亀井静香が吠えるー痛快言行録/高橋清隆

亀井静香が好きだ。なぜなんだろう?(笑)

公式ホームページを開くと聴かされる♪“おかあさん”♫や(作詞・作曲/川内康範

四角い顔の中でも、台形かと言いたくなるような“顔”の形が好きなわけではないと思う。

東大の経済学部で経済と商業の両方を卒業しているのに経歴には書かず、朴訥な雰囲気や、方言などを、タレントとして、マスコミのためだけに利用している人(河村たかし氏↑のことではなくて、渡部恒三↓↓のことね)と違って、誰にでもわかる、出来る限りシンプルな言葉遣いを、自分の政治信条に合わせて、磨いてきたこととか

マルクスの亀井と言われるほど、マルクス経済学に精通していたにも関わらず、左翼にはならず、警察に入り、政界進出後は、臓器移植法採決に棄権、死刑廃止を推進する議員連盟の会長就任、外国人参政権や、夫婦別姓に反対しているのも、

郵政選挙で、激しく戦ったにも関わらず、2007年の参議院議員選挙で、ほりえもんに、国民新党から出馬の打診をしたことや、

現在の連立政権で「モラトリアム法案」や、記者クラブのオープン化を積極的に訴えていることも、庶民的で、穏当な保守政治家として、そのすべてが納得できるし、菅原文太氏が応援するのも当然だと思う。

特に、亀井氏がいなかったら、日本精神とはかけ離れた宗教観を持つ人々によってしか「死刑廃止」は語られることがなかったでしょう。

本書は、参院選前に出版されていて、すぐ注文したかったのだけど、Amzonでも、楽天でも「一時的に在庫切れ」表示が、ずっと続いていて、ようやく、最近になって注文可能になりました。米国の年次改革要望書の存在を明らかにした、関岡英之氏の『拒否できない日本』が、小泉改革のときに、ずっと「在庫切れ」だったのと同じですね。

ただし、残念ながら、本書は、著者が、まさに、亀井ファンという感じで、亀井氏のことを、よく思わない人にまで、説得力のある本ではなくて、亀井ファンが読んで「亀ちゃん♡LOVE」みたいな内容です。

以下、「はじめに」から、省略引用。

(引用開始)

この本は2009年9月に成立した鳩山内閣で郵政改革・金融担当大臣を務めた亀井静香氏の言葉を拾い集めたものである。亀井氏は管内閣発足三日後の2010年6月11日未明に辞任するまでの、およそ八ヵ月、強烈な個性を放ち続けた。筆者の主観により、その間の大臣ならではの特徴的な言葉を選んだ。

亀井氏の魅力は、実際に会った人でないと分らないかもしれない。(中略)亀井氏は日本を外国の植民地にしないために体を張ってきた。(中略)賢明な読者はご存知かもしれないが、郵政民営化とは郵貯・簡保合わせて約350兆円を米国金融会社に貢ぐのが目的である。米国が毎年日本政府に突きつける『日米規制改革および競争政策イニシアティブに基づく日本政府への米国政府の年次改革要望書』(通称『年次改革要望書』)にも、明記され、小泉元首相と当時の竹中平蔵金融担当大臣が、そのお先棒を担いだ。(中略)

郵政民営化阻止は亀井氏の国士ぷりのひとつにすぎない。(中略)あくまでも「日本人のための日本」を追求しているのである。(中略)

郵政民営化の宣伝工作は、マスメディアの情報による支配装置にすぎない。(中略)亀井氏のマイナス評価はの根源は、こうした事情にある。(中略)中小企業金融円滑化法案を「モラトリウム法案」と名付け、「ルール無視の徳政令」とたたいた。(中略)景気対策を打とうとすると、「国の借金」を問題にする。

(中略)わたしが、ありのままの亀井氏を見られるようになったのは、金融庁が「第二会見」を開くようになったからだ。各省庁には大手報道機関で構成する記者クラブというのがあり、フリー記者や雑誌記者、夕刊紙や専門誌など、日本新聞協会や民放連に加盟していない媒体の記者は排除されている。ジャーナリストの上杉隆さんから、この事情を知らされた亀井大臣が、金融庁にある記者クラブにかけあったが拒否された。それでもう1つの記者会見を大臣室で開いてくれたのだ。(中略)

「記者クラブ開放」を公約にしていたのは、民主党の鳩山代表(当時)の方である。どの省庁も解放しない中で、連立を組んだ国民新党の閣僚がいち早く実現した。(中略)

亀井氏の配慮で、わたしはフリー記者の立場で「第二会見」に参加できるようになった。(中略)紙面では亀井大臣に楯突く記事にする者もある。問いただすと「反権力」の立場からだそうだ。だが、わたしは違う。(中略)世界権力から見た場合、亀井氏こそ反体制だからだ。マスメディアは世界権力の意向に沿って、亀井氏を目の敵にしているのだ。

(引用終了)

実は、わたしも、大物政治家と呼ばれている人の中で、唯一、間近で見たことがあるのが亀井静香氏。極短時間で、笑いを取入れ、大衆受けするような、いかにもスピーチ上手な“話”を聴いたわけでもないし、強く握手をされたわけでもないんですけど、どういうわけだか、「この人は信用できる」と、強烈に感じました。なぜだか、わかりませんが。。。


