2010年 08月 18日
hon-nin列伝 セキララなオンナたち/吉田豪 |
どうも最近、難しい本があまり読めないのは、W杯後遺症かなぁ〜と思っていたんですけど、よく考えてみたら、暑いからじゃん!!!
で、こんなに暑くても、読めるの、吉田豪ぐらいじゃん!!!って、ことで落ち着きました。(以下、暑さでいつもより“暴言”多めになってますけど、暑いから仕方ないよねっ!!!)
本書は、雑誌『本人 hon-nin』でのインタヴューを、2008年に単行本化したもの。インタヴューされているのは、以下の人たち。
・荻野目慶子(乙女座)
・中川翔子(おうし座)
・土屋アンナ(魚座)
・麻生久美子(双子座)
・広田レオナ(魚座)
わたしは、根っからの「男好き」なので、特にそう思うのかもしれませんが、『人間コク宝』と比較すると、どんなにインタヴュアーが素晴らしくても、「本人」がつまらなければ、やっぱり、面白くはならない。それで、改めて思ったんですけど、やっぱり「女」はつまらない。
(自分も「女」だし、コメントをくれる人も、女子が多いブログで、こんなことを言うのも何なんですが・・)
中でもつまらないのが荻野目慶子と、土屋アンナで、
荻野目慶子は、付き合っていた監督が、首を吊った姿を目撃してしまい、パニック障害に陥り、対人恐怖症になり、でも働かざるを得なくて仕事に復帰したこと。ニューヨークで占い師に騙されてしまったなどなど、、、、う〜〜ン、愛人だった監督の自殺は、1990年。インタヴュー当時2006年ですから、16年前ですよ。16年もあったら、あと2、3人、いや、4、5人は、イッておいてもらわないとって、何が(?)。。だって、女優なんだし。「正直か!」ってツッコミたくなるのは、わたしだけでしょうか。
「痛い目に遭ってるのに、結局また信じちゃうの(笑)
って、それは、信じてる方が心地良くて、本当に痛い目にあってないからじゃん!!
土屋アンナも、隠し事したくないとか、隠す意味もわからない。とか、「売れなくてもいい」とか、「女優キライ」とか、この世界で将来的にやりたいことなんか、ない!とか、もう言い放題で
吉田豪 「今日だけで、人となりが、だいぶわかりましたよ(笑)
土屋アンナ 「意味わかんないでしょ?」
吉田豪 「想像以上にシンプルでしたね」
土屋アンナ 「シンプルだね。好きか嫌いか、美味しいか美味しくないかだけ。」
とか・・・吉田豪も「男気」マニアの男だから、この程度のなんちゃって男気では、あまり引き出すものもないと悟り、アンナに合わせて、
吉田豪 「しかし、ホントに男ですね(笑)。」
土屋 「........男だよね(笑)。」
みたいな展開に。ホントに土屋アンナは全然男がわかっていないなぁ。ただのアル中とか、ホントにダメな男にはいるかもしれないけど、チャーミングな男にそんな甘えてるやつは1人もいないよ。
土屋 「1回飲みに行ったら、みんな酒くれるのよ。やったぁって思って、あとから聞いたらそれ合コンだったらしいんだけど、ガンガン飲んだの。そしたら、みんなつぶれちゃって。飲むだけ飲んで帰ったら、「もう二度と来るな!」って言われちゃって(笑)
この程度の内容は、女としてという括りじゃなかったら全然豪快じゃないじゃん。インタヴュー受ける前に、毎晩、誰よりも飲んで、金も使って、気も使う、そんな男たちばかりのインタヴューが詰まった、吉田豪氏の『男気万字固め』を読んでないなんて、本当に勉強不足でどうするの!。ガッツ石松が、どんだけ努力して、あの天然キャラを創っているか。。。
と、まあ、最初に不満を連ねてみましたけど、つまらないと言った2人のインタヴューでも、この程度で、全体を通して、やっぱり、本書は面白い本です。
特に面白いのが、アマゾンレヴューなどでも、評判の高い「麻生久美子」。彼女の薄幸系の美女顔で語る、超ビンボー話や、炸裂する、カン違いキャラは、男女問わず、ファンを増やしたはずだし、しょこたんのオタク話も、活字向き。
また、広田レオナは、キャラ設定に年期が入っているというか、同じエピソードでも、常に細かい点に、修正を加えてたり、練りに練った感じが「流石」ですね。いつ何時も、クリエイティブであることを止めないサービス精神には、なかなかの“男気”を感じました。
_______
・中川翔子(おうし座)
・土屋アンナ(魚座)
・麻生久美子(双子座)
・広田レオナ(魚座)
わたしは、根っからの「男好き」なので、特にそう思うのかもしれませんが、『人間コク宝』と比較すると、どんなにインタヴュアーが素晴らしくても、「本人」がつまらなければ、やっぱり、面白くはならない。それで、改めて思ったんですけど、やっぱり「女」はつまらない。
(自分も「女」だし、コメントをくれる人も、女子が多いブログで、こんなことを言うのも何なんですが・・)
中でもつまらないのが荻野目慶子と、土屋アンナで、
荻野目慶子は、付き合っていた監督が、首を吊った姿を目撃してしまい、パニック障害に陥り、対人恐怖症になり、でも働かざるを得なくて仕事に復帰したこと。ニューヨークで占い師に騙されてしまったなどなど、、、、う〜〜ン、愛人だった監督の自殺は、1990年。インタヴュー当時2006年ですから、16年前ですよ。16年もあったら、あと2、3人、いや、4、5人は、イッておいてもらわないとって、何が(?)。。だって、女優なんだし。「正直か!」ってツッコミたくなるのは、わたしだけでしょうか。
「痛い目に遭ってるのに、結局また信じちゃうの(笑)
って、それは、信じてる方が心地良くて、本当に痛い目にあってないからじゃん!!
