映画『20世紀少年 <最終章> ぼくらの旗』/監督:堤幸彦

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コミック全巻読了後に始まった映画化。第一章、第二章は観ていませんが、最終章は観に行きました。マンガ版は、他の浦沢作品にも言えることですが、途中の面白さに比べると、なんだかもの足らなさを感じてしまうという最終回でしたが、映画版は、浦沢自身が脚本に参加していますし、苦しんで終了した連載作品を再度見直し、より一層の作品に仕上がっているという期待がありました。




そもそも、「ともだち」の正体という謎解きは、ストーリーの牽引役ではありますが、本来、この作品の魅力は、20世紀、アメリカから強烈に影響を受けながらも、まったく独自に発達した「サブカルチャーの国、日本」が、再編集されている点だと思うので、正体がわかってからの方が落ち着いて楽しめるんじゃないかな、と。

豊洲のユナイテッドシネマ、公開後3日目のレディースデー、13:30の客席は、70〜80%は埋まっていたでしょうか(4:30の回からは更に人が多かった模様)。ネタバレはできませんが、結果からいえば、私と同じようにマンガは読んでいるけど、これまで映画は観ていないという人は、最終章は観た方がいいかも。

それは、事前に報道されていたとおり、エンディング以降にマンガにはないエピソードが追加されているからではなくて、やっぱり映像作品にしておくべき作品が、きちんとそうなっているという点に尽きますね。この作品は、海外の日本カルチャー好きな人を中心に永く人気を保てる映画じゃないでしょうか。

3部作にしても、エピソードの省略、個々のキャラクターの薄さなどは、犠牲になっているのは残念ですし、「ともだち」が誰か?という謎解きが、興味の大半だとしたら、評価は低くなるのかもしれませんが。。。。

それにしても、マンガ、推理小説、、、日本には、シーズン4ぐらいは熱狂できるシナリオ元が一杯あるのに、そろそろ映画だけでなく、TVシリーズにして世界に売ればいいのにね。

★★★★
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by yomodalite | 2009-09-03 00:04 | 映画・マンガ・TV | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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