精神科医は腹の底で何を考えているか(幻冬舎新書)/春日武彦

精神科医は腹の底で何を考えているか (幻冬舎新書)

春日 武彦/幻冬舎




誰もが心の病気にかかると言われていますが、まだ一度も精神科医(心療内科も同様)に会ったことがない人は、ぜひ本書をおすすめします。

特に、精神科医は人の話を聞くのが好きだったり、医者の中では文系なんじゃないかと思っているあなた。。ウツになってから実態を知ったら、ショックで死ぬ恐れがあります。

ウツになってからでは、到底つきあえないのが、精神科医なんですよね(笑)

私の印象では、皮膚科と精神科医には共通点が多い。

ともに、薬を処方する以外何もすることがなく、しかも処方される薬には副作用があるうえに、完治が難しい。アトピーで皮膚科にかかったことのある人なら、どんなにつらくても、医者がしてくれるのは、副腎皮質ホルモンの薬をくれるだけ。

という体験があると思いますが、精神科外来も大体そんな感じです。カウンセリング行なう精神科医はほとんどいませんし(しかもカウンセリングは高額)「心のケア」は医者の仕事とは思われていません。医者のパーソナリティーも含めて、精神科と皮膚科は似ています。

本書は、累計100名の精神科医を描いたと内容紹介にはありますが、100通りの個性的なパーソナリティーが描かれているわけではなく、極一般的な精神科医の日常に100個のツッコミを入れたという感じでしょうか。

あなたが絶世の美女か、有名人でない限り、現実の精神科医の対応は、きっとここに書かれているとおりでしょう。患者として、あらかじめ理解しておくために最適な良書だと思います。
___________

[BOOKデータベース]精神科医とはどんな人たちなんだろうか。人の心を治療する医者だから、人の心の闇を知り精神の歪みにも精通し、人格的にも高い成長を遂げているはず。だが本当はどうなのか。テレビに出てくるあの人はあやしくないか。臨床体験豊富で熟練の精神科医である著者が、エクソシスト医師、無責任医師、赤ひげ医師、新興宗教の教祖的医師、タレント医師、世間知らず医師などなど累計100名を、裏も表も建前も本音もすべてリアルに描き尽くす。 幻冬舎 (2009/01)

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by yomodalite | 2009-08-12 21:58 | 精神・教育・自己啓発 | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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