土屋アンナも、隠し事したくないとか、隠す意味もわからない。とか、「売れなくてもいい」とか、「女優キライ」とか、この世界で将来的にやりたいことなんか、ない!とか、もう言い放題で
吉田豪 「今日だけで、人となりが、だいぶわかりましたよ(笑)
土屋アンナ 「意味わかんないでしょ?」
吉田豪 「想像以上にシンプルでしたね」
土屋アンナ 「シンプルだね。好きか嫌いか、美味しいか美味しくないかだけ。」
とか・・・吉田豪も「男気」マニアの男だから、この程度のなんちゃって男気では、あまり引き出すものもないと悟り、アンナに合わせて、
吉田豪 「しかし、ホントに男ですね(笑)。」
土屋 「........男だよね(笑)。」
みたいな展開に。ホントに土屋アンナは全然男がわかっていないなぁ。ただのアル中とか、ホントにダメな男にはいるかもしれないけど、チャーミングな男にそんな甘えてるやつは1人もいないよ。
土屋 「1回飲みに行ったら、みんな酒くれるのよ。やったぁって思って、あとから聞いたらそれ合コンだったらしいんだけど、ガンガン飲んだの。そしたら、みんなつぶれちゃって。飲むだけ飲んで帰ったら、「もう二度と来るな!」って言われちゃって(笑)
この程度の内容は、女としてという括りじゃなかったら全然豪快じゃないじゃん。インタヴュー受ける前に、毎晩、誰よりも飲んで、金も使って、気も使う、そんな男たちばかりのインタヴューが詰まった、吉田豪氏の『男気万字固め』を読んでないなんて、本当に勉強不足でどうするの!。ガッツ石松が、どんだけ努力して、あの天然キャラを創っているか。。。
と、まあ、最初に不満を連ねてみましたけど、つまらないと言った2人のインタヴューでも、この程度で、全体を通して、やっぱり、本書は面白い本です。
特に面白いのが、アマゾンレヴューなどでも、評判の高い「麻生久美子」。彼女の薄幸系の美女顔で語る、超ビンボー話や、炸裂する、カン違いキャラは、男女問わず、ファンを増やしたはずだし、しょこたんのオタク話も、活字向き。
また、広田レオナは、キャラ設定に年期が入っているというか、同じエピソードでも、常に細かい点に、修正を加えてたり、練りに練った感じが「流石」ですね。いつ何時も、クリエイティブであることを止めないサービス精神には、なかなかの“男気”を感じました。
_______
[内容紹介]スーパー・インタビュアー吉田豪が聞き出す、トップ女性たちの赤裸々人生!!
「痛い目に遭っても、結局また信じちゃう(笑)」(荻野目慶子)
「ブログって日々の老いを刻んでることだったりも……」(中川翔子)
「シンプルだね。美味しいか美味しくないかだけ」(土屋アンナ)
「ザリガニは……美味しかったですよ!」(麻生久美子)
「私っていつも病気の最先端をいってるんですよね」(広田レオナ)
まえがき&あとがき代わりの「吉田豪“本人”インタビュー」
インタビュアー・松尾スズキ(射手座)も収録!! 太田出版 (2008/1/31)
「痛い目に遭っても、結局また信じちゃう(笑)」(荻野目慶子)
「ブログって日々の老いを刻んでることだったりも……」(中川翔子)
「シンプルだね。美味しいか美味しくないかだけ」(土屋アンナ)
「ザリガニは……美味しかったですよ!」(麻生久美子)
「私っていつも病気の最先端をいってるんですよね」(広田レオナ)
まえがき&あとがき代わりの「吉田豪“本人”インタビュー」
インタビュアー・松尾スズキ(射手座)も収録!! 太田出版 (2008/1/31)
by yomodalite
| 2010-08-18 13:18
| 評論・インタヴュー
|
Comments(2)
Commented
by
pyt
at 2010-08-19 01:02
x
私も、各方面に好きな男がいるのだけれど、女子で好き(興味がある)なのは、トップアスリートくらいだなあ。
ところで、この著書の出演者って、なんでみんな星座付きなの?教えて謎の占星術研究家!(笑)
>やっぱり「女」はつまらない。
同感。今日の私のコメントなんて、その最たるモノ(笑)でも、浅田真央やクルム伊達公子、そしてyさん(匿名)は例外カモ(笑)
ところで、この著書の出演者って、なんでみんな星座付きなの?教えて謎の占星術研究家!(笑)
>やっぱり「女」はつまらない。
同感。今日の私のコメントなんて、その最たるモノ(笑)でも、浅田真央やクルム伊達公子、そしてyさん(匿名)は例外カモ(笑)
0
Commented
by
yomodalite at 2010-08-19 07:40
>なんでみんな星座付きなの?
個人的な研究資料(笑)です。謎の占星術研究家は、常に“星座”のパターンを探ることに余念がないのだけど、著者がMJと同じ乙女座ってこともあるし、、たまたま、気が向いたので、載せてみたの
個人的な研究資料(笑)です。謎の占星術研究家は、常に“星座”のパターンを探ることに余念がないのだけど、著者がMJと同じ乙女座ってこともあるし、、たまたま、気が向いたので、載せてみたの