映画『キング・オブ・コメディ』監督:M・スコセッシ、主演:ロバート・デ・ニーロ

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(あらかじめ、お断りいたしますが、この感想は、わたしの日記として書いたもので、映画の感想としては、きっと“的”を外していると思います)

デニーロが主演で、スコセッシ監督による、コメディがテーマの映画。ずっと観なくてはと思ってはいたのだけど、なかなか観られなかった。というのも、デニーロ+スコセッシという組合せによって、わたしの心の糧である“コメディ”に、なにか暗い影が忍び寄って来られたら困ると思っていたから。



とにかく「不幸」に対しての耐性が低くて、ものすごい臆病なので、なるべく先々の不幸を予想して、心の準備をしておこうと思うことが多い。

ジェットコースターなどは、もう見るだけで、吐き気がするぐらいの恐怖映像が頭に浮かぶし、あと10日でワールドカップが始まるけど、もうすでに4年後の結果だって、とっくに想像して泣けるぐらい、不幸に対しての準備に余念がないのだけど、それで「不幸」から逃れられているのか、どうかはよくわからない。

でも『24』もシーズン7まで観たし(拷問シーンはすべて目と耳を塞いで)、岡田監督と犬飼会長のおかげで、ここ最近不幸にも大分慣れてきているし、もしかして、今なら笑えたりするかもという淡い期待と、「キング・オブ〜」とか、デニーロとか、なんだか、わたしの中でとうとう“時期”が来たような気がするので。。。

と、まあ、そんな感じで、決心して観始めたものの、売れっ子コメディアンを夢見るデニーロが登場するとすぐ、わたしの中の「ヤバい感知器」が、激しくビービーと鳴りだしました。

流石はデニーロ。やっぱり、彼がコメディアンなんて、マジ怖すぎる。あ〜あ観るんじゃなかった。という後悔に押しつぶされそうになりながら、激しくなる動機を押さえつつ、我慢してもう少し観ていると、30歳も半ばを過ぎたデニーロが、母親と2人で住むアパートの様子が映し出され、その「タクシー・ドライバー」を、遥かに超える“孤独感”に、もう息も絶え絶えになってくる。

やっぱり、わたしには無理かも。。そう思って、一旦ディスクを止めて『キング・オブ・コメディ』を検索してみました。わたしは、観る前には、出来るだけ情報を仕入れたくない方なので、この映画の内容を知らなかったのですが、このまま、観るのを止めてしまうかどうか、迷った結果、今回に限って、先に感想を見てみたんです。

すると、どうやら、この作品は“ブラック・コメディ”らしいのですが、にも関わらず、
結末は、ハッピーエンドらしいんですね。

「結末はハッピーエンド」

まったく信じられない。しかも、これはネタバレ感想なのでは?と一瞬思ったのだけど、客観的に考えてみれば『キング・オブ・コメディ』というタイトルの映画が、ハッピーエンドであるのは、ネタバレでも、どんでん返しでも、なんでもない??

信じられない思いは、どうしようもなかったのだけど、このまま、止めても、恐ろしい記憶が残ってしまいそうだったので、腹をくくって、最後まで観ました。
「ハッピーエンド」の結末まで。

そうですか。。。

これは「ハッピーエンド」なんですか。
わたしは、また、最後の部分は、、、いや、いや、そういうことじゃないんですね。

たまには、人の言うことを聞いてみるのも大事なようです。

☆☆☆☆(わたしにとっては、まさに、ジェットコースタームービー。恐ろしい行為が何度も繰り返されるが、無事に着地できるなんて.....)

__________________________

“The King of Comedy”
1983年アメリカ 
Embassy International Pictures,20th Century Fox,109min.

監督:マーティン・スコセッシ 
脚本:ポール・D・ジマーマン

出演:ロバート・デ・ニーロ、ジェリー・ルイス、
ダイアン・アボット、サンドラ・バーンハード他
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by yomodalite | 2010-06-01 22:16 | 映画・マンガ・TV | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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