売国者たちの末路/副島隆彦、植草一秀

売国者たちの末路

副島 隆彦,植草 一秀/祥伝社



ここ数年、流行語大賞も、今年を表す漢字も「売国」でいいんじゃないかと思うほど大流行なんですが、

中でも、「キング・オブ・売国」竹中平蔵氏と、小泉純一郎氏が行なった数々の売国行為と、売国者によって、犯罪者に貶められた優秀な経済学者で愛国者の植草一秀氏の真実が一冊によくまとめられています。

副島氏の弟子で、『ジャパンハンドラーズ』の著者でもある中田安彦氏は本の内容は大きく3つに分かれ、

現在アメリカを襲い世界に波及している、アメリカ初の世界金融恐慌についての分析と、

有力エコノミストである植草一秀氏に痴漢の罪をでっち上げて、「破廉恥(はれんち)罪」というレッテルを貼り、拘置所に閉じこめ、社会的に抹殺しようとした、「国家権力の手先」との熾烈な戦いの記録。

そして、エコノミスト植草一秀の目から見た、「流行の経済思想の流通業者・竹中平蔵」の分析、解説であり、この3番目の部分こそが一番の読みどころと評しておられます。

植草氏は、かつて大蔵省での同僚でもあり、若い頃の竹中氏の姿を間近に目撃していて、竹中氏の経済学者としての変節も、大臣として登りつめていった過程も、よく知っている。また、「かんぽの宿」のオリックス(宮内義彦会長)への安値払い下げ問題にも深く触れられているので、全国納税者の必読の書と言っていいでしょう。

アマゾンレヴューでも発売後一週間未満で20件以上のレヴュー、ランキングでも政治経済部門で1位、一般書部門でもベストテン入りとよく売れているようなので、未読の方は選挙までにお買い求めになられますように。

売国者も、末路と聞けば、哀れにも思え、溺れる者に石をぶつけるのもどうかと思えてしまいますが、被害者の植草氏は、6月27日に、最高裁は上告を棄却を決定し、近く収監が決まってしまいました。

今度の総選挙では、この決定をだした最高裁判所判事の近藤崇晴(こんどうたかはる)に、国民審査で×をつけるのもお忘れなく。

★追加更新
那須弘平(なすこうへい)←この名前も憶えておこう!


「佐藤優元分析官の有罪確定へ=猶予付き懲役2年6月−外務省背任事件・最高裁 」
2009年7月1日 17時9分  時事通信


国際会議への派遣費用を外務省の関連機関に不正支出させたなどとして、背任と偽計業務妨害の罪に問われた同省元主任分析官佐藤優被告(49)=休職中=について、最高裁第3小法廷(那須弘平、なすこうへい 裁判長)は6月30日付で、被告側上告を棄却する決定をした。懲役2年6月、執行猶予4年とした一、二審判決が確定する。

植草一秀の知られざる真実
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/

日本電子新聞社「『売国者たちの末路』を読んで、選挙に備えるべし」
http://www.qualitysaitama.com/?p=2640

___________

【内容紹介】リーマン・ショックを的中させた副島隆彦氏と植草一秀氏の対面が実現。国民を不幸にする国家権力に対して「共闘宣言」を叩きつける。
植草氏は1990年代、日本を代表するエコノミストとして華々しく活躍していた。しかし2001年4月の小泉純一郎政権誕生後、その経済政策(すなわち竹中平蔵氏主導の『構造改革』路線)に異を唱えつづけたところ2度にわたって「痴漢事件」の犯人となり、公的な職を失った。2004年の事件は罰金刑が確定したが、2006年の事件は最高裁で係争中である。現在はブログで政治・経済分析を中心とする言論を発信している。
副島氏は早くから「植草氏は冤罪。売国者・小泉=竹中政治の謀略に嵌められた」と指摘。同時に植草氏の言論活動を高く評価してきた。
両氏が相見える本書では、小泉=竹中政策の糾弾はもとより、民主党・小沢一郎代表への国策捜査、「かんぽの宿」問題に象徴される郵政民営化の闇、世界金融危機の行方まで、新聞やテレビでは触れることのできない「真実の言論」を展開する。
祥伝社 (2009/6/23)



[PR]
トラックバックURL : http://nikkidoku.exblog.jp/tb/11410878
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by 田村 健 at 2009-06-29 19:48 x
植草氏が勾留中に自殺(殺害)されることが一番気になります。
Commented by yomodalite at 2009-06-29 23:56
口封じにはすでに遅いので、そんなことにはならないとは思いますが、ご家族も大変辛い経験をされているでしょう。真実が広がることが大事ですね。
Commented by kawamoto at 2009-09-30 18:54 x
植草問題は気になりなりながら半信半疑で「読もう!」という気になれなかったのですが、このブログを読んで注文しました。
それにしても、“お気軽専業主婦”の幅広い見識に敬服!!
Commented by yomodalite at 2009-10-01 16:19
幅広い見識とは大汗ですが、、ご注文ありがとうございます!もうここまで真実が伝われば収監中の事故もありえないでしょう。
これからもお気楽に読書三昧な日々を送る予定ですので、また是非お越しくださいませ。
名前
URL
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

by yomodalite | 2009-06-28 23:51 | 政治・外交 | Trackback | Comments(4)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


by yomodalite