John Lennon “In His Own Write”

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今日は、1日中雨だったし、なんとなく、どんよりとした気分で書いておこうと思う。雨は苦手だけど、雨も、季節もある日本で、やっぱり良かった。

わたしは、それほど、ジョンのファンではないので、今日は、別に特別な日ではないのだけど、ジョン・レノンミュージアムの閉館があったりして、しばらく前から、なんとなく、ぼんやりと、ジョンのことを考えてた。



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ヨーコの本は、わたしのバイブルのひとつだったし、ポールの音楽は今でもよく聴いていて、ジョンと、ポールのどちらか?という問いは、究極の選択で、かなり迷うのだけど、一応「ポール」と答えることに決めている。

ふたりのソロアルバムを比較すると、ジョンのソロは、アルバム全体としては、そんなに好きになれないけど、ポールのソロは“Press To Play”も“Pipes Of Peace”も、結構聴いてるし、

“Flowers In The Dirt”は、今でもかなり聴いてて“My Brave Face”“Figure Of Eight”“Put It There”“This One”とか、ときどき、マイケルのこと忘れさせてくれるぐらい好きだと感じる。(ポールの陽気な明るさと軽さが大好きなので)

◎PIPE OF PEACE - Paul McCartney
◎So Bad - Paul McCartney
◎My Brave Face - Paul McCartney
◎Put It There - Paul McCartney
◎Figure Of Eight - Paul McCartney
◎This One - Paul McCartney


作曲家、ミュージシャンとしてだけでなく、ポールの音楽PVは、“Say Say Say”でも、幼い頃からエンターティナーだった、MJに、まったく引けを取らない、役者ぷりも含めて、“ショートフィルム”として魅力があると思う。

☆特にこれってわけではないけど。。
◎Paul McCartney - Pretty Little Head

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ジョンのことは、きっと「物語」として、好きなんじゃないかと思う。アーティスト関連のグッズとか、全然買わない方なのに、「CITIZEN OF NUTOPIA」の“Tシャツ”とか持ってるし、ジョンの絵が大好きで、本も何冊も持ってるし、ジョンのイラストのマグカップは10年ぐらい毎日愛用している。。。


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マイケルの絵を、上手いという人もいるけど、彼の絵を見ていると、絵の世界に、入り込めない人だということがよくわかる。


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ジョンが天才だという理由は、めちゃめちゃ異論はあると思うけど、

ヨーコと結婚して、“GOD”と、“LOVE”と、"Woman Is The Nigger Of The World" と、“IMAGIN”を作ったことだと思う。

ポールは、黒人と白人がいると思っている。

◎Ebony and Ivory - Paul McCartney and Stevie Wonder
◎Ebony and Ivory 訳詞

ジョンは、黒人差別と、女性差別が、同じものだということが、わかっている。

◎Woman is the Nigger of the World - John Lennonr
◎Woman is the Nigger of the World 訳詞

“Black or White”は、“Ebony and Ivory”と似たタイトルで、ジョンの曲に比べて、一見シリアスなメッセージ性は感じられないのだけど、本当はそうじゃない。

マイケルは、本当は“人種”なんてないということと、それが何のために“作られている”かも、よくわかっている。

◎Michael Jackson - Black Or White (Complete Version) Full
◎Black Or White 訳詞「マイケルの遺した言葉」

わたしは、マイケルが皮膚の色の変化を、どんなに誤解されても「病気」だと、なかなか告白しなかったことには、すごく意味があると思う。

マイケルは、どんなことにも、突き詰めて、答えを出す人だけど、“HIStory”を聴いていると、彼が自ら「KING OF POP」を受入れるのに、どれほど、突き詰めて考え、作品の完成度にこだわったか、よくわかる。

アルバム“HIStory”は、西寺豪太氏の『マイケル・ジャクソン』でも、

歌詞やサウンドのあまりの「悲痛さ」「メディア批判」「怒りの表現のストレートさ」に困惑してしまった。少なくとも『オフ・ザ・ウォール』以降のアルバムに存在した「ファンタジックな魅力」というものがないように感じられてならなかった。

誰ひとりストッパーがいない状況で、マイケルが純粋にやりたいことをぶちまけた、ある意味、彼のキャリアの中で最も「自己主張の強い」「まとまりのない」アルバムである。


と評されているのだけど、

(これは、西寺氏の個人的意見ではなく、巷間よく言われているもので、MJファンとして、一般的な意見を聞くという姿勢で述べているのだと理解してます)

そんな意見は、上から目線で言いたいだけの安い評論家が、一番楽に、その欲求を満たすときに、使う手で、そういう人が圧倒的に多いので、それが「一般的」な評価になるという、要するに「マスゴミ」でしかない。

