正座と日本人/丁 宗鐵(てい むねてつ)

正座と日本人 (The New Fifties)

丁 宗鐵/講談社



週末は、タイガー・ウッズの不倫報道をNHKも取り上げたことに驚きました。ていうか、もう驚いたというよりは呆れました。要するにオバマ攻撃へのゴングが鳴ったということなんでしょう。これから一体どうなることやら...

まあ、よその国のことよりも、これからは日本回帰だ!と思っても、うっかり間違った“大和心”を育んでしまうことも多いので要注意なんですが、そんなトラップに引っ掛からないために、一番カンタンなのは、

落語に行くこと。(ただし、こぶ平以外♡)

笑えるうえに、“正座”しなくてもイイですから。

間違った“大和心”を避けるには、正座に関しての感覚をまず見ることが重要だと思うんです。正座にまったく疑問をもっていないところは、理不尽な修行や決まりばかりで、官僚か会社員か兵隊か、いずれにしても奴隷か、その管理者として教育されるだけです。

このブログで“正座”に関して書いたのは、こちら↓

浮世絵のきもの(1)/「ボストン美術館 浮世絵名品展」

浮世絵には、“現在の生活”と“今のアニメの世界”ぐらいの表現の違い(ファッションや体型etc..)を考慮する必要はありますが、残された衣類を見る限り、やっぱり間違いありませんね。

では、なぜ今の茶道が、あんなことになったか?という答えは、第2章に。その他、縄文時代の座り方とか、福助人形とか、日本薬科大学、東京女子大学の教授で、歴史好きで武道、茶道を嗜むという、本書のテーマには願ってもない著者による、“正座”の話がてんこもり!

そうに違いないと思っていたことから、まだはっきりとは言えないなぁと思っていたことまで、本当に私のために書いてくれたかと思うぐらい、至れり尽くせりの内容に感動しました。

きもの女子および、グローバル時代に誇り高く生きたい日本人にオススメの教養書!!!

特に、長唄も三味線も和裁など、“道”がつかずに、合理的に技術を学ぶべきところなどは、床座りは、お互いのために止めませんか? 
師匠!お願いですから、イス用意してください。

☆参考サイト
◎松岡正剛・千夜千冊『正座と日本人』

【目次】
第1章 座り方の意味
第2章 茶道と正座
第3章 武士から庶民へ
第4章 畳と正座
第5章 着付けと正座
第6章 明治の時代背景と正座
第7章 歴史に見る正座
第8章 正座よもやま話 今の常識、再点検
第9章 正座の解剖
第10章 正座の応用
____________

【内容紹介】素朴な疑問、日本人はなぜ正座をするのか? 漢方医学の大家が、古今東西の資料を渉猟し、日本人と正座の関係を紐解く。端緒は著者のクリニックにやってくる「膝が悪い」という患者さんの増加にあった・・。講談社 (2009/4/22)



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by yomodalite | 2009-12-07 16:38 | 歴史・文化:美術 | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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