マイケル・ジャクソンの顔について(5)30th Anniversary

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2001年・30周年記念コンサート)




とうとう(5)まで来ちゃいました。

個人的に、ワールドカップまでに一旦ケリをつけなきゃと思って書き始め、MJの白塗りメイク至上、もっとも最悪だった“60ミニッツ”までを書こうと思っているのですけど、想像してたより長くなって困ってます。この時期のマイケルの顔に疑問があって早く答えを知りたい人、ごめんなさい。

でも、

私は、彼の顔について、父親の虐待を聞いただけで、幼児期のトラウマによるものとか、何度か顔が変化して見えるだけで、醜形恐怖で整形を繰り返したに違いないとか、一般心理学を超テキトーに引用しただけで、この超天才を、まるでわかったつもりになっている人たちのように恥を晒したくないので、出来るだけ慎重に考えているつもりなんです。

彼の整形に関して、上記2つの理由に関しては、自信をもって違うと確信していますが、だからと言って、これが真実だと言いきることはできないので、いくつかの仮説を、みなさんと検証していきたいと思っていますので、今後もご意見やご感想をいただけると嬉しいです。

また、彼の音楽に顔なんて関係ないと思っている人も多いでしょう。

でも、彼は天才ミュージシャンだっただけでなく、同じくらい天才パフォーマーで、ソロになった初期の段階で

世界にたった1人しかいない、完全にオリジナルな「顔」を創造したアーティストでした。

私は、彼の顔の変化には重要な意味があるような気がしてならないんです。



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だらだらと引っ張っているようですけど、ここからは、本当に慎重に行きたいんで、どうかよろしく♡ 

それと、あらためてお願いしますが、キモイとかグロいとか、便宜上使わせていただきますので、どうかご理解くださいませ♡

で、さっそくですが、

マイケルの顔のキモい時期の中でも、この30周年記念コンサート(30th Anniversary Celebration, The Solo Years 2001)ほど、造形的にヤバい時期はないと思います。特に客席に座っているときの彼の横顔は、当時キモいを通り越して、グロいとさえ言いたくなるほどの変化が感じられました。

(ここでアップしている写真が、あまりそう見えないのは、MJの奇跡と、私の愛の合体技です)

前回の最後、

この頃の「顔」は、何らかの事情によって変化していて、MJはそれを気にするどころか、むしろ「転んでもただでは起きない」精神で、楽しんでいるのかもしれない。

と書きましたが、別の可能性も捨てきれていないんです。その別の可能性とは、

「彼はあえて醜くしている」(整形かどうかは不明)

というものです。

30周年コンサート前半は、様々なアーティストがMJのヒット曲を彼の前で演じるという構成なのですが、彼らに拍手を贈っている客席のMJの姿は、もうこれ以上見たくないと思ったほど激変していて、当時の私は混乱し、その感情を抑えるために冷めた感情を抱き、スターの哀れな最後を見たような気分でした。私と同じように思った人はとても多かったはずです。

ところが、他のアーティストたちのトリヴュートが終わって、最初にジャクソンズとして登場し、そのあとソロとして登場したMJには、もう、これまでに見たことも感じたこともないほど感動し、衝撃を受けました。わたしが、彼に本当にのめり込んだのは、まさに、このコンサートをTVで見てからなんです。

特に、“The way you make me feel”は、このときが、個人的に一番好きなので、これまでの彼のパフォーマンスと比べてみましょう。(私が当時見たテレビ放送はブリトニー出演Verではない方でした)



(1988年のグラミー賞)





(1997年ヒストリーツアー)




2日間行われた30周年コンサートでは、1日目のブリトニー・スピアーズとの共演では、これまでの「Way you〜」のように、床に寝るパターンでしたが、2日目ではそれがなくなり、あっさりパターンになっています。

あくまで、個人的な感想ですが、30周年のときのMJは、純粋に芸術的存在になりきっているかのようで、これを見た後だと、もう、グラミーやヒストリーツアーのときのカッコいい顔がなんだか邪魔に思えてくるんですね(そんなことないという人が大半だとは思いますがww)。

とにかく、客席では、人間離れした姿にひどく違和感があったんですけど、ステージ上では、その人間離れした感じが、むしろ神懸かり的で、たまらないというか。。。


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一旦、そう見えてしまうと、私にはこの顔の変化が「失敗」なのかどうかわからなくなるんです。実際、私はこれまでとは違った感じでハメられましたし、このときの観客の熱狂もスゴい。。。

こういった感想は少数意見なのかもしれませんが、大多数を取り入れ、少数派も絶対納得させることで、ファンを拡大させてきたMJですし「そこまでやるか」は「THIS IS IT」まで、終世変わらない彼の姿勢だったことを考えると、ありえないとは言い切れないと思うんですね。


Well they say the sky's the limit
And to me that's really true
But my friend you have seen nothin'
Just wait 'til I get through...

