女すべてに、不思議と「色気」を感じさせるなんて、どうしてなんだろう?芸者さんってこういう人なんじゃないかなぁ。。

◎寄席音曲の名手・柳家小菊師匠

で、次が、談春師匠!!!

ご自分でも言ってましたけど、師匠の、あんなに長い枕は、初めて聴きました。こんな感じの談春は独演会でなくて、寄席の昼席だったから見れたのかもしれない....そうなると、今日の夜はどうだったんだろうって想像しちゃって、もう、昼、夜、両方聴いてみたくなる。

もしかしたら、前回の志の吉さんの大ウケに、影響された可能性もあったりして。。普段、メモをとるような客が目立つ落語会へのストレスを目一杯ぶちまけたような、はじけっぷり。志らく師匠への毒舌もいつもより更にパワーアップしてたし、個人的には、現在注文中のキセルの吸い方を、何度もやってくれたのが、ツボでした。

今日の寄席の感想は、観る前は、昇太さんのことを書こうと思っていました。今「落語ブーム」なんてことが、多少言われてますけど、そんなカケラもなかった頃に、新作落語一筋の春風亭柳昇に弟子入りし、同じく「新作落語」を売りに、テレビでも、その魅力を発揮してきた、昇太さんが、どれほど、素敵な噺家さんかということを、普段、立川流ばかり聴いているひとりとして、思いっきり語りたかったんです。

今日の会でも、一番年上で、キャリアも長いのに、いつも中学生のような、はじけっぷりとか、未だに、前座名のようなお名前で、師匠というよりも、どうしても昇太さん♡と言いたくなるところとか、、、、

でも、残念ながら、本日の昇太さんは、、、落語って、本当に、生ものというか、不思議でしょうがないんですけど「場」が、すごく重要で、、立川一門のプレッシャーとか、仲入り前の談春のはじけ方とか、初めての世田谷、成城という「場」とか、なんとなく、昇太さん、今日の会は、少しやりづらかったみたいで、絶好調じゃなかったんです。そんなわけなので、昇太さんのことは、またいずれ。。。



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仲入り後のトップバッターは、立川生志さんでした。今日は、前から3列目の中央という、すごくイイ席だったんだけど、そのせいで、とうとう、はじめて、噺家さんが、自分に向けて、噺をしたという経験をさせていただきました。ちょっと、色っぽい噺だったけど、もう、絶対、生志さん(花田優似)は、わたしの、目を見て話されていたと思う(笑)

それにしても、寄席に出ない立川流の、中でも立川流原理主義者と言われる、談春師匠による「寄席」は、すべてが、おいしくて、休んだり、寝てる暇がなくて、もう、ぐったり疲れるほどの満腹感。(松元ヒロさんも、涙が出るくらい笑わせていただきました!)そんなわけで、またもや、次回のチケットをゲットをするはめに。次回のトリの談笑さんは今月独演会も行くのになぁ(苦笑)
____________

立川春樹
立川らく次
柳家小菊
立川談春

◎仲入り

立川生志
松本ヒロ
春風亭柳好
春風亭昇太





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Commented by chako. at 2010-10-14 19:10 x
昇太さんは地元。義弟の同級生です。まだ売れない頃から地元ローカルテレビに出ていてその時からず~と応援してます。学生の頃ははいじられキャラだったそうですがそれがいい具合に昇華されなんともいえない味が出てますね。11日に地元で昼夜2回の独演会があり満員だったようです。あと春風亭百栄さんも地元で主人の知り合いの息子さんです。2年前真打になりこちらでお披露目をしたんですよ。2回ほど聴きにいってます。二人はキャラが全く違いますが同じ時代に地元出身者がいて私とっても得した気分です。
Commented by yomodalite at 2010-10-14 19:57
わぉ〜〜〜chako.さんも、落語好きだったんですか!!
百栄さんも、清水出身なんですね!サッカーだけでなく、素敵な落語家の産地としても、スゴいですね。清水市!!!

「新春らくご」のときに、今年は「百栄さん」って思ったんですけど、わたしも、まだ2回しか見てないんです。今すごく勢いがあって、追っかけたい師匠なんですけどね。。。チャーミングな人が多過ぎて、ホント困ります!
昇太さんは、本当に、あの明るさで、長い間、落語界を引っ張ってこられたうえに、着物を脱いでもカッコいいのは、昇太さんがNo.1じゃないでしょうか。本当に素敵な方です!!!

昨日は、世田谷の成城に次ぐ、高級住宅地「赤堤」に建てた、自宅の噺をされていました!
Commented by chako. at 2010-10-14 20:09 x
yomodaliteさん、一つ訂正してもいいですか?今清水は静岡と合併して静岡市清水区になってしまいました。地元では昔のほうが良かったという人がほとんどです。残念!余計なこといってゴメンナサイね。素敵な二人と正反対な牧野何某も地元です。こっちは本当に腹が立ちます。見たくもないし。
Commented by yomodalite at 2010-10-14 22:58
今、そっち系の本の感想書いてたとこ。。。

歴史好きなので、地名が変わっちゃうのわたしも残念だなぁ。牧野議員とか、とにかく、地元は支持しないって圧力を見せないとダメだよね。。。票をもってる人じゃないとね。。。
Commented by penkichih at 2010-10-20 14:21
はじめまして。
「落語」カテゴリから飛んできました。
寄席は確かにお年寄りが多いですが私も行きますよ。
池袋が多いかな?
この日のネタは何でした?

昇太師が未だにヤモメというのも現代の七不思議・・・。
またお邪魔しますm(__)m
Commented by yomodalite at 2010-10-20 21:22
はじめまして。
この日の昇太師匠は、古典をやられたんですけど、談春師匠が、演目帰りに張り出さないと、怒る客がいるとかみたいな噺をされた影響なのなのか、うっかり、忘れてしまったんですよね〜。長い枕はよく覚えているんですけどね(笑)。

>昇太師が未だにヤモメ
女子ファンの多い昇太師匠ですからね。。。なかなか1人のものにはなれないのでは?
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by yomodalite | 2010-10-13 23:36 | お笑い・落語 | Trackback | Comments(6)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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