2ちゃんねるはなぜ潰れないのか? (扶桑社新書)/西村博之

2ちゃんねるはなぜ潰れないのか? (扶桑社新書)

西村 博之/扶桑社



本書は2年前に出版されたものですが、タイトルのみが要で粗製濫造されている新書においては、2、3年寝かしてから読むというのも悪くないかと。このタイトルも、ロングヒットした『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』のもじりだと思いますが、内容の深さと、著者のタレント性、近未来予測など、本家を遥かに凌ぐというか、実用を求めない“活字好き”な方なら、こちらの方が遥かに面白く読めそう。

ただ、「2ちゃんねる」に関してのみ興味のある方にはもの足らない気もします。また巻末の小飼弾氏との対談はプログラミングの知識がない人にはまったくわからない内容ですが(わたしも全然わかりませんw)、全体としては“Web2.0”という言葉を大ざっぱに知っていれば通読可能なレベル。

ひろゆき氏のことは、“あなどれない奴”という印象があるのみで、具体的には何も知らなかったのですが、今後はさらに注目していきたい方ですね。

最新刊の『僕が2ちゃんねるを捨てた理由』や『思い出に残る食事』も読んでみようと思います。
________

《目 次》
・まずは結論
・ITのウソ
・明るい未来への誤解を解く
・【対談】佐々木俊尚×ひろゆき
・間違いだらけの法律
・メディアと2ちゃんねる
・【対談】小飼弾×ひろゆき

【BOOKデータベース】Web2.0に隠された真実を“この男”が読み解く。もう、これ以上、インターネットは社会を変えない。 扶桑社 (2007/6/29)

【内容紹介】1999年に開設した『2ちゃんねる』。閉鎖やドメイン差し押さえに関する、噂や報道が幾度となくありました。2006年頃からは書き込みに関する裁判問題で、報道されることが増えています。しかし、インターネットの構造を考えると、“潰すほうが大変”であると管理人のひろゆき氏は説明します。本書では、2ちゃんねるの管理運営を通じ、ひろゆき氏が考えるインターネット論を展開。数多のインターネット賞賛本とは異なる、技術者であり、“ネ申”であるひろゆき氏が考えるインターネット“進化論”となっております。また、IT系ジャーナリズムの第一人者・佐々木俊尚氏、カリスマプログラマー・小飼弾氏との対談も圧巻です。



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by yomodalite | 2009-06-17 11:06 | 雑学・Web | Trackback | Comments(0)

旧「読書日記と着物あれこれ」。歴史/文学/お笑いを好み、着物生活をしていたはずが、いつしかマイケルジャクソンのように本を読もうになってしまったブログ。永年暮らした東京を離れ、現在は大阪を満喫中。


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