本田圭佑

f0134963_11292332.jpgキリンチャレンジカップ2009〜ALL FOR 2010!
日本 2-0 スコットランド

結果から言えば、1点目はオウンゴールで、シュートを決めた唯一の選手は本田でした。
この試合の本田の評価として大多数のものは、動きが少なかったが、一応決定的な仕事をした、というものでしょうか。



確かに、FKを得たとき中村憲剛ではなく、本田に期待したし、実際打ったキックも素晴らしかった。でも、こういったプレイは彼がオリンピック代表だった頃から定評があるもので、オランダ2部リーグで16ゴール、13アシストで評価が上がったとされる、彼の成長を感じさせるものではない。

オランダでの本田の活躍を実際見たことがないので、どうもよくわからないのだけど、本田は日本にいたときと、まったく変わっていないように見える。元々もっているキック力が、現在の環境に適しているのではないでしょうか。

オランダリーグは、欧州CLでアヤックス、フェイエノールトが輝かしい戦績をもっているので、強豪というイメージがあるのですが、最近のエールディヴィジの実力はどんなものなんでしょう。

ちなみに、本田にシュートへの意識を促したとされるVVVフェンローの同僚、FWサンドロ・カラブロは、2部リーグ、34試合で25ゴールで得点王を獲得していますが、オランダ代表ではありません。

同年1部リーグの優勝チームAZのモロッコ代表ムニル・エル・ハムダウィは23得点で得点王。彼はAZの前はプレミアリーグのダービーで4試合で3得点。モロッコ代表戦では1得点。また、ハムダウィと得点王を1点差で争ったルイス・アルベルト・スアレスはウルグアイ代表でボリビア代表とチリ代表相手に得点しています。

また前年の1部リーグ得点王は、アヤックスのクラース・ヤン・フンテラールで、2007-2008、34試合33得点。オランダ代表としてEURO2008に出場し、ルーマニア戦で1ゴール。2008-09シーズンの冬にFWのケガが相次いだレアル・マドリードに約26億円で移籍しましたが、20試合8ゴールの成績でACミランへ。

MFの本田と、FWの得点力を比べるのはおかしいのは重々わかっているのだけど、日本での本田に対する報道は、妙に得点力への期待が大きく、本田自身も、得点への執着や、FWのカラブロからの影響が大きいので、一体、本田の今のスタイルは、本戦で、どれぐらいの得点が期待できるのかを冷静に考えてみたいんですね。

オランダ代表ではファン・デル・ファールトという選手が、凄いドリブルキープやアクロバティックなプレイで、守備から免れていましたが、オランダ代表は前評判はいつも高いけど、毎回本戦で勝ち抜くことができません。本田は、あのレベルには全然達していないし、守備だけでなく、そもそも動き出しの量が少ないうえに、攻撃の行動半径も狭いんじゃ、得点のチャンスもかなり限られるので、チームワークを維持するのが困難になる可能性があります。

今回で3回目の代表で、まだ決定的な仕事をしたとは言えない本田は、相変わらず守備をしなくてもいいように配慮した専用のフォーメーションが採用されているらしいVVVと同じスタイルを貫こうとしているように見えたのですが、2軍のスコットランドに対しても、それは通用したとは言えませんでした。(得点の半分以上は森本の力ですから)

マスコミや一部の本田信者が期待していて、まだ実力を出し切っていないと思っている“本田”とは、オランダ優勝チームの得点王でも、厳しいと思いますが、彼はオランダ上位チームでもなければ、FWでもないんですよ。本田の活躍は、オランダ下位チームの戦い方からいつ吹っ切れるかが鍵ですね。でも彼はオリンピック代表から、ああいったスタンスですから、私たちの期待に間に合うかどうか。。。

本人は、試合前に森本を活かしてあげたいとか言っていましたが、攻撃の起点としてはプレイの幅が狭いですね。同じく岡田ジャパンとのプレースタイルの違いを語っていた森本がわずかな時間で持ち味を出したことに比べると、本田は一部で言われているほど、自分を客観的に見られる選手ではなく、(言葉と身体が一致していない)、パサーとして引き出しが少ないので、石川も前田もパスの出し手がいなくて可哀相でした。むしろ、前田の方が下がって、本田がワントップの方がイイとすら思えました。

途中、石川とポジションチェンジをしましたが、やっぱり真中でも、無駄なパスが多かった。俊輔が無駄にコネているという人がいますが、本田のそれは“ペースチェンジ”を意識したものではなかったのでは?


f0134963_1953650.jpgスコットランド戦先発メンバー
画像引用「まおうの勘違い評論」
http://darkstard.blog58.fc2.com/blog-entry-1409.html
(※毎回お世話になっています)







日本のクロスからの決定力の無さに悩む俊輔、持ち味を出し、今後に期待できる選手を発掘したものの、選手より実力で落ちる岡田監督。。。さて、トーゴ戦のメンバーはどうなるのでしょうか?

【ここまでの代表戦での選手評価】

何よりも必要なことは、阿部や橋本といったユーティリティープレイヤーを、ボランチやCBに起用しないこと。とにかく中沢・トゥーリオ以外の安定したCB探しを一刻も早く!!

×阿部/好きな選手ですが、代表CBとしては無理。
×橋本/安定感はあるが、本戦メンバーに残るとすれば、代表への期待値は下がる。
×大久保嘉人/嫌いな選手ではないが、現在、リスクを冒して使うほどの魅力はない。
×玉田/好きな選手ですが、ケガでの離脱もあり、本戦での活躍は期待できない。

△岩政/大型DFとしての新戦力に期待大だが、香港戦ですら危険なミスがあったのは心配。腰の重いスコットランドに対して、引きすぎていたのもマイナス。
△徳永/とにかくDFは今のままでは本戦に期待できない。今後の成長に期待。
△今野/スコットランド戦での中村憲とのボランチは悪くなかった。
△内田/ベストのコンディションなら、先発でなく後半からの方が活きる。

○駒野/センタリングの精度から先発としては内田よりイイかも。
○本田/FKは魅力的だが、代表MFとしては意識改革が必要。守備だけでなく、パスの出し手としても不満大だが、FWなら、森本とのツートップで観客の期待値は上がる
○闘莉王/好きな選手ですが、代表DFとしては不安要素がかなり大きい。要改革。ただし、FWなら俊輔のクロスから得点できる唯一の選手かも。。
○石川/面白い要素があり、あと数試合見てみたい。
○松井/好きな選手ではないし、現在MFの中でもっとも点の匂いがしないが、相手ファールを誘うことはできる。
○前田/スコットランド戦では持ち味が出せなかったが、今後のFWの組み合わせ次第。

◎中沢/日本の代表DFとしては、一番の安定力。
◎長友/久しぶりの本格的左サイドバック。毎回進歩している印象。
◎稲本/守備の安定感とキック力が魅力だが、橋本とのコンビでは前線への供給に欠けた。
◎遠藤/闘莉王への見張り番として以外は文句なし。
◎長谷部/試合ごとに進化が発見できる。
◎中村俊/他に代わりはいない!仮に故障したとしてもベンチに入れたい精神的支柱。
◎中村憲/スコットランド戦では前半はイイところがなかったが、後半はボランチとして機能した。
◎森本/デヴュー戦30分余でチームにフィットし持ち味を出した。ボールを受けるのも出すのも上手い。
◎岡崎/相手レベルによっては確実に点が取れる。森本とのコンビにも期待できる。

【他の方の意見】

「FCKSA55」
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Blog版「蹴閑ガゼッタ」
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by yomodalite | 2009-10-11 20:16 | スポーツ | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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