サッカージャーナリズムの問題点

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バンクーバーのフィギュアの結果に関しては、浅田真央の会見を聞いた2009年10月29日にはもう納得して、とにかく選手が、自分のベストを尽くすことができたら、それだけで、ファンとしては、盛大な拍手を贈れるし、感動を受取ることができる、そう思ってオリンピックを楽しみにしていたし、実際、出場した選手は全員、大舞台の緊張に呑まれることなく、素晴らしかったし、メダルを獲得できたことも、感動的でした。

それに引き換え....

どんなに長い間、一途に
努力しても、あまりにも報われることのない、日本のサッカー代表選手たち。



内容の割に、すごく大げさなタイトルにしてしまったけど、期待がもてないのは、岡田監督だけではないと思うので。。。WCは、サッカー固定客だけでは戦えないのに、その隙間を埋めることができずに、責められてばっかりの選手たちが、かわいそうでならない。

[木崎伸也on twitter]

20.藁にもすがる思いで、岡田監督が本田選手を起用したのも、サポーターが韓国戦の惨敗を受けて、きちんと批判したからだと思います。

17. 人間そう簡単に、ともに戦った仲間を捨てることはできない。しかし、解任騒動が岡田監督を追い込み、情や義理に流されている場合ではなくなった。だから、、しがらみにとらわれない選手起用に挑戦できた――と僕は考えています。ファンが厳しい声をあげることの大切さを、あらためて感じました。

14.つまり何が言いたいかというと、W杯が始まるまでずっと「岡田監督で大丈夫か?」と声をあげ続けることが、代表の強化につながるということ。


う〜ん、そうかな〜。
本田の起用に関して、今までしがらみにとらわれて起用しなかったなんてことあったかな?期待してたけど、固執している変な戦術の理解が今イチなんで、その部分で不満があっただけじゃないでしょうか。

岡田監督に関しては、サポーターは、当初の就任も現在解任されないのも、全員が不満に思っているけど、岡田監督自身も、そのことは解っていて、それだけに結果を出すことにおいては、前任者より、シビアに考えていると思います。ただし、それは「WC出場」まで。というレベル。

岡田監督は、サッカー協会と話が出来て、尚かつ、選手とコミュニケーションも出来るのは、自分だけ。という自負により、監督就任を受けたんだと思います。

前回出来なかった、本戦での勝利のチャンス、二度の代表監督経験、これらが、WC後の協会の中では、もう他を圧倒する経験になりますから。

岡田監督の選手起用に、いわゆる“情”なんてものが、本当にあるんですか?
彼は、カズを切った男ですよ。

今回だって、むしろ、情があったら、毎回の俊輔フル出場はなかったし(その疲労のせいで、俊輔のスペイン挑戦も、他の日本選手のスペイン移籍の可能性も奪われた)、トゥーリオ、中澤に固執して、未だにDF交代要因を育てられないのも、情ではなく、WC本戦より、アジア戦の結果重視だからでしょう。

しがらみがあるのは、選手とではなく、サッカー協会です。
そして、そこの、しがらみも“情”ではありません。

[World Soccer Plus 仲間意識強い協会に「岡田更迭」できっこない]

【金子達仁】2010年02月26日

(前文略)では、日本サッカー協会は非情だろうか。目的達成のために、他者から恐れられるほどにシビアだろうか。
 現在の日本サッカー協会の幹部となっているのは、サッカー不遇の時代を耐えてきた方ばかりである。当然、連体意識、仲間意識は強かろう。悪いことではない。彼らの頑張りがなければ、日本サッカーのいまはなかった。
 ただ、仲良しごっこを続けて行けるほど、サッカーの世界は甘いものではないはずだ。
 わたしだったら、昔からの仲間に更迭を宣告することなんかできっこない。岡田監督を更迭できなかった理由は、心情的によくわかる。だが、これが日本企業だったらどうだったか。結果も可能性を見せられずにいる部下に、責任を与えたままにするだろうか。
 ここ20年を振り返ってみて、日本サッカー協会が代表監督に対して厳しかったのは外国人監督の時だけだった。代表監督は日本人がいい? ならば、せめて人事権を持つ立場に外国人を登用するべきではないだろうか。日産が、復活のためにカルロス・ゴーンを呼んできたように。(スポーツライター)


あまりに、小泉改革チックな文章に、涙が出そうです。

協会にすら外国人をいう、ある意味、従来どおりの日本人的発想には、
絶望すら感じますが、ゴーンは、日産を、そんなにイイ会社にしたんですか?

そして、選手を自分の駒としか思っていない、あの会長が
“人情”で、リストラできないと本当に思っているんでしょうか?

私は、サッカー・ジャーナリストの方こそ、しがらみのない人を望みます(笑)。監督だけでなく記者にも外人が増やした方がいいかもしれませんね。今の選手への評価も大分変わるでしょうね。日本の海外サッカーが解ってる風の記者の評価と、外国人記者の評価が全然違うということもわかったりして...w、もし、そうなった場合、金子氏に仕事があるのかどうか心配ですけど...(余計なお世話ですね)

金子氏は、かつて、こんなことも言っていました。

http://supportista.jp/2009/02/news19200938.html

「僕はいまでもいっさい彼を信用していない」
スポーツライターの金子達仁が、玉木正之との対談集「ニッポンはどうすれば勝てるのか?」の中で、中村俊輔を信用しない理由について語っている。
金子氏は、99年から00年ごろ、二子山部屋の初稽古に中西哲生、川口能活、中村俊輔の3人を連れて行ったという。当時は横綱・貴乃花の全盛期、稽古が終わって、これから、ちゃんこを食いながら横綱の話を聞けるという段階になって、中村俊輔は「彼女と約束があるから帰ります」と言って帰っていったという。
それを受けて金子氏は、「その時点で中村俊輔というのはアウト。だから、僕はいまでもいっさい彼を信用していない。戦えません。うまいか、へたかは別の話ですけどね」と語っている。


まぁ、これに関しては、どういってイイかわかりません。

木崎氏の、

W杯が始まるまでずっと「岡田監督で大丈夫か?」と声をあげ続けることが、
代表の強化につながるということ。

という意見に、サッカー協会が耳を貸さないうえに、解任したい岡田監督が、功労者の選手を切ることに繋がらないかという不安と、

しがらみを「情」という言葉で説明している限り、それはジャーナリズムではないと思いますし、それが「情」を貶めることに繋がっていることに、そろそろ気づかないと、日本人の人情の危機も、もう大変なものです。

忠臣蔵、判官贔屓、日本人は、“情”なら、ひとつになれるはず。
あのとき、カズと心中したかった。という言葉を何人から聞いたことか。

ワールドカップで戦う選手たちも、応援するファンも、ひとつになれないのは、それが、決して“情”なんかではないからです。

勝ち負けよりも、大事なものを見失ったうえに、勝負にも負ける、そんな結果が見えてしまうから、今のサッカーをとりまく状況は、ツライ。

☆↓バーレーン戦の真っ当な感想
◎バーレーン戦 「この試合の結果と内容が最低限であり、W杯本番に向けては、ここからどれだけ上積みできるかが問われている」
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by yomodalite | 2010-03-05 16:57 | スポーツ | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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