マイケル・ジャクソンの顔について(補足 part 1)

ここまでの展開で、少しづつ理解して頂いているように思うのですが、
MJには、理由がひとつだということは、常にないと思うんです。

私は巷の真相論者のように持論を紹介したいのではなく、また、ひとつの結論に導きたいわけでもありません。

MJは、キング・オブ・ポップと讃えられ、自らそれをさらに拡大して受容した男ですから、歌詞の解釈であろうが、何であろうが「本当に」とか「もっとも表現したかった」というような言い方は、彼の場合、特に注意深く避けるべきだと考えています。

とはいえ、今までにまったく受入れられていないような「理由」や「表現」の可能性があると思われる場合、どうしても、そこを説明しようとするあまり力が入ってしまう場合もあります。でも、それは私がもっとも主張したい点だったり「結論」として集約したいというわけではない。ということを、どうかご理解くださいませね♡

(3)で、ヒストリーツアーで、何百万人もの女を散々悩殺した後は、また別の“顔”をと、考えるのが、MJだと思うんです。

と書きましたが、その顔のひとつは「モンスター」だと思います。

彼はこの頃、整形や演技やメイクを駆使して「モンスター」を表現しているんだと思います。世界中に彼の成功を知らしめた「スリラー」でも、彼は「モンスター」を演じていましたが本当に怖がられることはなかった、というか、恐れられてはいたものの、貶めることで勢いを削ぐことができると軽んじられていたわけです。

この頃のデンジャラスのパフォーマンスや、SONYへのデモ行進などを見ると感じられるんですが、彼はより Invincble で、Unbreakable な「怪物」を演じようとしていたのではないかと思うんです。


ただ、マイケルの場合はチェンジではなくて、常に足し算なんですよね。

例えば、ピカソは生涯に渡って画風が変化していますが、青の時代は、青の時代と呼ばれるような絵を描き、キュビズムの時代は、ずっとキュビズムの絵を描いている訳ですが、MJの場合、新しいスタイルを取り入れるときも、足していく一方というか、まさに顔といっしょで、すぐにまた元に戻ったりというか自由自在な感じです。

SONYへのデモ行進は、ユリ・ゲラーだけでなく、マジシャンのデイヴィッド・ブレインを同行させているんですねwこのマジシャン同行の気分は、“Unbreakable”の歌詞、特に大西氏が苦心されて訳されたラップ部分からなんとなく感じられるのではないでしょうか?

Uh, uh, what, uh
ライムからレモン、俺のD.C.女
専用エレベーター付きの高級アパート、少なくとも仲間10人連れて、
車はみんなテレビ付き。
気をつけろ、取り巻き連中が君のものを幻に変える。
消すんなら、9mmかマシンガンにしてくれ。
殺し屋は連続犯、カパーフィールドみたいに鮮やかに。
俺の夢は強烈、実現しようと必死に努力。
どこへ行っても、そこが俺の居場所さ。
そこらのブラブラしてるヤツが俺みたいな音を出せるって?
フザケンなよ?!
カツラを後ろに引っ張り、黄色の6台のクーペを押して
肘の長さまで弾丸を装着、
デイズインを掃射、泊まったホテル全部でぶっ放す。
自慢はやめろ、飽き飽きしたぜ、ミンクのコートが床までの長さだって。
BMのワゴンにはデザートイーズ、小型機関銃。
もし俺が死んだら、地元ブルックリンの連中にカタをつけてもらうぜ。
俺のダイヤの指輪の台に書いておくか、「お前は悪魔を相手にしてる」ってな。
何か文句あるか!

