立川志らく独演会:なかのZERO小ホール(2009.7.5)

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久しぶりに志らくさんの独演会に。

前座はらく太さんの「青菜」、次ぎが、二つ目の志ら乃さんの「持参金」。

志ら乃さんは、若いときの談志のしゃべりに少し似ていて、顔は志らくに似ている。独演会なのに、弟子が二人も!と思いましたが、立川流の中でも弟子が多い志らく師匠だからでしょうか。でも、志ら乃さんは二つ目でこんなに上手い人他にいるのかな?と思うほどの落語家さんなんですけどね。で、ようやく、志らく師匠登場。

枕は、客席にわずかに空席があり、都内の独演会で空席とは(嘆)。。月に何回も独演会ばかりで客も大変。これというのも自分が嫌われていて、二人会をやってくれるのは花緑さんぐらいとか、今の政局を落語会に当てはめて、もし家元が死んだら。。。という立川流お得意のネタ。談春への悪口、金髪ブタ野郎など、毒舌満開なのは、相変わらず笑わせてくれるのだけど、政局に関しての感覚は少し古いかな。。談春さんならこれでもいいんだけど、志らくさんの場合は、もう少しインテリ層受けを狙って欲しい。一度は政治家も志した、大師匠談志の限界を考えれば、志らくさんは今のままだと談志を超える可能性がなくなってしまう。

現在の日本政治の危機は、落語の未来に大いに関係あるという視点が感じられなかったのは、「才人」としては、ちともの足らないんです。志の輔師匠の政局話には、確かにそういう感性が感じられますから。

それから、死んだからって、誰も彼もがマイケル・ジャクソン賞賛というのは納得だけど、「スリラー」しか知らないと言うなら、志らく師匠もごちゃごちゃ言うのはマズい。それじゃあ、よく言う「寄席」レベルでしょ。師匠が大好きな、あのフレッド・アステアが絶賛したマイケルにその程度の知識で語っていいんでしょうか。

才人と言われる人だけに、志らく師匠には、どうしても厳しい目で見てしまいます。で、枕話はこんなところで。

一席目は『死神』。例の呪文は、

「あちゃらかもくれん、金正日。実の子より、赤の他人の写真の方が似てますか?」 と、「あちゃらかもくれん、『雨ン中の、らくだ』、ところで、『赤めだか』より売れましたか?」

『赤めだか』読了後は、『雨ン中の、らくだ』も、やっぱり読むべきかな〜。

仲入り後は、カリスマの死が続いた世相話から、死人繋がりで『らくだ』。

髪の毛を歯で食いちぎったり、残った毛をむしり取ったりの『らくだ』でした。落語のレベルは高いのだけど・・・


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by yomodalite | 2009-07-06 11:30 | お笑い・落語 | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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