人は可能性は無限大だと言う。
僕にとっては正にその通りさ。
でも、友よ、君にはそれが見えていない。
だから僕の言うことを理解するまで待つんだ。

(「BAD」訳詞:マイケルの遺した言葉より)



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一般的に流布されている、彼が「整形を繰り返した」というのは、度重なる整形の結果、もともと可愛い少年で、ハンサムな青年でもあったのに、最終的にまったく理解し難い「変な顔」になってしまったというものですが、

わたしが、彼の顔を年代別にずっと見てきて感じたのは、彼は、ときどき変な顔になるものの、またすぐ元に戻るということです。

バッド、デンジャラス期の顔が、好きな人は多いと思うんですが、その時期でさえ、完全にオリジナルな《顔》でありながら、なぜか普通の美意識をもった女子にすら、カッコいいと思わせたのは、本当に、スゴいことだと思うんですが、彼の鼻は、すでにこの頃から想像しているよりもずっと上を向いています。

その当時から、写真によっては、そんなに角度がついていないものもあったりして、不思議なんですが、とにかく、彼の鼻は、変化したと思っても、しばらくすると、また、この頃の鼻に徐々に戻っているように見えるんです。


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まずは、簡単に見つかると思いますので、30周年記念コンサートのときの写真を、各自でご用意いただけないでしょうか。(意図しない使われ方をしたくないので、ここには貼りません)

ここでの、写真は、厳選して出来るだけ美しいステージ写真を選んでいますが、ステージ上ではなくて、客席にいるときの写真で横顔だったら、更にいいと思います。

で、その写真と、以下を見比べていって欲しいんですが、




Rock & Roll Hall Of Fame(2001.3.19)
(MJ登場は2:19〜)
30周年の5ヵ月前で、
松葉杖姿が確認されたのは3月4日から





ナスダックの市場開始ベルを鳴らす
(30周年コンサートの一週間前。2001.8.30)






この後前回紹介した下記のイベント。

☆「メン・イン・ブラック2」のエージェントM役
(MJの出演が監督の口から洩れたのは、2001.10.19)

☆ヴァージンメガストアでのサイン会(2001.11.7)

ナスダック後にヘアスタイルを変えていますが、もしかしたら、ライブ用ではなく、エージェントM役のために変えたのかも。撮影後と思われる時期のあと、すぐ戻っているし。さらに「You Rock My Would」のSFで、髪にスカーフをしていたのも、もしかしたら、あのチョイ役のためだったりして。



第29回アメリカンミュージックアワード
(2002.1.9)




☆上記から3ヶ月後のアメリカン・バンド・スタンドでの「デンジャラス」のパフォーマンス(2002.4.20)。会場到着、バックステージ、ステージ、全部、顔がキモいので写真はアップしませんが、やっぱりステージはカッコいい!






☆同じ年、ドイツで偉大なアーティストに贈られる「バンビアワード」(2002.11.21)。MJ登場は3:10〜 ファースト老眼鏡は4:00〜。ちなみにこの2日前があの「幼児ぶら下げ事件」です。







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30周年コンサートがあった2001年は、3月6日にオックスフォード大学スピーチがあったり、幼年期の読書と就寝時の読み聞かせを促進する目的の「Michael Jackson International Book Club」(2001.3.25 残念ながら映像も写真もなし)など、今まであまり知られていなかった、MJの知的な面を垣間見られた時期だったと思うのですが、オックスフォードスピーチや、バンビアワードの老眼鏡など、すべて米国以外の場所なんですね。上記を順に見ていくと、

より多くの人が見る米国のテレビ報道のときは、キモい感じで、それ以外のイベントや、イギリスやドイツでは知的な面を見せているようにも見えます。

何度も紹介している「バンビアワード」ですが、スピーチ内容はこんな感じ。

(あまり良い訳ではありませんが)

親愛なるブルダ博士、親愛なるターンホッファー博士、レディース&ジェントルメン。

ドイツには素晴らしい思い出があります。 ベルリンに戻ってきて… ベルリンはエネルギーに満ちあふれていて、私にとって、それはとても特別です。私はベルリンを愛しています!