「まとまりがない」「散漫な」という評価は、例えば、“Come Together”の次の曲が、“You Are Not Alone”だったり、“Childhood”の次の曲が、“Tabloid Junkie”だったりってことですか?(苦笑)

あの頃、これほど「現代的」な作品はなかったけど、今のマスコミや、TVの状態を見ていると、15年経った今の方が、選曲にも、音楽的完成度にも驚かされる。天才でありながら、彼ほど、自分の作品が俯瞰的に見えるひとはいない。

マイケルは、ジョンのように、ヨーコという「女」と結婚するのではなく、
自分自身に「女」を取入れようとしたんだと思う。

わたしは、ジョンも、ヨーコもそれぞれ好きだったけど、ジョンのアルバムで、ヨーコが歌うことがキライだった。

メディアは、マイケルの「女性化」を、散々揶揄し、わたしも、彼の「赤い口紅」が気になって仕方なかったし、病気で肌が白くなったって、メイクは自然な肌色にすればいいのにって、、ずっと思ってた。

本当に、なんにも、わかってなかった。。

MJのアルバムは、すべて「最高傑作」なので、どうでもいいことかもしれないけど、あと何年かしたら、“HIStory”が、最もそう呼ばれるようになると思う。少なくとも、MJはそう思って作っていたはずだし、彼の視点が外れていたことは一度もないから。





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Commented by けもけも at 2010-10-10 10:05 x
はじめまして!
こちらの記事、深い洞察で、示唆に富んでおり、いろいろ発見がありました。ありがとうございました!
「マイケルは、本当は“人種”なんてないということと、それが何のために“作られている”かも、よくわかっている。」
「マイケルは、ジョンのように、ヨーコという「女」と結婚するのではなく、
自分自身に「女」を取入れようとしたんだと思う。」
なるほど!!です。
マイケルの表現を理解する上で、人種問題、やっぱ避けて通れないんですね。やっぱり、やっぱり・・・・。
「HIStory」の最後の曲は、Smileなんですよね。
「HIStory」の一曲一曲の意味、いろいろ考えてしまいました。
ありがとうございます。
おじゃましました!
Commented by chako. at 2010-10-10 10:08 x
昨日からの激しい雨が上がって静かな朝でした。HIStoryを聞きながらこちらのブログにお邪魔しています。

あの頃、これほど「現代的」な作品はなかったけど、今のマスコミや、TVの状態を見ていると、15年経った今の方が、選曲にも、音楽的完成度にも驚かされる。天才でありながら、彼ほど、自分の作品が俯瞰的に見えるひとはいない。

この文章に激しく同意します。マイケルって本当にすごい(巧く表現できない)と心の底から思います。
Commented by yomodalite at 2010-10-10 18:39
けもけもさん、はじめまして♡コメントありがとうございます。

わたしも、けもけもさんのブログにおじゃまして、岡田斗司夫氏がMJに関して語っている動画を、非常に興味深く拝見することが出来ました。ありがとうございます!MJの孤独と、環境問題(アースソング)に関してのことは、ずっと、うずうずしていますが、これに関して、MJ本人が詳しく語っているのを聞いたことがないんですよね。

TIIのメンバーで、日本語文で「地球温暖化」という言葉で語っているのを見たのですが、果たして原文にも、その「言葉」があったのかどうかなど、確認したい点が多いのですが出来ていません。「We Are 〜」もそうなんですが、あの後のライブ活動には、彼は参加していないですし、“Heal The Kids”の活動も、ラビ・シュムリーと決別してますし、浮世離れ、ファンタジーと、揶揄されたMJですが、彼は、むしろ、自分自身では、夢を見れないというか、とことん現実を見てしまう人だと、わたしは思っています。

chako.さん♡コメントありがとうございます。
chako.さんの「インビクタス」へのコメントをきっかけに、MJとジョン・レノンのことを、少しだけ整理できたように思います。
Commented by りこりす at 2010-10-11 12:25 x
今日は気持ちのいい快晴♪

日々の雑事に追われ、以前に比べてちょっとだけMJが遠くなったような気がしていたこの頃。
決して気持ちが離れたわけじゃないんだけど、今は自分の生活基盤を立て直す時期と心に決めそちらに集中するよう努めているの。
だからこそyomodaliteさんのブログを訪問するのは、わたしにとって唯一MJにどっぷり浸れる貴重な時間♡
今回の記事もなんだか泣きそうになったよ。
やっぱり私はMJが好きだーーー!!!って再認識させられた。
ジョンの記事のコメに書くのもなんだけど(笑)

告白しちゃうと私「HIStory」持ってないの(汗)
金銭的余裕が出来たら買おう~なんて思ってたんだけど、やっぱこれは早く買わねば!!と今回の記事を読んで思った♪