☆うっかり♪“おかあさん”♫を聴いてしまった人へ。お口直しに♡

最近、ちょっぴり注目している、Bruno Mars のMJトリヴュートと、
共演している、現在とちょい前のヒット曲2曲+1曲。

◎Bruno Mars - Michael Jackson Tribute at Zanzibar

◎Travie McCoy: Billionaire ft. Bruno Mars

◎B.o.B - Nothin' On You ft. Bruno Mars

◎Bruno Mars - Count On Me

_______________

[内容紹介]-収録されている亀井氏の主な発言-
「この亀井静香をCIAが暗殺しない限り、アメリカの言う通りにはならない」
「これはマスコミが集団発狂しているんだと思う」
「記者クラブの連中は、財務省に洗脳されている」
「今の外務省は(米国)国務省の分室だよ。国賊と言われても仕方ない」
「本当は、わたしみたいなアホが大臣をしてたらふさわしくないんだ」
「何で姓が一緒になるのが嫌な人と結婚しなきゃいけないのか」

政治家、亀井静香が鳩山政権での金融・郵政改革担当大臣在任中に放った痛快な言葉を拾い集め、解説を加えた本である。過激な発言も、国民を守る気持ちが根底にあると擁護する。著者は前作で「マスコミ報道は全部宣伝だ」と切り捨てた、フリー記者の高橋清隆氏。
収められた発言は、「CIAがわたしを暗殺しない限り、アメリカの言う通りにはならない」「財研(記者クラブ)の連中は、財務省に洗脳されている」など、およそ現職の閣僚とは思えないものばかり。これらがほとんどマスコミに取り上げられないのは、亀井氏が外圧と闘っている証と著者は言う。マスコミは外圧の手先にすぎないのが、悲しい現実である。
文章は大変分かりやすく、主婦や中学生にも読んでもらうことを念頭に書かれている。それでいて読み進むごとに、わが国の行政権力やマスメディアが海外勢力に牛耳られている姿が浮かび上がる。亀井氏が取り組んできた郵政民営化見直しや「モラトリアム法案」、零細な共済を認める保険業法の改正は、国益奪還闘争のひとこまである。
引用は主に、金融庁大臣「第二会見」から取られている。この会見は記者クラブに入れない雑誌・フリー記者を集め大臣室で開かれてきた、亀井前大臣独自のものである。記者クラブという日本だけの排他的慣行をぶち破る試みとして、海外からも注目されてきた。歯に衣着せぬ発言は、毒されない記者に囲まれるリラックスした雰囲気から生まれたのかもしれない。
テレビや新聞は亀井氏を完全な悪役として描くが、それは最も強い権力である外圧から国民を守ろうとしている政治家だからである。本書を読めば、彼への悪印象は、宣伝によって植え付けられてきたものだと気付くだろう。ケイアンドケイプレス (2010/7/6)





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Commented by sakaeko at 2010-08-05 10:58 x
亀井氏の"おかあさん"をうっかり聞いてしまったあたしです(焦)
Amzonでも、楽天でも「一時的に在庫切れ」>そんなに?こっちの本の方が断然読みやすそうでおもしろそうかも・・・亀ちゃんは素晴らしい人なんですね。政治に全く興味無い自分ですが、あの“おかあさん”♫を聞いてしまったら興味が出てきた(笑)←そこ?
Bruno Mars のMJトリヴュートちょっとマネして歌ってる?I Want You Backも高い声量と歌い方がめちゃめちゃイイ♡お口直しさせて頂きました(笑)
Commented by yomodalite at 2010-08-05 13:15
昭和史の深層よりは、読みやすいけど、sakaekoさん向きじゃないから、買わない方がいいよ♡

「政治家」として、好きだと言ってるんであって「素晴らしい人」かどうかは、知らないし、興味もないし、“おかあさん”は、マジ最悪だと思う(笑)

でも、Bruno Marsは、最近興味を持ち始めたとこなんだけど、MJの名曲を他の人が歌っているのって、アッシャーとか、マライヤもヒットしたけど、わたしは、なんか、みんなダメっ〜〜て感じだったんだけど、彼はなんか良くない??部分的にかなり似ているだけじゃなくて、彼自身の良さも出ているし、オリジナルの曲づくりやプロデゥーサーとしても、かなり才能あるみたいだし、最後の“Count On Me”も、ジャクソン5の最初のヒット曲、3曲すべてをリスペクトしたような内容だけど、やっぱり彼の良さが出ている感じで、すごく好き♡
Commented by pyt at 2010-08-05 22:13 x
えっ?これってうっかり“シリーズ”Part2なの?(←勝手にシリーズ)
で、うっかりじゃなくて、核心的に♪“おかあさん”♫を聞いてみたワケだけど(笑)亀ちゃんって郵政選挙の時に、一人で党を割ったじゃない、私はあのときに初めて亀ちゃんという政治家を意識したの。それが私が、郵政民営化のホントの訳を考え出したきっかけだったからよく覚えている。

で、お口直しに(笑)初めてBruno Marsを聞いたんだけど、“Count On Me”ってかなりイイね、24歳?若さ溢れるトリヴュートだね、yomodaliteさんってオヤジだけじゃなくて若手もイケるじゃん?(爆)

で、私も、MJトリビュートって、やっぱりみんなダメだったんだけど、でも、おとといの「ベストヒットUSA」に出演した、Trainchaは好き。
http://www.youtube.com/watch?v=q2UYf_9LEVk
Commented by yomodalite at 2010-08-05 23:18
だから、シリーズって何?(笑)

>核心的に♪“おかあさん”♫を聞いてみたワケだけど
いや、、核心をもって聞いた後に、自分の“うっかり”ぐあいに、気づくっていう....そういう感じ?(笑)

>若手もイケるじゃん?
行ってないっってば〜〜(2度目)

>「ベストヒットUSA」に出演した、Trainchaは好き。
う〜〜ん、わたしは、アレもピンと来なかったなぁ〜。やっぱ、Bruno Marsは才能あると思う。
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by yomodalite | 2010-08-03 12:23 | 政治・外交 | Trackback | Comments(4)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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