(訳詞「マイケルが遺した言葉」より)

☆(補足 part 2) に続く




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Commented by yumiko at 2010-05-05 00:47 x
デンジャラスそんなにきもいですか。4月24日のほうは、顔がよくわかりません。30thほど違和感は感じませんけど…。
モンスター?なにか、別の顔、別の物を求めたというのは、あるかも、と思います。(30thの表情とか)うーん、モンスターかなあ。

写真を探していてみつけたファンサイトで、ギャラリートップのバッド期の顔と、開いたthis is itの写真の顔が、あまりにも同じだったので、なんだか涙が出てきてしまいました。this is itはファンの好きな曲をやるって言ってたけど、顔もファンがみたい顔にしたのかしら。
Commented by yomodalite at 2010-05-05 07:01
yumikoさん、コメントありがとう!
24日は、どうしても、あれ以上画質はいいのが見つからなかったんだけど、
でも、あれが公式では最後のパフォなんで、一応載っけてみたの。
顔自体は、20日の方の静止動画の方が確認しやすいでしょ?

モンスターの表現気になっちゃってる?
でもさ、確か、松坂(野球ね)も“怪物”って言われてたし、
あと、ポケモンとかさ(笑)
それと、うちのブログでは、「世界一可憐なモンスター」っていう記事が、
MJ以上に評判良かったんだよね。

MJは、Thriller, Ghost, Threatened と、
モンスター大好きだと思うんだけどなぁ。。。

ファンが見たい顔。。確かに、担当整形医は、そんなことを言ってるみたいね。
Commented by bebe at 2010-05-05 09:47 x
私も少ない思考のなかで、ずっと考えていたのですが、一つは、白くなっていったのは、彼の病気と言われる肌のために紫外線防止のクリームを常にたっぷり塗らなくてはいけなかったから?とか白いだけでは、表情がなくなるから、化粧をするようになった。それも芸術に秀でたひとだから、日本の歌舞伎や宝塚のような舞台栄えするような化粧に興味があったとか?
日本人から見たら、歌舞伎役者がホモだとか宝塚のひとがオナベなんて発想は、結びつかないのにね。米米の人や、必殺の役者がそうなんて、考えもしないのに・・・
アメリカ人のほうが、頭固いよね。なんでまたバイセクシャルなんて、報道になるのか・・・
モンスターに関しても、彼はPVの中でなんの役もこなしてきて、夢を叶えてきた。デンジャラスのDVDで、子供の頃の自分とデュエットしているし、でも大人になった自分が子供に帰ることは出来ない。だから裁判のメモもそうゆう思いがあったのかな・・とか
まとまらないけど、インヴィンシブル期の顔は、まだなぞです。ジャケットの顔は、とても気に入っているのにね、yomodaliteさんのおっしゃるドSそのものって顔でしょ
Commented by yomodalite at 2010-05-05 16:54
bebeさん、コメントありがとうございます!

“インヴィンシブル”のジャケットの顔、わたしも、ホントまだ考えてなくて、
“ドS”顔という認識もなかったなぁ。

これ、いつ頃撮影したんでしょうね。左目部分がデジタルになっていない、
元写真も、なんか、普通に正面から撮ったんじゃないような、
合成写真のような感じもするのですけど。。
Commented by ピッピ at 2010-05-05 18:46 x
゛インヴィンシブル″のジャケットはダイアナ・ロスのBLUEというCDジャケットとそっくりです。
ダイアナのは’06年ですので後になりますけど。
確かジャケットのMJの左下まつ毛が濃いのですが、ダイアナのも同じように濃かったのなぁ~。
とにかくそっくりで間違えそうだよ!(MJもブルージャケットあったよね)
合成写真と聞いて、もしかしたらダイアナ?
昔MJはダイアナのようになりたくて整形してるって言われたことがあるので
わざと、それなら…ってやってくれたとか!?考えすぎか。
Commented by yomodalite at 2010-05-05 19:19
ピッピさんも、意外とそういうこと。。。(笑)
それは、考え過ぎじゃなくて、考えなさ過ぎ(笑)
MJも5年も待ってられないって。
正面顔のアップのジャケットなんか、数えきれないよ。
5年後にダイアナがマネすることになるのは、
あれほどたくさん、アルバム出してるアーティストのジャケットを
考えなくてはいけない、デザイナーの気持ちになれば、よくわかるよ。
凝ったフォトセッションもいらないし、
楽なうえに、決まるデザインで、普通はマネとは言われないし。。
Commented by ピッピ at 2010-05-05 21:41 x
ちょっと顔とは関係ないのですが、あのダイアナのアルバムBLUEには
MJが一番好きだと言っていたSmileの曲をカバーしているんですよね。
あの頃MJは裁判で一番大変だったときなので、Smileの詩の内容から
私には陰ながらMJを支えていたんだなぁ~と思えるんですよ。
二人のことを話題にするつもりはありませんが、ふと今思い出し彼女らしい
優しさだなぁ…と私は勝手に解釈してしまいました。
何か誤解を招きそうでしたら削除してください。
Commented by yomodalite at 2010-05-05 22:15
ピッピさん、ごめんね♡
わたし、ダイアナのこと大好きで、
60歳ぐらいのときのTVライブとか、よく見るし、
彼女の歌もすごく好きだし、優しさも可愛らしさも大好き。
彼女なら、年齢関係なく、MJが好きになったのは本当によくわかる。