9月11日は世界を変え、ベルリンの壁は倒れました。 でも、最近新しい壁が造られました。

1989年にドイツの人々は言いました。「私たちは1つの国」だと。私たちはドイツ人であり、アルメニア人です。フランス イタリア、ロシア、アメリカ、アジア、アフリカ… 他にも多くの国があります。 私たちはクリスチャンで、ユダヤ人で、ムスリムで、ヒンズーで、 黒人であり、白人です。 私たちはとても複雑で、しかし、とてもシンプルな共同体であり、戦争など必要としていません。

そして、ドイツの子供に、これを言いたいと思います。

私たちは、あなたが必要です!世界はあなたを必要としているのです!どうか、あなたの夢に向かってください。あなたの理想が何であっても… あなたはなりたいことなら何でもなることができます。 宇宙飛行士、有名な科学者にでも、有名な博士にもなってください。 そして、もちろん芸術家になってください。…たぶん、あなたは私のようにバンビ賞を受けるでしょう。

私がドイツがとても好きで、私の心の特別な場所であるということを知って欲しいと思います。本当にあなたをとても愛しています! 命という贈り物に常に感謝して、 幸せに、そして、楽しんでください。愛しています。


MJはヒストリーツアーでも、フランス4回、イギリス4回に比べて、ドイツは10回で、最多回数のライブを行っています。かつての敵国であることや、統一後のドイツのことも気になっていたのかもしれませんが、日本で多くのツアーを行っている理由にもそれと同じ感情があったのかもしれません。


そして、MJはこの年の年末には、こんな感じになります。


Christmas Message - 2002




しかし、ほっと一安心したのもつかの間、翌年には悪夢のバシールと“60ミニッツ”が待っていました(泣)

さて、2002年の絶好調に思える“バンビアワード”ですが、実はその期間、

もっと絶好調なイベントがあって、そこでのMJは、もっと不思議系で、もしかしたら、バシールや60ミニッツへの見方が変わるかもしれないほどの“謎”が感じられるんですけど

長くなったので、次回に続きます。



《おまけ動画》

☆ほのぼの....“You are not alone”に酔いしれる2歳児
◎2 year old touched by Michael Jackson's music

☆この時期と少し後の彼の横顔がたくさん見られる動画
◎Michael Jackson Father PAI - Paris Jackson, Prince Jackson, Blanket Jackson




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Commented by mika at 2010-04-21 21:39 x
私、マイケルの30周年の顔、わざと変にしたと思ってましたよ!
それか、美容外科医のいやがらせかとか。
しかし、いろいろマイケルの顔で研究しましたね~。感心しますよ。マイケルの顔、きもいと思っても、イヤとは思わないのはなんなんだろう。顔がかっこいいとも思ったことないんですけど(しばくのは、やめてください)なんかこの人は違う人だからって感じで見てたからかな・・・。周りでは、かなりきもいと言われてましたがね。まだ、タラのん読んでません。
Commented by ピッピ at 2010-04-21 22:21 x
すごい研究ですね。MJって本当に同時期でも一瞬で良くもキモくもなるんですよね。
痛いなこれ~って思うのもつかの間、カリスマ表情のMJ登場でいい具合にキモ写真はfade out…。

ところでMJの追悼関連で思い出したんですけど、ブルックシールズに15歳頃ファンレターを書きましたら(笑)返事がきてautographをもらったんですよ。どっかにあるぞ!と探しましたら、なんとMJのタラ本も一緒にBOXに入っていました。NYの空港の売店シールが貼ってあったので読もうと買ったけど、機内では爆睡してたんでしょうか、大変きれいです。私個人ブルックとMJの接点はなかった時期なのに、同じboxに入っていたのが妙に可笑しかった(爆)さて、タラ本読んでみるか!?
関係無いことでスミマセンでした…。
Commented by yomodalite at 2010-04-21 22:35
mikaさん、感心サンキュ!
わたしって、“天才”を自分の狭くて浅〜い尺度でしか理解出来ない“バカ”のくせに、すぐに、上から目線でナメたこと言うやつが、大キライなの。

マイケルの「整形」に関しては、特にそういうのがウヨウヨしてるから、全部ぶった斬ってやりたいの♡

で、ハンドクリームはもう売ってるの?高いの?
(ハンドクリーム大好きなんですけど)

