大麻ヒステリー(光文社新書)/武田邦彦

大麻ヒステリー~思考停止になる日本人~ (光文社新書)

武田 邦彦/光文社




環境問題やエコロジー偽装に関して、先鋭的な著作を生んできた著者による大麻本。これまでの著作と同様、科学的な内容に加え、良き時代の日本への回帰を訴える内容。今年になってから、大麻所持による一般大学生の逮捕が目立つようになった。正直、大麻ごときで、大学生が逮捕されるとは。。と思った人は多いはず。でもそんな意見を公にすることはできません。

有名人なら、深夜、人通りもないところでの全裸で家宅捜査されたり、痴漢でも家宅捜査のうえ懲役刑を課せられたり、一般人でも、微々たる交通違反で多額な罰金が課せられたり、社会の監視体制が年々強化されていると感じるのはわたしだけでしょうか。最近見送られた「児童ポルノ禁止法改正法案」なども同様ですが、所持だけで罰則ということになれば、犯罪者を作り上げようとする意志があれば、簡単に遂行できてしまうような法律が国民への理解もなされずに、どんどん法律化されていってしまう。

法律が犯罪を生み出すことへの危惧は、もうこれ以上国民として見過ごしてはいけない段階になっているんじゃないでしょうか。

犯したこと以上の罰則が課せられるような、余分な法律が続々と作られようとしているのは何故なんでしょうか。そろそろ、そのしくみ自体に反対していかないと、どんどん住み難い世の中になってしまいそうです。

過剰な煽動報道により、不安を煽られ、ヒステリーにならないために。
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【出版社/著者からの内容紹介】●大麻は痲薬ではない。法律が犯罪を生みだす----。
『環境問題はなぜウソがまかり通るのか』『偽善エコロジー』の著者が、科学的知識と歴史的事実をもとに、常識のウソを暴く!  光文社 (2009/6/17)

●大麻取締法違反で逮捕された芸能人や文化人、スポーツ選手、大学生などを、テレビや新聞を中心としたマスメディアが袋だたきにする----同じような構図が、日々繰り返される。
しかし多くの日本人には、大麻がどういうものか、大麻取締法がどういう経緯で成立したか、そもそも痲薬とは何かという知識が決定的に欠けている。にもかかわらず、なぜ大麻というだけで思考停止状態に陥り、批判の大合唱になるのだろうか?
日本人が日本人であるために、そして自らの頭で、科学的に考える習慣をつけるために、さまざまな側面から大麻問題を考える。

【オビより】
Q1 精神作用のある成文(THC)の含まれない大麻を育てても逮捕されますか?
A1 逮捕されます。
Q2 THCの作用はどういうものでしょうか?
A2 依存性、禁断性、耐性、切望感、いずれもタバコやアルコール以下です。
Q3 「入り口論」というのを聞いたことがありますが......?
A3 科学的には否定されています。



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by yomodalite | 2009-07-28 17:20 | 科学・環境問題 | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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