でも、インヴィンシブル期のMJを考えるときに、
ダイアナのことを考える余裕がないんだよ。

個人的な感想かもしれないんだけど、わたしは、“インヴィンシブル”から「女」は、まったく感じられないんだよね。
Commented by pyt at 2010-05-05 22:57 x
黄金週間も終わりですねえ。私は仕事だったんで関係なし。
ところで私も神社大好き。こんどの式年遷宮までにはお伊勢さんへも行きたいと思っているのですが。
前にMJの御霊を奉って差し上げたいと書かれてましたが、私も同感。
舞蹴惹尊之命なんていかがでしょうか?

アメリカン・バンド・スタンドでの“デンジャラス”のパフォーマンス。
動画でしか見たことがなかったのだけれど、写真でよくよく見ると首が太く顔が浮腫んでるように見えます。
この日の変顔、私は病気のせいだと思うのですが。というかこのパフォーマンス中は、あまり変顔に見えない(笑)

・30周年のときのような完全な変顔
・ヒゲボサに象徴される、単に気を抜いているだけの顔
・演技によるもの
・病気によるもの
yomodalite さんは、このように分けたいという事だけれど。
(つづく)
Commented by pyt at 2010-05-05 22:58 x
(つづき)
この、2003年11月20日「One more chance 」のSF撮影現場のお顔が、どれに当てはまるのかお伺いしたい(笑)
http://www.mjbackstage.be/photos/displayimage.php?album=lastup&cat=22&pos=4
特にこの写真。
かなり微妙。ほかにはいい写りのものもあるんですけどねえ。
上の4項目に
・下手なメイクによるもの 
も加えませんか?
MJはこの日の午後逮捕されたんですよね。この幻のSF完成型が見たかったな。

真央ちゃんが、「世界一可憐なモンスター」ならばMJは「世界一美しいモンスター」かな?
ちょっとべた過ぎ(汗)
ちなみに私、真央ちゃんのビックファンでもありますのよ(笑)
Commented by ピッピ at 2010-05-05 23:05 x
>>“インヴィンシブル”から「女」は、まったく感じられないんだよね。

確かにこの頃のMJは子供で手一杯、でもその子供達に満たされている感じでした。(笑)

私もダイアナ大好きです。ダイアナのコンサートは本当に観客をひきつけて
楽しませてくれますよね。
MJのようなエンターテイナーはいないと言うなら、ダイアナのようなエンターテイナーも
やはりふたりといませんね。
ダイアナは顔は変わらないけど(笑)、その時々の表情はすごく変化します。
PV見てるとその魅力にハマリます。

ズレてしまいすみません…これまでにしますね。(爆)
Commented by yomodalite at 2010-05-06 10:29
Thank You ALL!!! みんな、ホントありがとう!
この補足(1)に、こんなにコメントもらえると思ってなくて、正直びっくりしたり、疲れたり(笑)補足(2)どうしようと思ったり、なんですが、やっぱり、コメント欄は、ギャップを埋めていったり、自分への反省になるので、すごく感謝です。