ピッピさんもサンキュ!
そのタラ本は、多分古いやつじゃない?初版本はわたしも読了済みなの。(まあ、結構面白い本なんだけどね。漂白とか書いてあるけど)少し前に完全本が出てて、そっちに興味があるんだよね。ブルックにファンレターの時期って、彼女がMJとつき合う前ぐらい?
Commented by ピッピ at 2010-04-21 23:00 x
そうですね。つき合う数年前かな?ブルックの「青い珊瑚礁」あたりです。(古っ)これが、学校の夏休み課題の一つで感想文やらを書かされたんですよ。そのついでにその感想文も英訳してファンレターを送るという英語の課題として夏休みの宿題終了にしたのです。(笑)

タラ本は初版ですね。全く読んでないと言うか記憶にない!これって話半分に…ってな本ですかね?続編だったのか知らなかったけど、リサマリーとの結婚時期の部分をやっぱり空港で立ち読み(爆)しました!
Commented by mika at 2010-04-21 23:32 x
確かに、あまりにもわかってないくせに何でもわかってる偉そぶった人が大きなこと言い過ぎるんですよね。
マイケルについて書かれてること大概つまらんですもん。
ここ読んでほっとしますよ。
ハンドクリーム、めちゃ高いですよ!226ドルかなんかそのへんの値段で、ダイヤモンドパウダーとか入ってるラグジュアリーなハンドクリームです。おひとついかがですか?夏発売予定です。私は、もち買いますよ!2個は買う。
タラの完全版、ラトーヤのとこしか読んでないの^^。エヘ。
だって私、ラトーヤファンですもの。。。
あ~、早くラトーヤの本が読みたいっす。
Commented by yomodalite at 2010-04-22 11:20
226ドルか〜。。ドリームって言うくらいだし、ラトーヤだし、
高いとは思っていたが。。。

あと、私はあのインタヴューでは全然しみじみしないよ(見つけました!)

ピッピさん、どんな本でもすべて「話半分」でしょ♡
Commented by pyt at 2010-04-22 22:51 x
早く答えを知りたい顔についての考察、全部読んでからコメント書こうと思っていたの・・・。でも

>>わたしが、彼の顔を、年代別に、ずっと見てきて感じたのは、彼は、ときどき変な顔になるけど、また元に戻るということです。

これ呼んだ瞬間、なぜか吹き出してしまったので何か書くことにしました(笑)
確かに彼の顔は元に戻ります。
いや、事実なのですが、この事実を率直に語り考察している方を初めて拝見し、何か感動すら覚えてしまいました(笑)(←真面目に言ってます!)
これがこの章のテーマになるのかな?

MJの変顔の理由のひとつに、病気等による(SLE等々)腫れ浮腫の可能性があるのかなあと考えた事があります。
特に思うのが、「You Rock My Would」のSFでの顔。
あれは、メイクの厚塗りだけでは言い得ない何か病的なものを感じるのですが。
テロボサや髭おやじなんて大好物。
どんな変顔だってMJならどんと来いの私でも、You Rock My WouldのSFはダメなんです。
何か痛々しくて目を背けてしまう。なのでこれだけは滅多に見ません。
では続きお待ちしています!
Commented by mika at 2010-04-23 00:13 x
ぎゃ、見つけられた!!
私は、そういう奴なんです。
Commented by yomodalite at 2010-04-23 00:28
pytさん(〜この事実を率直に語り考察している方を初めて拝見)感動サンキュ!
MJを語るのは、笑いと感動、両方ないとと思っているので、そう感じてもらえるとすごく嬉しい。なんかもうとにかく、もう少しはっきりさせとかないと、スリラー最高傑作なんていうのだって、他のことに比べたら、全然害はなさそうだけど、やっぱり、もういい加減にすべきでしょ。100回言えば真実みたいなことがホント多過ぎ。

病気の件は、すごく大きなファクターだけど、MJがどれだけ言いたくなかったかって言うところも、すごく重要だし。。。わたしは、彼の物語は最終的に、すごく「明るい話」だと思っているので、できたら、他の人にもそんな風に説明したいなぁと。。

でも、昨日から今日にかけてのアクセスの伸びとか、「答え」を知りたいとか言われると、かなりプレッシャーを感じてきました(汗)

「You Rock〜」は私も未だに一番苦手です。人は、せいぜい2つで一杯一杯なんだと思うのね。でも、MJは容量デカ過ぎるから...ブラホアはまだパート別になっていたけど、「You Rock〜」は、MJ本人の洗練が度を超えているために、作品としては「混乱」に見えてしまうんじゃないかな。
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by yomodalite | 2010-04-21 13:55 | マイケルの顔について | Trackback | Comments(9)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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