体調の方はどう~??
今週末からグンと季節が進むそうなので気をつけてね♡
Commented at 2010-10-11 13:36 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2010-10-11 13:39 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by yomodalite at 2010-10-11 19:10
りこりすさん♡忙しいのに、いつも優しいコメントありがとう!
そうだよね。MJはベスト版いっぱいあるしね。。でも、今なら「ヒストリー」は、西寺ライナーがついてるのと、紙ジャケの両方が買えるはずだし(12月まで?)、国内版の方が確か安くて買い時かも。わたしは西寺氏の解説読みたかったのに、間違えて、紙ジャケの方買っちゃいました。(紙ジャケの方は、当時、たった1人で頑張ってた日本のリズ・テイラー、湯川れい子氏の'95年のライナーがそのままついてて、50Pほどのカラーブックレット+日本語訳つき歌詞ブック)

体調は、ぼちぼちです。りこりすさんも、みんなも「Take Care」♡
Commented by yomodalite at 2010-10-11 19:12
gingerさん♡コメントありがとうございます!(この上の2つの非公開コメント)「非公開」で残念です。「スリングブレイド」のコメ欄で「非公開コメ」の取扱いがわからない告白をしたところで、、、とりあえず、返信は「公開」になりますが、よろしくです。えっ〜と、アンケート以来ですよね?

あのアンケートは、コメントは出来ないけどっていう人の「顔」が少しでも見たいという気持ちもあって始めたので、実は、あの結果には少しショックだったんです。ブログ主の予想では、どんなに少なく見積もっても、100票は固いと思っていたのに、ちょっぴり面倒な投票とはいえ、何人かは頭を下げて書いてもらって、約40票って(泣)。。。

それもこれも、そして、こんなに優しくて、素敵なコメントを「非公開」にされてしまうのも、きっと私に原因があるんだと思う。コメント承認制で悩んでいるっていう「つぶやき」も、影響があるのかな。。。(つづく)
Commented by yomodalite at 2010-10-11 19:16
(つづき)そこには、経験してみないとわからない、とても説明できないような「理由」もあったりするんですが、

でも、マイケルのことを書き始めたとき、わたしには、いくつか「野望」があって、それは、すべて「無謀」なものだったんだけど「マイケル+顔」の検索ページでトップになるとか、実現できたこともあったので、あとは、今後一切、彼の顔について、くだらないことを言わせない!!!まで、もう少しだって信じてるし、小室直樹や豊下楢彦の検索で来てくれた人にも、MJのこと知って欲しいし、MJファンと小沢一郎の間だって埋められるはずだって思ってる(無謀でしょ)

そんなわけなので、MJの慈善事業=イイことみたいなことより、「Money」を何度も聴こうと思っているので、やっぱり「お笑い」は必要だし、着物も着て、落語も聴かなきゃって思っています。今後ともよろしくお願いします。
Commented by kurokuma at 2010-10-11 21:17 x
はじめまして。
あの。。。くじけないでくださいね。
とっても楽しみにしてます。
アンケートは悩みすぎて答えが出ませんでした。
MJ研究の深さと斬新な切り口にビビり
いままで読み逃げでした。
たぶん皆さんそんな感じかと。。。
とぉーっても勉強になってます。
40票って(泣)
泣かないで^^
Commented by ginger at 2010-10-11 21:39 x
あぁ…す、すいませんでした。
スリングブレイドのコメ欄、見逃していました。(大汗)
こちらの皆さんのコメントもいつも感心しながら読ませていただいてますので、わたしのコメは恥ずかしくってつい非公開にしてしまいました。
yomodaliteさんにはなんの原因もございませんです。(日本語変)次回からは気をつけます♡

それから、<スリンググレイド>私もDVD持ってます。
マイケルも見てたなんて知らなかった~。なんか嬉しいです。
Commented by yomodalite at 2010-10-11 22:51
kurokumaさん♡はじめまして。コメントありがとうございます。だいじょうぶです!!! ていうか、最近、ようやくビビられてることに慣れてきて、もっと、ビビらせちゃおうかなぁとか、思ってしまってます。目に余る場合は、是非止めてください(笑)

gingerさん♡あ、謝ることでは。。。いちいち、コメ欄全部見なきゃなんてこと全然ないです!こちらこそ大汗。

それから「スリング・ブレイド」とマイケルの組合せって、なんかたまんないよね。“犠牲”っていうテーマとかね。。。
あっちの映画の方は、シャフェルがどう思ってるのかは知らないけど、バシールドキュメントがあったからこそ、撮ることになった映像だと思うんだよね。
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by yomodalite | 2010-10-09 23:00 | MJ考察系 | Trackback | Comments(12)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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