そして、pytさん、ナイス質問!!と言っても、質問に答える気はなくて(笑)
これを利用して、

・30周年のときのような完全な変顔
・ヒゲボサに象徴される、単に気を抜いているだけの顔
・演技によるもの
・病気・育児疲れによるもの

を、完全に分けたいと言ったことを、撤回したいと思います(スマン!)
確か、shoさんへの返信で書いたんだよね。shoさんもホントごめん。

言ったときは、病気以外の理由を考えたいという気持ちが強くて、
そういう言い方になっちゃったのね。

病気に関しては、この考察の最後の方で、全部まとめようと思ってて、
「反省・まとめ・今後の課題」で、書いたと思ってたんだけど、書いてなかった(謝) (続く)
Commented by yomodalite at 2010-05-06 10:30
(続き) つまりさ、彼は、スリラー時代には、すでに白班症状が表れてて、
ヴィクトリーツアー前に、大火傷負ってるでしょ。
だから、スリラー、バッド、デンジャラス期のカッコいいMJだって、
ずっと「病気」と戦ってるわけじゃん。


だから、このときは、病気で、このときは、病気じゃない、なんて区別は出来ないんだよね。足の怪我(松葉杖)も含めてさ、彼はずっと「病気」を抱えてる。

頭皮の火傷だって、20代の若い男にとって、てっぺん△△ってだけで、ものすごいストレスでしょ。それなのに、そこからの方が“笑顔”全開、セクシー全開....(泣)

そういう病気をすべて乗り越えて、さらに、最初の幼児虐待疑惑で痛手を負い、2度の離婚を経験しつつも、待望の子供を得て、頂点の、そのまた上の頂点に立っての“インヴィンシブル”なMJを理解するには「病気」だけに目を向け過ぎてもと思ってるのね。

白班告白してから、メイクが更に白くなっているのも、なんていうかな、超負けん気強いっていうか。。攻める一方つうか、ドSじゃん(笑)(続く)
Commented by yomodalite at 2010-05-06 10:31
(続き) でね、

・下手なメイクによるもの。も加えませんか? なんだけど、

わたしもさ、一番の敵はカレン・フェイなんじゃないかと、何度も疑ったし、
特に「60ミニッツ」の恨み(笑)はなかなか拭えなかったんだけど、時系列で、ずっとMJの顔を見て来て、やっぱり、なんか違うのかな?っていう気もしてきたのね。

で、それが(8)以降の考察になるんだけど。。。
何度も言うようだけど、色々可能性はあるけど、とりあえず、すでに言われていることに関しては、できるだけ、はしょらないと、別の可能性の説明は出来ないんで、そこんとこ、みんなヨロシクね♡

舞蹴惹尊之命!世界中のMJファンのタトゥー好きな方にも、お薦めできそう!
それと、そんな昔のコメントまで覚えてくれていたことにも感激♡
Commented by yomodalite at 2010-05-06 11:06
さらに、補足(笑)

アメリカンバンドスタンドのときは、確かに体調が悪いようにも見える。だったら、今までのような“白いシャツ”でスマートに演じるんじゃなくて“赤いシャツ”で、もっとダークな世界を加えてみたら、どうだろう。みたいな、MJの心情を中心に考えて行きたいんだよね♡
Commented by 反kkk at 2010-08-28 00:23 x
初めまして。
唐突ですが、
反省しておられるのはわかってますが、マイケルにそんなこと入っちゃいけませんね。( 彼の経歴を知ったら、たとえ思ったとしてもそれに比べたら掻き消えてしまいますよ。)
失礼いたしました。ご無礼お許しくだされ

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by yomodalite | 2010-05-04 11:28 | マイケルの顔について | Trackback | Comments(16)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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